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色と不思議とスピリチュアルな世界へ

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ワンダータイムズというスピリチュアルがテーマのポータルサイトでコラムの連載をしていた作品をアップしています。
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カメラと心霊写真

カメラと心霊写真

ミラーレス一眼レフカメラを買ってから、写真撮影が趣味になりました。写真は面白いですね。友だちの表情も連写すると変化がわかるし、角度を変えると別人に見えることもあります。光と陰の持つ力も少しずつわかってきました。イメージ通りに撮影できることもあれば、まったく違うこともあります。特別に教育を受けたこともないので、普通にシャッターを押し撮影できた写真を眺めて楽しむ。これが私の基本です。

今のところ、被

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満月の夜にお財布はふりません

満月の夜にお財布はふりません

満月の夜に財布を月に向かって降ると臨時収入があるというような記事を見ることがあります。また、新月の夜に願い事を書きましょうという記事もありました。読むたびに疑り深い私は「本当だろうか」と思うのです。

流行しているからそれが正しいかというと、そうではありません。満月は統計的に交通事故が多いことがわかっています。風水では、満月の日は望日(ぼうじつ)といって、あまり良くない日とされているそうです。また

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太宰府天満宮は御墓所である

太宰府天満宮は御墓所である

※2013年に書いた記事です。

先日、太宰府天満宮を参拝しました。無実の罪で太宰府に流された菅原道真公の御霊をお祀りしている神社です。

「門弟であった味酒安行(うまさけ やすゆき)が御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。」という記載が太宰府天満宮のサイトにありました。ということは、社殿が御墓所でもあ

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高齢化社会では幽霊も増加するのか?

高齢化社会では幽霊も増加するのか?

私は幽霊もお化けも妖怪も見えません。世の中にはそういう別の世界の存在を見ることができる人もいますが、落ち着かないだろうなあと思うのです。幽霊が目の前に現れ、ちゃんと相手が求めていることを理解して、何かの手段で助けてあげることが出来ればいいかもしれませんが、そうでなければ頻繁に現れる幽霊を見るというのは、怖いだけではないでしょうか。

しかし、相手が求めていることがわかってもどうすることもできない場

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蠱毒を使っていた映画

蠱毒を使っていた映画

1988年1月30日に公開された映画「帝都物語」を久しぶりに見ました。この作品は、平将門の怨霊により帝都破壊を目論む魔人・加藤保憲とその野望を阻止すべく立ち向う人々との攻防を描いています。

史実を背景に空想上の人物だけではなく、実在の人物が物語に登場します。博物学や神秘学の知識がいろいろ出てきて面白いのが特徴ですね。たぶん、風水、陰陽道、奇門遁甲を本格的に紹介した作品になっていると思います。実は

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松下幸之助社を参拝しました

松下幸之助社を参拝しました

鈴鹿市には「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」があり大勢の参拝者で賑わっています。猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)がご祭神です。道開きの神様として有名です。

地元の人間は「椿さん」と呼んでいます。境内には「椿岸神社(つばききしじんじゃ)」があり、猿田彦大神の妻神・天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られており、全国の天之鈿女命の総本宮でもあります。芸道の租神として信仰され、テレビに出演してい

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巨大な破壊エネルギーのことを忘れないようにしよう

巨大な破壊エネルギーのことを忘れないようにしよう

四日市市は第二次世界大戦の時に、空襲で市街地が焼かれました。塩浜に第二海軍燃料廠や工場があり、アメリカ軍の重要攻撃目標とされたからです。

若かった義父も塩浜で働いていました。義父はB29の爆撃も受けたそうです。

私の亡くなった祖母からは、焼夷弾が落とされる中、乳母車の中に子供を入れて逃げたという話を聞いたことがあります。幼子を抱えて逃げ惑うとは恐ろしい体験だったと思います。

先日会って話をし

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前世を知りたいと思いますか

前世を知りたいと思いますか

以前、「前世療法」という本を読みました。退行催眠により、生まれる前の記憶にまで遡ることで、心的外傷が取り除かれたという実話でした。アメリカ人の精神科医であるブライアン・L・ワイス氏の著作です。

その本を読んだ時は、自分の過去世を知りたいという気持ちになりましたが、今はそうでもありません。たぶん深刻な悩みがないからでしょう。また、霊能者の方たちに過去世を教えていただく機会はありましたが、それが事実

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マリー・アントワネット展へ行ったことがありますか

マリー・アントワネット展へ行ったことがありますか

四年ほど前のとある日曜日に名古屋市立博物館で開催されている「マリー・アントワネット展」に行きました。地下鉄の駅を降りて歩く女性の集団が、私と同じ目的地へ入っていくのには驚きました。

たぶん「ベルサイユのばら」の影響が大きいと思います。しかし、まさかこれほどの人が博物館に集まるとは思い寄らぬことでした。

私にとって、ヨーロッパは暗黒の歴史というイメージがあるのですが、マリー・アントワネットが王妃

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