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写真展で書くもの

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写真展をやってます。 その写真に込めたメッセージを、エッセイ的な文章で書いて、一緒に出せるか別にして、心の整理も含めて書いてnoteにも投稿しようと思います。 【これまでの写…
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#海外生活

夜を駆けたヒロインたち

夜を駆けたヒロインたち

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「お前は本当に良い奴だ、とても気に入ったよ!」
私の横でフランス人がこう言ったのは、英語を学ぶ3つ目の理由を話した時だった。通算3年弱の駅前留学を続ける理由は、TOEIC対策と海外で自由に生きる能力の獲得と、いつか小説を英語で書く事。日本人には口が裂けても言えないが、東京にいる同僚に3つ目の理由を話した時、彼は”恋愛小説家”と言う映画を教えてくれた。映画を鑑賞する

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"僕らの写真展"のもう1つのストーリー

"僕らの写真展"のもう1つのストーリー

はじめに

12.17-18に開催された"僕らの写真展"が終わりました。
国内外出張と写真展とで駆けずり回ったので、疲れ果ててしまって10日も経ってしまいました。少しレビューさせて下さい。色んな方の多大なご協力で無事に開催できたお礼も含めて書きたいと思います。

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隣であったもう1つのストーリー

ここで書きたいのは、"僕らの写真展"の隣で開催されていた小さな個展の事です

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窓の向こう側の視点

窓の向こう側の視点

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この人生は短い。
けど、その意味が一つと決めるには
その人生は長すぎる。

窓の向こう側を眺めながらそう考える。

窓側は不便だ。
トイレに行きづらくなるので、長時間フライトでは通路側が最善な選択で、チェックインの際に航空会社の人は配慮をいつもしてくれる。だけど、窓の向こう側を我慢できずに、その窓側を指定しようとする自分がいる。

正しいかどうかは別として、私の内

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私たちが世界を切り撮る理由

私たちが世界を切り撮る理由

このエッセイは、【写真展】 -あの頃の君へ、これからの君へ-で展示される写真に込めた内容を、心の整理のために書いたものです。写真展では"真夏の国の哲学"という題名で展示されており、そこに100〜120字ぐらいのキャプションで記載されています。

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 試験の成績が良くても、教室で人気者でも意味は無い。
 そこは学校という狭い社会でしかない。

 学ぶべきものは、もっと

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