学者は"学"者じゃなきゃね

前回の記事の通り、昨日は一日中ゲームをしていた。幸いにも作業ゲームなので、動画サービスでオペラの『ばらの騎士』や『Mozart in the Jungle』やバラエティ番組などを観ながらプレイしていた。

また同時に先日ご紹介した『100分de名著』のバックナンバーをひたすら観ていた。実際に読まないと自分の血肉にはならないが、アインシュタインの相対性理論がさっぱりな状態から掴みは理解できたり、なかなか読むのが億劫なトルストイの『戦争と平和』の概要を掴めたり、ゲーム三昧の割には学びがある。

それは置いておいて、同番組で解説している学者さんは作品の解説に終始せず、出演者で全くの初心者の伊集院光さんの解釈にも耳を傾ける。面白いのが、その道に数十年をかけているにも関わらず、時に初心者の伊集院光さんの解釈に唸ること。

新しい解釈を否定せず「そういう解釈もあるのか!」と感心するのだ。たとえ相手が初学者でも必死に学び取ろうとする姿勢。これが"学"者なんだなと思った。

もしよろしければサポートお願いします〜 (書籍購入代に充当させていただきます。)