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泣きたくなるほど、嬉しい日々に。
泣きたくなるほど、嬉しい日々に。
というクリープハイプのアルバムを聞いた。
このアルバムを開くのは
本当に久しぶり。
当時、円盤でゲットして、
そっと車の再生機に入れた瞬間。
「今今ここに君とあたし」がスピードを上げて、私の脳内を走り回った記憶がある。
新しい生活を始めるかもしれない。
新しい場所に引っ越して、
今までの経験も友達も全部切り離して、
新しいスタートを切ろうと考えていた時期だっ
エンドレスリピート天津飯、「あ、ども、お久しぶりです」(0327)
仕事終わりに、図書館へと立ち寄る。
図書館が大好き。
まだ読んだことのない本たちから、呼ばれている気がする。
貧乏な人間にとって、図書館はビュッフェだ。(!?)
小さい頃から、貧乏な家庭だった私は、
「あれが食べたい」「これが食べたい」
など、外食で言えなかった。
常に母親の様子を伺い、安そうなメニューを選び、
気をつかう子供だった。
それがそのまま大人になると、
常に周りの様子を
「夜にしがみついて、朝で溶かして」クリープハイプ。
発売日にタワーレコードで、
視聴機に向かって息を呑む。
世界で一番緊張する瞬間。
ヘッドフォンをつけて、アルバムの1曲目のイントロが流れる。
世界一嬉しい瞬間。
「もう買う」ってわかっている。
初回限定版のディスクを、右から、指で数えて、
「どれにしようかな」。
封入されている、ライブへの参加シリアルコードは、
私の整理番号に繋がる。
適当になんか選べない。
店員さんが綺麗に展開した、
彼女は僕にとっての100%の女の子なんだ。
四月のある晴れた朝、
原宿の裏通りで僕は100%の女の子とすれ違う。
四月のある晴れた朝にモーニング・サービスのコーヒーを飲むために原宿の裏通りを歩いていたら、速達用の切手を買うために歩いていた僕にとっての100%の女の子とすれ違う。
こんな素敵な風景から始まるのが、
村上春樹さんの短編
「四月のある晴れた朝に100%パーセントの女の子に出会うことについて」
10代に100%で出会った男女
淋しい寝る本がない。
尾崎放哉という俳人をご存知でしょうか?
彼は自由律俳句の俳人として有名なのだけど、
その俳句が自由すぎてたまらない。
ていうか、
笑える。
悲しくて、もちろん趣があって、
素晴らしいのだけども、本当に、笑ってしまう。
私が好きな俳句。
一つの湯呑を置いてむせてゐる
淋しい寝る本がない
冬川にごみを流してもどる
昼の蚊たたいて古新聞よんで
すばらしい乳房だ蚊が居る
貧乏して植木鉢
息をするように、本の話。
息をするように本を買って、
息を吸うように本を読んで、
生きている。
というと大袈裟かもしれないけど、
朝起きたらコーヒーとブルーベリーとバナナ入りのヨーグルトを食べて、
時間が許す限り本を読むっていう生活がめちゃくちゃに幸せだと気付いた。
そして、それ以上に本を買っている。
財布は全く許してくれないけど、本を買っている。
「もう、ええかげんにせぇよ」
と私の財布は叫んでいるのかも。
皆様からいただいた、
スキ❤が、1000回を
超えたみたいです( ´͈ ᵕ `͈ )♡
いつも、ありがとうございます☺︎
文章書くことは大好きなので、
楽しく書いています_✍
これからも精進して参ります🙇💚
「昨日」 アゴタ・クリストフ。
昨日はすべてがもっと美しかった
木々の間に音楽
ぼくの髪に風
そして、君が伸ばした手には
太陽
物語の中へ、吸い込んでくれる本が好きだ。
心を掴み取ってくれる物語が好きだ。
そこには、スラスラと読みやすい文章。
だけども、一筋縄にはいかない難解なテーマ。
おまけに、希望も損失されていると、なおよい。
そんな人にオススメなのが、アゴタ・クリストフの「昨日」。
スラスラと読みやすい文章、