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情シスよもやま

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情シスに関連して、仕事や、学びや、気づいたこと、TIPSなど、さまざまなことを徒然のままに書いています。
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2022年5月の記事一覧

「まあいいや」となりそうなときに立ち止まることが事故を防ぐポイント

「まあいいや」となりそうなときに立ち止まることが事故を防ぐポイント

ちょっと、ちょっと待って! いやあ参りました。先日からはちゃめちゃに忙しくなってきていたのですが、ちょっとしたミスをしかけましてですね。

 ある登録のミスなんですけど、6月になって気づいていたら傷が大きくなっていた。やばすぎた。

 なんとか、本当にギリギリで、セーフ。

素朴な突っ込みを追求して重大なミスに気付く しかしまあ、これちょっとした他部署の人の突っ込みがきっかけだったんですけどね。

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相手に伝わる説明の仕方を考えてみる

相手に伝わる説明の仕方を考えてみる

サービス心があだとなる 以前こんな記事を書きましたが、なんというか説明が苦手な人っていますよね。優秀な人なのにもったいない。

 でまあ、こういった話をすると言われがちなのは「言い訳すんな」ってことですね。

 私もよく言われましたが、別に言い訳したいわけじゃない。
 ちゃんと話したいだけなんですけどね。
 相手も時間ないからね。

で、どうするの? そして一通り説明すると、これを言われるわけです

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DXを成功させるためには「推進できる情シス」にならなければいけない

DXを成功させるためには「推進できる情シス」にならなければいけない

意見はないけどあなたの意見には合意できない はい、これ業務システムのヒアリングなんかだとよく言われるやつですね。よく聞くと「今の仕事をそのまましたいだけ」だったりします。

じゃあ、どうしたいの? こんなとき、相手の「これが問題だ」という議論に向き合っても大体の場合無駄な時間を過ごすことになります。

 ハナっから意見をあわせるつもり、ないんですもん。

 なのでこういったときには「じゃあどうした

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会社や上司が理不尽なのか、自分が甘えてるだけなのか?

会社や上司が理不尽なのか、自分が甘えてるだけなのか?

めちゃめちゃ腹の立つトラブルってありますよね 先日別の記事で書きましたが、まあめっちゃ腹の立つことがありましてですね。

 さらに腹ただしいのは、当事者が、当事者意識が全くないことでした。
 めちゃめちゃ他人ごと。

前任者から持ち越されたトラブルは、基本的に、その時の当事者が解決するしかない まあこのように思っております。
 前任者に対しては割と怒り心頭ですけどね。大人だから怒らないよ。
「ぴょ

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仕事に向き合う姿勢は人それぞれという話

仕事に向き合う姿勢は人それぞれという話

改善に向けたチーム作りは難しい 以前、ファシリテーションの記事を書きましたが、雰囲気作りって難しいなと思っています。

 チームに「ムードメーカー」的な人がいるのが一番いいんですけど、それだけでも済まないし、組織が大きくなってくるとどうしても衝突が出てきますしね。

 結果「なんでこういうのやるんだ!」「面倒くさいばかりだろう!」とか言われまくって、もうボッコボコですわ。

 そして前任のマネージ

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現場で責任論を持ち出すことは評価を下げるだけ

現場で責任論を持ち出すことは評価を下げるだけ

失敗しているプロジェクトあるあるですわな 4月から引き受けたプロジェクトの火消しをしておりまして。いささかへきえきしております。

 今までの関係者が、自己保身の発言しかしないの。
 改善に向けた話をしようとしても、責任論しか持ち出さないの。

 正直「アホか」っちゅう話ですわ。

責任が誰にあるかという議論は、最後でよい まあ、案件にもよりますけどね。

 たとえば外部ベンダーが絡んだりすると、

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周囲の顔色ばかりうかがっていても結局成果は出せないぞという話

周囲の顔色ばかりうかがっていても結局成果は出せないぞという話

周囲の顔色ばかりうかがっているとペースが崩れる 以前こんな記事を書きましたが、以前ミスを頻発していたときには、毎日上司や周囲の顔色をうかがっていました。

 メールなども、普通に書けばよいものを、ものすごい裏読みして時間をたっぷりかけてものすごい長文メールを送ってしまったりね。

 その背景には「意図を汲んで言う通りにしなきゃ」というびくびく感があった気がしています。

 うまくいくはずがありませ

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人は変わらないけど、自分は変えることができる

人は変わらないけど、自分は変えることができる

4月からの組織で部下が増えました 去年もちょっと増えたんですけど、今年さらに増えましてですね。これで情シスのすべての領域をカバーしていることになります。

 やったー。って何やねん。

部下とのコミュニケーションを考える 今まで、部下の方とは1 on 1のコミュニケーションを心がけていたのですが、全員同じことをやっていると打ち合わせだけで1日が終わってしまいます。。。!

 Chatで普通にコミュ

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商売とは必ずしも効率性だけを取るものではないという話

商売とは必ずしも効率性だけを取るものではないという話

ビジネスのビジョンがしっかりしていない施策は失敗する いろいろ新規事業にかかわってきて思いましたが、会社が大きくなってくるにつれて「世間の動向にあわせた無難な施策」が出てくることが多くなってくるように思います。

 そんなのレッドオーシャンですやんみたいなね。

 大体うまくいきません。

その企画に「想い」はありますか? 私は、システム開発のときには、責任者の方のその企画に対する「想い」を丁寧に

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DXが進まない理由の一つは「深刻な人材不足」

やることはわかっている、人がいないだけ 個人的な感覚としてはこれなんですよね。こんな記事をみるとわかりみしかありません。

弊社でいうとこの3点。

 たとえば、ELTツールを導入して、本来プログラムでやるデータ処理なんかはもう自動化したりする基盤は導入済になっています。

 でもそれと「個別の案件で活用できるか」というのは別の問題。
 具体で依頼が来たときに「これを使ってこうできる」というのがで

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システム開発で、連絡が来ないケースにどう対応する?

システム開発で、連絡が来ないケースにどう対応する?

情シスあるあるですよね わりとこれでは痛い目にあっております。

 問題は、クローズした案件について、はるかに期限が切れてから「ごめんあれ、やっぱやるわ。今すぐやってほしいんだけどできる?」みたいなことを言われると「きいいい!!!」とかなりたくなりますね。

連絡が来ないときにそのままにしておかない まあなので、連絡が来ない場合はこうしております。

 結構大事なのは一番目でして、事業部門の担当者

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プロジェクト進行はしんぼう強さが必要なんだぜ

プロジェクト進行はしんぼう強さが必要なんだぜ

新しいプロジェクトのめどがついてきました 以前チームビルディングについて書きましたが、3月から注力していたプロジェクトについて、大分目途がついてきましたぞっと。

 今回の難しいところは、人が全体的に足りていない中で、必要な人がフェーズごとに「中途入社」してくるところ。

 開発チームについては完全に「一からのスタート」でありました。

 もう、最初は大変で大変で、山なんて登っちゃったりしてました

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リモート勤務のメリットとデメリットを改めて考えてみた

リモート勤務のメリットとデメリットを改めて考えてみた

 ここに書いた通り、いろいろとあって週1~2回の出社になっていますが、継続して出社があるというのは刺激もあり、逆もあるなあと思ってます。

在宅のほうが集中できます まあ、書いた通りなんですけどね。個人的に書類仕事は在宅の方が圧倒的にはかどると感じています。

 個人的にまとめると、

 やっぱり通勤って、負荷高いということを実感しました。

 少し仕事の間で気持ちを切り替えたいとか、そういったこ

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40代情シス女子が次のキャリアを考え始めたぞという話

40代情シス女子が次のキャリアを考え始めたぞという話

仕事がワンランクアップしています この春から、新しいことをいろいろと任せてもらっています。
細かいことはあまり書けませんが、プロジェクトや部署をまとめる存在から、会社の意向を受けて社外で活動する機会も増えてきました。

次のキャリアについて考える 今期の面談で次のキャリアについての話が出ましてですね。まあ専門性を目指すのかマネージャーを目指すのかという問題は、ある程度自分の中で整理はついていたわけ

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