マガジンのカバー画像

雑記

385
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

どこ住んでも同じだなぁ

ここ3日間、とある会員制の高級旅館に泊まっている。部屋に露天風呂がついていたり、部屋もとんでもなく広い。

普段ボロ家に一人暮らしをしている自分にとっては新鮮で驚いた。でも数時間経つとその空間にも慣れてくる。結局広くて豪華な空間でも、狭くてボロい空間でもやることは基本同じ。

そう考えると、家に対する幸福度って仮に資産家になった時も、現状も大して変わらないんだろうなと思う。その空間で何をするかに左

もっとみる

パン選びに迷っていたら・・・

昨日パン屋に行って食べたいものを探していたが、特に食べたいものもなく何を買うか悩んでいた。

そこでふと「ユダヤ教のお祭りで食されている」という宣伝が目に入り、名前を確認すると、ハマン・タッシェンというパンだった。

生地はクッキー、中はブルーベリーの構造でとても美味しかった。

自分ってやっぱりちょっと変わったものとか、ちょっと知識・経験になるものを選ぶんだなーと再認識。笑

人生を掌の上で転がす

自分の能力が及ばず、基本的な仕事でも躓いてしまう。ここ最近そんな感じだ。
当たり前だが、仕事が上手くいけば楽しいし、困難に直面すれば辛い。今のところ大きなミスをしてこっ酷く叱られたわけではないが、ちょっとした仕事ができないことで自己嫌悪に陥る。
ただ、やっぱり人生山あり谷あり。浮き沈みがあるもんだ。浮きを信じてこの沈み期間を乗り越える。
浮きが見えないと病んでしまうが、浮きがあることを信じていれば

もっとみる

まだまだテレビの影響力は強いなぁ

昨晩友人と最近のトレンドについて話していたら、自分が日本で流行っているものに全く疎いということを自覚させられた。友人からは何度も「日本に住んでいてこれ知らないのはヤバイ」と言われた...笑

近頃売れているタレントの芸を知らなければ、Youtubeで数千万回、数百万回再生されている楽曲を一度も聞いたこともなかった。

友人曰く、主なトレンドの収集源はテレビだと。SNSなどネットでは自分の関心事につ

もっとみる

詩を暗記すること

以前に「万葉集やダンテの詩を暗記すると、相応しい状況に直面した時にふと頭で詩を詠んでしまう」というお話を聞いた。

当時はそんなこともあるんだなと軽く流したが、上智大学の名誉教授でいらっしゃったピーター・ミルワード神父の「シェイクスピア物語」を拝聴している中でも「嵐に遭遇した時にふと頭にシェイクスピアの一節(該当箇所は忘れた汗)が頭によぎった」とおっしゃっていた。

詩を暗記することに価値があるこ

もっとみる

個人的な美術館の楽しみ方

「美術館の楽しみ方が分からない!」とか「美術館に行ってみたいけどなかなか...」という人は結構私の周りにも多い。かく言う私も行きはするものの、よく分かっていない。

でも個人的には美術なんて分からなくてもいいものだと思っている。あくまで素人の鑑賞者にとっては、美しいものを美しいと思うだけで美術が美術として成立するものだ。

たしかに、西洋の宗教画を鑑賞すると聖書やギリシャ神話、アトリビュート(作品

もっとみる

劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

まぁ泣きますよね。泣かない理由がないというか、大体のシーンで登場人物が泣いているので、もらい泣きしてしまう。

素晴らしい作品だった。以下では特によかった点を2点挙げておこうと思う。

①自己矛盾本作品は本心と行動が一致しない人物たちがドラマを作り出す。丁度最近の関心事である「人間は絶えず自己矛盾を孕む」という見方がダイレクトに描かれていて、共感しやすいシナリオだった。例えば、「今日は自炊したいけ

もっとみる

詳しいことがなに一つない

自分には専門がない。学部の学問には関心が持てず、修士に行くまで研究したい対象も現状特にない。雑多に関心の赴くままに読書していることで専門性は身に付かない。

強いて言えば哲学、美術史、文学には関心がある。ただその中でもスピノザとか中世美術とかフランス文学とか、細かい粒度で「〇〇に関心がある」ってわけでもない。ざっくり、「この分野にはちょっと関心がある」程度に留まる。

こうなると、自分のアイデンテ

もっとみる

つい忘れてしまうもの

昨日も例に漏れず東京で古本屋巡りをしていた。ブックオフで会計を待っていると、目の前の小学生くらいの女の子が本を買ってもらえることに対して何度もお母さんに「ありがとう...!」と伝えていた。

普段あまり本を買ってもらえないのか、お母さんと買い物できるのが嬉しいのかは分からないが、とにかく本一冊を買ってもらうことにもの凄く嬉しそうだった。

そんな様子を眺めた後に自分が手に持つ数多の本を確認すると、

もっとみる

とある古書店主の生き方

普段からよく古書店に足を運ぶが、とある店にやけに若くてバイトとも見える店主がいたので試しに話しかけてみた。すると、20代半ば店を経営しているという。

珍しさのあまり話を聞いてみたら人生観というか、古書店主としての生き方を語ってくれた。彼は一般的にエリートとされる大学生で大手企業に就職が決まっていたが、持病の関係で内定を辞退し、自分の好きな街でアルバイトを始めたそう。そうこうしているうちに、近くに

もっとみる

学者は"学"者じゃなきゃね

前回の記事の通り、昨日は一日中ゲームをしていた。幸いにも作業ゲームなので、動画サービスでオペラの『ばらの騎士』や『Mozart in the Jungle』やバラエティ番組などを観ながらプレイしていた。

また同時に先日ご紹介した『100分de名著』のバックナンバーをひたすら観ていた。実際に読まないと自分の血肉にはならないが、アインシュタインの相対性理論がさっぱりな状態から掴みは理解できたり、なか

もっとみる

ゲーム三昧...!

今日から4連休。みなさんは何をしますか?

私はFate Grand Orderというゲーム三昧です...笑。やればやるだけ美味しいイベントが期間限定でやっておりまして。楽しいような、背徳感があるような。

長期的に見てゲームをプレイすることは勉強するよりも益になる可能性は低いのにやってしまう。この矛盾。ただ人間は自己矛盾を孕む生き物だし、仕方ないと割り切っている。(言い訳)シェイクスピアの『ハム

もっとみる
結婚の価値

結婚の価値

結婚したい人、したくない人、したくてもできない人、できた人、など結婚に対して人それぞれ色々な持論があるだろう。私はずっと「したくない人」に属していたのだが、最近は「しても悪くなさそう」に傾倒しつつある。

これは決して私に限った話ではなく、世の中全体に言える話だと思う。

理由は二つ。

一つの理由は、孤独感の回避。今後世の中的にどんどんリモートの流れが加速的に進むことで直接人と接する機会が減り、

もっとみる

PayPayでおみくじ(笑)

お寺に行った時におみくじが置いてあって、よく見たら「このバーコードを読み取ってPayPayでお支払いした上で引いてください」と書いてあった。

現金を持たない人が増えている中では当然の帰結なんだろうが、何とも言えない感じがする。ありがたみがないというか、ある種の霊的なものがないというか、芸がないというか、、

今はこうして違和感を感じているが、それが当然になっている日もやがて来るんだろう。