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デザイナーは組織学習に寄与できるのか?
この記事は2023年MIMIGUIRアドベントカレンダーの15日目の記事として執筆・公開しています。
毎日、MIMIGURIのメンバーが6つのテーマから1つ選んで、リレー形式で書いていきます。他のメンバーの記事はここから読めます。
前回はゴン兄こと原さんの記事「新しい組織発展モデルの探究『俺たちのグレイナーモデル』を構想してみよう」でした。
さて、あっという間に今年も残りわずかとなり、アドベ
「組織の成長と個人の自己実現を整合させていく」──MIMIGURI CCO 小澤美里が人材開発の新施策「Quest」に込めた、「諦めない組織」への願い。
2023年3月決算期より上場企業に対する人的資本の情報開示が義務化され、人的資本経営への注目は高まっています。一方で、外部環境の変化の激しい昨今では事業が変化するスピードも加速し、人材戦略の連動がますます難しくなってきています。
2022年5月の人材版伊藤レポート2.0でも「企業や事業の成長と多様な個人の成長の方向性を一致させていく必要がある」とした上で、それに対応する「社員エンゲージメントを高
KPIとUXをつなぐ
今年の8月から、事業部の方針として「KPIとUXをつなぐ」ということを打ち出した。
2年前に「圧倒的ヒト志向」と企業理念を改め、UXについて皆で意識を高めるなかで、悲しいことに、あってはならない「利用者>顧客」の風潮が若干見られたからだ。
利用者だけに向けたUXの最適解を求めるということが、自社の求める「圧倒的ヒト志向」ではなくて、顧客のビジネス要件と利用者の利益を両立する最適解をみんなで探ろう
カスタマージャーニーマップを「UXのパッチ当て」で終わらせないために
ペルソナは「ターゲット」ではない。
そんなことは当たり前だと思っていた。が、どうやらこの意味を正しく理解できていなかったらしい。そんな私の気づきを皮切りに、カスタマージャーニーマップについて改めて考えたことをまとめてみたいと思う。
改めて問おう。「ペルソナってなんだっけ?」ワークショップではインタビューをベースとしてペルソナを作ることも多い。ユーザー像に近い1、2名の方にインタビューを行い、その
おもてなしとはからい
マッカランの次はボウモアですよね先日、あるバーで飲んだ。
洞窟のような店内で、唯一マスターの後ろに並んだグラスだけが間接照明に照らされて浮かび上がり、美しい影を生み出している。
つまり、よくあるオーセンティックなバーのようにボトルがたくさん並んではいない状態である。
だいたいバーではカウンターの後ろにずらりと並んだボトルを物色して何を飲むか決めるのだけど、何も目に入るものが無かったので、まずは