マガジンのカバー画像

その他

129
運営しているクリエイター

#歌謡曲

倖せ恐怖症

貴方に愛されたら嫌われたくなる
貴方を愛しながら嫌われたくなる
ちょっとした胸の動悸に耐えられなくて
怖くて いつも口からデマカセ

不安が不安に耐えられなくなり
心に土砂降りで逃げ場所もない
だから グッバイ 冷たく グッバイ そう グッバイ…

倖せを少しでも感じると
そこから逃げたくなる 壊したくなる
貴方がどんなに優しくても
思わず 口から悪どいを吐く
嫌って とっとと嫌って ひと

もっとみる

うわさ

流れる 流るる 悲しみを持って歩いて
俯き 仰げば 何をつけても嘘の雲

あっちに行ったら消えてしまうのに
何故か残ってしまう有りもしない噂に
右往左往させられて さ迷う この街

通りすがりに目を付けられて
後ろを向いて 彼女らは嘲笑う
私をどうしたいかだけ教えて
何故 そんな噂を流したがるんだろう?
あなたは私のどこが嫌いなんだろう?

探して 探って だんだん自分を嫌いに
戯れ

もっとみる

積木崩し

成せばなる成さねば成らぬ何事も
成さぬは人の為さぬなりけり

愛したい 愛してる 素直になれない血縁に
本当は 本当はって 云いながら親不孝者

積木崩しがしたいわけじゃないのに
暴れ狂って 困らせたくなるのは何故?
別に云わなくていい言葉を吐きながら
あなたを傷付けて 泣かせた 思春期の時代

成せばなる成さねば成らぬ何事も
成さぬは人の為さぬなりけり

思い出し後悔に 心半ば置

もっとみる

ひとりぽっちでダンスは踊れない

心から満たされる愛がしたい
最近 融け合わない恋ばかりでつまらない
何が目的で人を愛してるのか?

ひとりぽっちでダンスは踊れない
貴方のリードがあってやっと踊れるもの
ひとりぽっちでダンスは踊れない
抱き合うだけが愛じゃないだろう

騙すなら最後まで騙されたい
最近 地に足が着いてない恋しか見ない
愛し合う本来の意味を教えてよ

ひとりぽっちでダンスは踊れない
貴方のリードがあってや

もっとみる

呑んだくれ

ふられたヤケクソに飲んだくれになりたい
今の私に気を付けて 狂犬になってるから

「もう飲み過ぎだ」とマスターに言われても
どうでもいいから はやく頂戴

昨日の電車はもう来ない
愛の停車駅はどこにもない
判っているから とりあえず酒を飲む
お洒落さなんてどうでもいい

誰だか知らんが好きな人できたらしい
よくある謳い文句から 猛犬注意と化して

マスターの忠告など聞いてらんない

もっとみる

偶然の再会

汽笛が鳴り響くホームで
あなたとの偶然の再会
何事もないわけもなく夜の街へ

賑やかな歓楽街では
あなたとも普通に歩けるほど
今の現状に酔ってる私がいる

知らず知らずのうちに
闇に飲まれていく
あなたの今のことを
知らないままがいい
言い訳がないままに
唇を交わすのよ

久しぶりのときめきだった
たわいない言葉を交わすだけ
そして虚しい衝動に走ったのよ

あなたは手慣れてる手付き

もっとみる

独り善がり

独り善がりですね
そこまで来て
独り善がりですね
ここまで来て

どうすればいいのか
わからないままでは
わたくし 進めない ここから

愛してください、とねだったとして
それが正しいかもわかりませんが
わたくしのこころがつながったのなら
きっと元に戻れるのでしょうね
それを信じて歩いて行きましょう

独り善がりですね
ついこの頃
独り善がりですね
そうこの頃

また何かにつけて

もっとみる

STORY

あなたとなら幸せだった
失うことも知っていたのに
いつも会えば ホテルのネオン
照らしてくるのよ 費やす夜に

ぬくもりだけが優しかった
勘違いしていた愚かな恋心

サヨナラだけは避けたかったけど
必ず別れが付いてくるのよ
結婚指輪が手の感触に
それでも嬉しかった密かなときめき
唇が重なる度 夢を見るのよ

経験なんてなかったけれど
あなたを愛して初めて知った
胸の余白を埋めてくれるの

もっとみる

明日へのラビリンス

戸惑いの付く恋をした
あなたの背中 愛しく見えて
震える胸 忘れもしない
あのときめきは 今シャツの中

待ってる人を思い出すような
笑みで私なんか見ないで
今までの事はなかった事にはできないから

置き時計の針だけが進んで
あなたの声など聞こえない
聞きたくないから流しているの
夜の帳に
スーツに着替えたあなたを送り
眺めてるドアは儚くて
2人の間を今夜も遮る...

左の薬指を見て

もっとみる

恋が終わると悲惨になってた昔
もはや懐かしい肴にお酒を飲んでる

大人になったのよ
笑い話にしてるわ
ただあなたはどんなお酒を飲んでるの?

サヨナラは今では美味しくて
別れの虜になってる
当然かのように受け入れて
どうせ明日が来るからよ

今は吹っ切れて終わりを素直に受けて
また懐かしさに浸ってお酒を飲んでる

恋が終わると泣きじゃくってた昔を
鼻で笑いながら肴にお酒を飲んでる

もっとみる