ケント

IT企業でプロジェクトをサポートするPMO業務に従事しています。プロジェクトマネジメン…

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IT企業でプロジェクトをサポートするPMO業務に従事しています。プロジェクトマネジメントに関する自分の学びと知識整理を書いたり、趣味の読書の記録をしていきたいと思います。

記事一覧

【読書】お探し物は図書室まで/青山美智子

今回は、青山美智子さんの作品です。 noteで振り返ったところ、春頃に読んだ『リカバリー・カバヒコ』以来でした。 こちらの本は以前に読んだ気になっていたのですが、図…

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5日前
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【読書】砂嵐に星屑/一穂ミチ

久しぶりに読んだ感想を書きたいと思える作品に出会いました! 本作品は、大阪のテレビ局に勤める複数の人物が主人公の短編作品集となっています。 社会人として働いた経…

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2週間前
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最近書くより作るに集中しています

noteが随分疎かになってしまっています。 読書は相変わらずしているのですが、感想をまとめるに至らない現状です。 その要因を考えてみると、子どもの夏休みに一緒に始め…

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3週間前
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【読書】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒

本作は、インスタでもよく見かける、2023年の本屋大賞で第2位となった作品です。 私自身は、あまり音楽を題材した作品は好まず避けることが多いので、しばらく読みたい本…

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2か月前
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アートの力を感じた日

6、7年前からずっと気になっていたコラージュアートを観に行ってきました。 アーティストである沙織さんの関東での個展は、年に1回ほどしか開催されておりません。 これ…

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2か月前
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季節はずれに感じるクリスマス

日本にいるとクリスマスといったら冬で、雪のイメージですよね(実際、東北や北海道以外でホワイトクリスマスはほとんどないですが) でも、オーストラリアなど南半球では夏…

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2か月前
26

【読書】星を編む/凪良ゆう

今回は、凪良ゆうさんの作品です。『わたしの美しい庭』『流浪の月』『汝、星のごとく』と読んできましたが、どの作品も素晴らしいです。 本作は、2023年本屋大賞受賞作で…

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2か月前
38

【読書】黒猫の小夜曲/知念実希人

知念実希人さんの作品を読むのは、『祈りのカルテ』『屋上のテロリスト』『崩れる脳を抱きしめて』『硝子の塔の殺人』に続いて5作目になります。 どの作品もとても読み応…

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2か月前
31

【読書】クリームイエローの海と春キャベツのある家/せやま南天

またまた久しぶりの読書記録です。 今回は、インスタでお見かけしたせやま南天さんの作品です。 note主催の創作大賞2023で朝日新聞出版賞を受賞されたそうなので、noteの…

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3か月前
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情報処理技術者試験の申込受付が始まったようです

春試験の合格発表が先日あったと思ったら、もう秋試験の申込受付が始まったようです。 私自身はもう何年も受けていませんが、高度区分9区分のうち9つのうち7つを保有し…

ケント
3か月前
31

【読書】夜明けのはざま/町田そのこ

今回は、好きな作家の一人である町田そのこさんの作品です。 本作品は、家族葬専門の葬儀社で働く人と、それに関わる人達の物語となっています。 両親や夫、妻など周りの…

ケント
3か月前
30

【読書】永遠の夏をあとに/雪乃紗衣

久しぶりの読書記録になってしまいました。読書は続けているのですが、なかなか文字にしようと思える作品に出会えていませんでした。 〜〜〜 6歳の時に2ヶ月ほど神隠しに…

ケント
4か月前
26

【PR】胸キュン漫画が無料です!

私のKindle書籍の表紙や挿絵を描いてくださっている漫画家のはるむすびさんの胸キュン漫画が無料で読めます! ------ シンママ美影さんとイケメン保育士純先生はみよちゃ…

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5か月前
27

【映画】52ヘルツのクジラたち

町田その子さんの作品は大好きなので、原作は読んでいました。 映画も観に行きたかったのですが、タイミングが合わないうちに近くの映画館では上映が終了してしまったので…

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5か月前
47

情報処理技術者試験を受験された方、お疲れさまでした!

今日は、年に2回の情報処理技術者試験の受験日でした。 今回、私は受験していませんが、数年前までは10年間くらい毎年4月と10月に受験していました。 その結果、8つ程の…

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6か月前
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【読書】すみれ荘ファミリア/凪良ゆう

今回は、『汝、星のごとく』で有名な凪良ゆうさんの作品です。 人はみな様々な顔を持っています。そして、それはある人から見れば表で、別の人から見れば裏に見える。 本…

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6か月前
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【読書】お探し物は図書室まで/青山美智子

【読書】お探し物は図書室まで/青山美智子

今回は、青山美智子さんの作品です。
noteで振り返ったところ、春頃に読んだ『リカバリー・カバヒコ』以来でした。

こちらの本は以前に読んだ気になっていたのですが、図書館で見かけてもう一度読んでみようかとパラパラとめくってみたら、『あれ? もしかしたらまだ読んだことないかも!』となって借りてきた本です(結果、読んだことありませんでした)

本作品は短編集となっており、仕事や人生に行き詰まりを感じて

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【読書】砂嵐に星屑/一穂ミチ

【読書】砂嵐に星屑/一穂ミチ

久しぶりに読んだ感想を書きたいと思える作品に出会いました!

本作品は、大阪のテレビ局に勤める複数の人物が主人公の短編作品集となっています。

社会人として働いた経験のある方なら、主人公それぞれの悩みや苦しみ、それにどう向き合っていくかという内容に共感できる部分があるかと思います。

私には、めっちゃありました!

ただ、それだけだったら共感して終わってしまうかと思います。

しかし、この作品のそ

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最近書くより作るに集中しています

最近書くより作るに集中しています

noteが随分疎かになってしまっています。

読書は相変わらずしているのですが、感想をまとめるに至らない現状です。

その要因を考えてみると、子どもの夏休みに一緒に始めたレジン製作にハマっていることが影響しているかと思います。

まだまだ下手くそなので、あれやこれやと試行錯誤しており、そちらに意識がいってしまっているからでしょう。

でもすごく楽しいです。

文章もまた書きたくなる時がくるでしょう

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【読書】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒

【読書】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒

本作は、インスタでもよく見かける、2023年の本屋大賞で第2位となった作品です。

私自身は、あまり音楽を題材した作品は好まず避けることが多いので、しばらく読みたい本のリストにはなかったのですが、またまた図書館で見かけて読んでみることにしました。

主人公の男性は、中学生の頃に起きたある出来事をきっかけに世の中を信じられなくなっていました。その際に、小さい頃から習っていたチェロもやめてしまっていま

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アートの力を感じた日

アートの力を感じた日

6、7年前からずっと気になっていたコラージュアートを観に行ってきました。

アーティストである沙織さんの関東での個展は、年に1回ほどしか開催されておりません。
これまでは仕事などでなかなかタイミングが合わず、そうこうしているうちにコロナ禍になってしまいました。

そして今回、じつに4年ぶりに関東で開催されるということで、都合が合った初日に伺うことができました。

コラージュアートというと、新聞や柄

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季節はずれに感じるクリスマス

季節はずれに感じるクリスマス

日本にいるとクリスマスといったら冬で、雪のイメージですよね(実際、東北や北海道以外でホワイトクリスマスはほとんどないですが)

でも、オーストラリアなど南半球では夏ですし、そもそも季節がなく一年中同じ気温帯の所もあります。

夏のクリスマスってどんな感じなんでしょうかね?

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そんな夏のクリスマスに思いをさせながら、この暑い夏にクリスマスに関する本はいかがでしょうか?

はい、そうです。か

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【読書】星を編む/凪良ゆう

【読書】星を編む/凪良ゆう

今回は、凪良ゆうさんの作品です。『わたしの美しい庭』『流浪の月』『汝、星のごとく』と読んできましたが、どの作品も素晴らしいです。

本作は、2023年本屋大賞受賞作である『汝、星のごとく』の続編になります。

前作の主人公である櫂と暁海を支えた北原先生の過去や櫂の才能を輝かせるために強い意志で突き進む二人の編集者などを描いた読み応えのあるストーリーになっています。

大きく3つの章になっていますが

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【読書】黒猫の小夜曲/知念実希人

【読書】黒猫の小夜曲/知念実希人

知念実希人さんの作品を読むのは、『祈りのカルテ』『屋上のテロリスト』『崩れる脳を抱きしめて』『硝子の塔の殺人』に続いて5作目になります。

どの作品もとても読み応えがありますし、知念さんは医師なので医療系のリアルなネタも物語に深みを与えてくれています。

本作品は、死神シリーズの第二作にあたるそうですが、第一作を読んでいない私も十分に楽しめました。

死人の魂を、我が主様のもとへ送り届ける案内人を

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【読書】クリームイエローの海と春キャベツのある家/せやま南天

【読書】クリームイエローの海と春キャベツのある家/せやま南天

またまた久しぶりの読書記録です。

今回は、インスタでお見かけしたせやま南天さんの作品です。
note主催の創作大賞2023で朝日新聞出版賞を受賞されたそうなので、noteの皆さんはご存知の方も多いかもしれませんね。

本作は、勤め先の商社で激務で体調を崩して退職した主人公の津麦が、社会復帰の一歩として始めたのが家事代行サービス。

その派遣先として担当したのは、5人の子どもを育てるシングルファザ

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情報処理技術者試験の申込受付が始まったようです

情報処理技術者試験の申込受付が始まったようです

春試験の合格発表が先日あったと思ったら、もう秋試験の申込受付が始まったようです。

私自身はもう何年も受けていませんが、高度区分9区分のうち9つのうち7つを保有しています。

以前は、合格発表から次の申込受付まではもう少し間があったような、、、

秋試験で合格を目指される方は、早めの申込がおすすめです。

下記の書籍も参考になさってください。
あなたの合格へのヒントが見つかるはずですよ☆

【PR

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【読書】夜明けのはざま/町田そのこ

【読書】夜明けのはざま/町田そのこ

今回は、好きな作家の一人である町田そのこさんの作品です。

本作品は、家族葬専門の葬儀社で働く人と、それに関わる人達の物語となっています。

両親や夫、妻など周りの人からの男女差別などの考え方に悩まされて、古い考えだとか自分を理解してくれていないと否定的に感じることがあるかと思います。

だが、その一方で、それと矛盾するように自分自身もそのような考えをしてしまっている部分もあったりしますよね。

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【読書】永遠の夏をあとに/雪乃紗衣

【読書】永遠の夏をあとに/雪乃紗衣

久しぶりの読書記録になってしまいました。読書は続けているのですが、なかなか文字にしようと思える作品に出会えていませんでした。

〜〜〜

6歳の時に2ヶ月ほど神隠しにあっていた小学6年生になる主人公の男の子は、当時の記憶がない。

そんな主人公が、母の入院により一緒に住むことになった歳上の少女は、昔主人公と暮らしていた時期があるとのことだが、どうしても思い出せない。

そんなところからスタートする

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縦読みで読みやすく、サクッと読める素敵な作品なので、是非ご覧になってみてくださいね☆

いいねやレビューをいただけますと、とても喜んでくださると思います。
一緒にキュンキュンしてくださいね

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【映画】52ヘルツのクジラたち

【映画】52ヘルツのクジラたち

町田その子さんの作品は大好きなので、原作は読んでいました。

映画も観に行きたかったのですが、タイミングが合わないうちに近くの映画館では上映が終了してしまったので、今日はまだ上映している少し遠くの映画館まで行ってきました。

観た感想としては、映像のほうが脳や心に直に強くくるので、ちょっと重かったです。

52ヘルツで鳴くクジラの声は、周波数が高すぎて他のクジラには届かないそうです。
そのため、と

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情報処理技術者試験を受験された方、お疲れさまでした!

情報処理技術者試験を受験された方、お疲れさまでした!

今日は、年に2回の情報処理技術者試験の受験日でした。

今回、私は受験していませんが、数年前までは10年間くらい毎年4月と10月に受験していました。

その結果、8つ程の試験区分に合格しています。

試験時間も長いですし、試験のコツが掴めないと知識だけではなかなか合格できないので、今日受験された方々もみなさん、さぞお疲れのことかと思います。

まずはゆっくり休んでください。

また、今回は受験しな

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【読書】すみれ荘ファミリア/凪良ゆう

【読書】すみれ荘ファミリア/凪良ゆう

今回は、『汝、星のごとく』で有名な凪良ゆうさんの作品です。

人はみな様々な顔を持っています。そして、それはある人から見れば表で、別の人から見れば裏に見える。

本作は、すみれ荘という下宿の管理人とその住人や家族の周辺での人間模様が描かれています。

ですが、タイトルや表紙画のようにのほほんとしたストーリーではなく、少しミステリアスで表向きは良い人の裏の顔というか怖いくらいの心情が読んでいる読者に

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