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2023年6月の記事一覧
変えようとしなければ何も変わらない。ー「現状維持」「先送り」の限界。「リスク」は必ず存在する。
もう何十回目だろう、この文言を見るのは。「損切丸」が「円」を担当していた22年間、8割方はこう。それでもやってこれたのは1,000兆円を超える「預金」という "蓄え" のお陰でもあるのだが、決して日本経済が順風満帆、ほとんど「変化」が無かったという訳でもない。
特に2008年「リーマンショック」以降の強烈なデフレは世界経済史にも稀に見る「大事件」であり、それ故「量的緩和」(QT、 Quant
思ったより堅調? アメリカ経済。ー 銀行の「信用収縮」とのギャップ。
昨日(6/16)、アメリカでは興味深い先行指標が出ている。
まず消費の先行きを示すミシガン大学指数だが予想以上に改善。中古車価格の落ち着きなど、やはり物価上昇が柔らいできた影響が大きい。
やたら "反省" の多い日本人と違いアメリカ人は「安くなったら買う・使う」が体に染みついてる。だからFRBがこれ程執拗に「利上げ」を続け「インフレ」を抑えようとする。結果的に米経済にプラスだからだ。
"保険" を掛けて勝負に出たFRB。ー 「インフレ」>「景気」「信用収縮」の明確化。
勝負に出るFRB。ー 気になる「中国」「原油価格」の異変。|損切丸 (note.com) からの繋がりで。
某投資会社から昨日のパウエル議長の記者会見についてこういうコメントがあったが、ウォール街には戸惑いと失望が渦巻いている。
今回のFOMC声明文を読むと、内容はほぼ前回を踏襲。やはり非農業部門雇用者数(NFP)が目処となる+20万人を大きく上回っている事などが引っ掛かっているのだろう
逃げ出す「お金」。向かう先は...。その後。ー 「インフレ」で「お金」が足りなくなる。
2022.3.25. 逃げ出す「お金」。向かう先は...。|損切丸 (note.com) の続編。前回は「円安」に焦点を当てたが、この3年間「円」は対ドルで▼30%近く減価しており、まさに「円」から逃げ出した。特に黒田前総裁が「国債無制限買取オペ」を発動してから急加速。「預金」は名目約1,100兆円で変わっていないが、ドル換算では▼300兆円近く資産価値を失った事になる。これでは日本人が ”貧し
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