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バルセロナの『ミロ-ピカソ』展をたずねて 【その2】

私も蠍座で
なんならピカソと同じ誕生日だ。
そんなことを知った小学生の時
同じ誕生日なら同じような人生を歩むかもしれないという思いを秘め
学校の図書館で借りたピカソの本を読んで
スペインのマラガで生まれ
後に、バルセロナに移り住んだことを知った。
これが、私が最初に『バルセロナ』というワードを認識した時だった。
バルセロナに移り住んだことだけは同じだが
歩んだ人生は全く違う、違いすぎる。

今回の展覧会で、ピカソの展示物に
カワイイふくろうの作品が目についた。
ピカソはハトが好きで、娘に「パロマ(鳩の意味)」と名付けたほどだ。
鳩も飼っていたが、ふくろうも飼っていたそうで
その作品はどれもかわいいくて
どれも描き方が違う。
ふくろう好きにはたまらない展示会だろう。

ミロ-ピカソ展で出会ったふくろうたち(一部)


ふくろうが描かれたお皿もあった。
こんなにかわいいふくろうちゃんたちを観て
描くことって自由なんだなぁとつくづく思ったのだ。
ミロもそうだけれど
目に見えることを描かなくていい。
むしろ目に見えない自分だけの世界を描けばいいのだと
ミロもピカソも教えてくれたような気がした展覧会だった。

見終わって家に帰る道すがら
私も自由に何かを描いて見たいと思ったほどだ。

もしバルセロナに来たならば
ぜひこの展覧会を見て、
自分でも描いてみたい!
そんなふうに思ってみたり
ミロとピカソの本物の絵を見て、感じて
何を自分は思うのだろう。
その何が出てくるのか?が
展覧会のおもしろさだと思う。

『ミロ-ピカソ』展は2023.10.20-2024.2.25まで

バルセロナのピカソ美術館の情報はこちら

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チケットは、どちらかの美術館のホームページからオンラインで
両方の美術館が見れるチケット予約をした方がお得です。
オンライン予約をすると二つの美術館鑑賞ができて22ユーロ
ただし旅行の場合、予約時に日時を記入するので予定が立てにくい場合は割高だけれど直接行って購入した方が良い。特に長蛇の列で入場に時間がかかることはないと思います。
私は予約せずに直接行って、チケットを購入しすぐに入場できました。
直接行って購入するとミロ美術館14ユーロ、ピカソ美術館14ユーロ

バルセロナにお住まいの方は図書カードを使って入ると
ミロ美術館は7ユーロ
ピカソ美術館は7.5ユーロ
なぜか、両方の美術館が見れるチケットをオンライン予約すると15ユーロと
お得にならず、逆に割高になるという現象が不思議。
バルセロナマジックかしら〜。
ですので、図書カードの場合は直接行って購入するのがベストです。

それでは、今日も良い1日を!
ボンディア!

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