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知ることと勉強すること
知りたいという欲求がある。インド西部のタール砂漠に生息する生き物、40億年前に火星にいたかもしれない微生物、報酬を受け取る事により行動のモチベーションが下がる心理効果、社会能力と引き換えにある種の知能がとんでもなく高まる奇病、ネットで拡散する猫の画像とウイルスの繁殖に見られる共通点、存在しないはずの生き物を見たと確信する人々、インターネットの基盤となる暗号通信プロトコル。それらについて知ることはい
もっとみるパブリックな感情を大切にする
私は今まで、自分の行動が自分の人生に及ぼす影響について考えてきた。しかし、それはつまらない事だと気付いた。
プライベートな動機・感情で生きるとつまらない。プライベートな感情とは、誰か身近な人に認められたいとか、これをしたら尊敬されるかもとかこれをしたらモテるかもとかいうことだ。
プライベートは本質的に自己充足的なモノだ。自分で「幸せだ」と思えればそれでいいし、満たされなければ永遠にそれを
育児してる人凄すぎて凄い
育児に1640万円掛かると知った。思わず言葉を失った。それだけあれば少なくとも世界2周以上はできるし、起業だって試みることが出来る。事業に失敗できる額だ。大学院に進学して修士号や博士号を取ることが出来る額でもある。数回の転職や海外移住・留学も可能だ。つまり、経済的・地理的・職業的・学業的な冒険を「棒に振ってまで」する価値があると判断した人間がすることなのだ。
そんな判断はとても出来ない。そ
嫌いなことから考える
せっかくなら、自分が愛することのできる分野に携わりたい。
そう思ったので大学を辞めてみた。留年や休学を繰り返して7年間も在籍した場所。思い出はたくさんあるけれど、一時期はその全てに敵意を抱いていた。
大学で得た最も有益な学びは、ある事を成し遂げた理由が、成し遂げた後の動きに現れるということ。
私は、大学に進学すること(というか入学試験)を、唯のレースゲーム のようなものだと捉えていた。集団の
大道芸人が教えてくれた「他人のためにお金を使う喜び」
さっき(9月23日22時半ごろ)、池袋東口でたまたま大道芸人のパフォーマンスを見た。路上マジシャンをしていた。
パフォーマンスも面白かったけど、私が感動したのは彼が観客にお金について話すときだった。
彼は言った。
「大道芸という文化は、皆様からのお気持ちによって成り立っています。こういう話をすると日本人の場合、立ち去られてしまうことも多いんですけれど、僕は正直に言います。お札を下さい。」
大学を辞めたい大学生がまず読むべき本
6月ごろになると、新しい環境にもだんだん慣れてきて、そのぶんその場所の欠点が目につきやすくなる時期だと思います。そろそろ「会社辞めたい」と言い出す新入社員や、「大学辞めたい」と言い出す大学1年生が急増します。
僕も大学は中退しましたが、ネットでは毎年この時期になると「大学辞めたツイート」とかが話題になったり、場合によってはプチ炎上を巻き起こしている印象です。しかしあの手の不毛な言い争いに