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『民』という字は真実を知ろうとしない「眼」のみえない人間をイメージして作られた

民という字は、眼から目をとってできた文字です。

金八先生のように成り立ちを説明すると、真実を見ようとしない目を奪われた人間が『民』になるのです。

今回は、真実を知らないと搾取されるだけの民になることを紹介していきます。

選挙に行ってもなにも変わらない!は『民』思想


選挙にいっても、何も変わらないって聞いたことありますよね。

わたしは毎回投票にいっていますが、どこの政党に入れても結局・・・なんて意見を耳にしました。

今回は、そんな疑問を持ったあなたに向けた話を紹介していきます。

選挙にいかないと政治家と高齢者の思うつぼ


なんで投票に行かないといけないのかを説明する前に、どれくらいの若者が
投票にいっているのかを知る必要があります。

令和元年7月に行われた参議院議員通常選挙では、20歳代の投票率が30%で、60歳代の投票率が63%だったのです。

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◆年代別投票割合まとめ
・10歳代が32%
・20歳代が30%
・30歳代が38%
・40歳代が45%
・50歳代が55%
・60歳代が63%

高齢者が2倍の投票しているなら、高齢者優先の政策になりやすいというのがわかりますよね。

※高齢者の人口と若者の人口比(6対1)は全く違うので、若者が選挙に行かないとさらに差が開いてしまうのです。

政治家は、落選すると無職になってしまうので、議席を守るために票が欲しくて高齢者受けのする政策をつくります。

得票数を意識していると、若者向けの政策をするよりも高齢者を優先するのです。

政治家は、高齢者からの票を獲得するために社会保障費(医療、年金)に力を入れます。

現在の社会保障費への税収割り当ては34%にもなります。

若者向けの政策は、子育て環境、教育環境、学費無料などに力を入れるべきですが、現在の税収の割り当ては教育に5%しかありません。

かんたんに説明すると、税金の34%は『高齢者の医療費や年金』に使われていて、次世代の若者にはたった5%(教育)しか使われていないのです。

さらに給与の低下、増税、社会保険料負担、不妊治療の実費負担など、若者には特に厳しい世の中になっています。

海外の税金の使い道を知ると発狂したくなる


日本では、若者への税収リターンが少ないことがわかりました。

海外を見てみると、ゾッとするデータがあります。
デンマークでは、若者の投票率が80%もあり、日本とは比べ物になりません。

理由は、小~大学まで教育費無料で学生には月7万円の給付があり、選挙で誰が勝つかによって学生が安心した暮らしを「送れるor送れない」かが変わるため真剣に選挙を見ているのです。

月7万円って、学生がアルバイトしなくてよくなりますから、関心持って応援しますし、政策反対派は必ず落とそうとしますよね。

社会保障費は2重どり


高齢者用に特化した医療や年金制度は、社会保障費と呼ばれています。

高齢者が使うガン治療薬は1つ何十万円もするし、満期納めていなかった年金も支給されています。

先日、甘利幹事長が「消費税は社会保障費に使います!」という増税のための嘘をつきましたが、社会保障費のために若者の給与から社会保険料はすでに徴収されていますので、2重どりになっているのです。

※消費税は法人税の穴埋めに使われているのですが。

若者からすると、そんな馬鹿な!状態です。

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でもデンマークの若者のように、自分たちの利権を手放さない高齢者が若者向けの政策をしてくれ!なんて言いません。

だから若者が政治を知らないことは、政治家と高齢者の思うつぼで搾取!搾取!搾取!の対象になっているのです。

ゲートボール場で楽しくあそんでいる高齢者の陰で、ムチ打たれながら働くサラリーマンを想像したらわかりやすいですね。

最後に

今回は、真実を知らないと搾取されるだけの民になることを紹介しました。

民という字は、眼から目をとってできた文字です。

金八先生のように成り立ちを説明すると、真実を見ようとしない目を奪われた人間が『民』になるのです。

若者の選挙に行っても意味はないという思考は、自分から搾取してくださいと言っているようなものです。

政治家は、投票率が少なければ少ないほど、偏よった政策を実施できるようになるので「民」を騙しやすくなります。

高齢者の投票率が高いのは、自分たちの利益に関心があるからです。
人口比で勝てないからとあきらめる前に、自分たちがどのような仕打ちを受けているのかを知り、声をあげることを始めましょう♪

闇の話

ここからは、さらに踏み入って私見を書いていきます。

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