明日へのラビリンス

戸惑いの付く恋をした
あなたの背中 愛しく見えて
震える胸 忘れもしない
あのときめきは 今シャツの中

待ってる人を思い出すような
笑みで私なんか見ないで
今までの事はなかった事にはできないから

置き時計の針だけが進んで
あなたの声など聞こえない
聞きたくないから流しているの
夜の帳に
スーツに着替えたあなたを送り
眺めてるドアは儚くて
2人の間を今夜も遮る...

左の薬指を見て
とっくに気付いてたつもりでも
抑えられない想いもあり
今に至った 小指の虚しさ

あなたの匂いが残るシーツに
顔を埋めて泣くばかりなら
終わらせてしまえばいい恋心が溢れ出し

またあなたの着替えを眺めては
繰り返す過ちに泣いて
腕を組んで歩けない事すら
勝手に恨む
何もなかったように部屋を出る
あなたを思い出し 溜め息
このシーンはいつまでも終わらない

明日もまた顔を見ては挨拶
2人の関係 消すように
左の薬指を見てしまう
哀れな恋ね
そして再びベッドで抱かれて
未来のない恋に 口付け
情けないほど終われないラビリンス

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