記事一覧
もしもあの時に戻れたら
24歳に戻ったらどんな風に生きてみたい?
そんなことを友人と話した。
僕は当時ミュージシャンをしていたし、彼はとある劇場の支配人をしていた。
頭の中で考えを巡らせている中、彼がゆっくりとした口調で話し始めるのを僕は聞いていた。
過去があって今がある。今があって未来がある。
たまたま立っている現在のこの場所に感謝している、と。周りに感謝しかない、と。
「また同じ人生を歩むかなあ----」
また会えますように、から3年。
写真についてあれこれ考えていると、ふと自分を悩ませることがある。
僕はどんな写真が撮りたいんだろう。
根本的すぎて表面化せず、日々写真を撮ることの楽しさに埋もれてスルーしてしまいがちなことのひとつだった。
3年ぶりに会った僕にとって本当に妹のような2人。冬らしい柔らかい光の中で、またこうやって会うことのできるしあわせを込めて静かにシャッターを切った。
「こんな風に"普通の写真"を撮れるっ
また会えますように。
写真を続けていく中で、ずっと変わらない思いがある。
それはシャッターを切る時の気持ち。
初めて会う人も。
仲の良い友人も。
大切な人も。
また会えますように、と思ってシャッターをそっと切っている。
ほとんどが一期一会だけれど、
だからこそ願わずにはいられない。
これからも未来は続いていく。
そんな風に思った1月23日。
シバタタツヤ
ライカはじめました②
(つづき)
楽しい半分。不安半分。
そんな気持ちと一緒にライカを持って町を歩いた。
いままで当たり前だった夜の撮影や暗い場所での撮影も諦めるしかなかったり、どんな風に撮れているかすらわからないままにシャッターを切る日々。
そして、現像、現像、現像。
僕が夢見たあの写真が現れることはなかった。
当時の僕はいったい何を求めていたのだろう。
目の前にいる人の最高の瞬間を写真に収めること?
写し
明けまして2022年。
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
写真をやることが楽しくてしあわせです。
なにより、帰ってこられた事がとってもしあわせ。
家族や大切な人たちをたくさん撮っていこうと思ってます。(ねこ含む)
それでは、また。
シバタタツヤ
復帰。そして、2021年も終わり。
やっと。
やっと、復帰。
また夢を見させてくれる。
ご縁に感謝。
今年は本当に自分にとって大切な一年でした。
大切な友人ができたこと。
くるりと一周して様々な再会が訪れたこと。
失ってきたたくさんのことと、その空白を埋めるように得てきたたくさんのもの。
ずーっと同じ質量なのかもしれませんね。
楽しいことばかりじゃありませんが、この年の瀬にまた人生に目標と夢ができたことがなによりのしあわせで