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自分と向き合うエッセイ(魂の叫び)

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魂の叫びをまとめています。ライフ・メンタル系記事多め。
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#エッセイ

私の「文章を書ける」はどこからきているのか

私の「文章を書ける」はどこからきているのか

正直なところ、”調子が良ければ”「息を吸うように」文章が書ける。あくまでも「調子が良ければ」の話で、メンタルがぐちゃるとあっさり何も書けなくなるという0か100な性能をしている。脳内でずっと何かを「書いてる」ので、可能であればそれをスキャンしてほしい。ぽちぽちキーボードを叩いてアウトプットするのが面倒なので。

……という話をすると、大変に驚かれる。おやおや、自分が特異なのか、と目をクルクルと動か

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「男子校のノリ」にもう耐えられない

「男子校のノリ」にもう耐えられない

知識は時に人を助け、時に、人を苦しめる。
解像度が上がることが、こんなに気持ち悪いだなんて思わなかった。

私の所属する部は、男性n:女性(私)1という、極端な男女比率で成り立っている。入社当初、その比率に違和感をおぼえることはなかった。なぜなら過去勤めていた会社でも同じようなことが多々あったからだ。新卒で入った会社も、その次の会社も、男女比率でいうと男性の方が多かった。
そのうえ私は「男性っぽく

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楽しいことがないなら作ればいいじゃない、と女は音楽教室に通うことになった

楽しいことがないなら作ればいいじゃない、と女は音楽教室に通うことになった

そう、パンがないならケーキを食べればいいように。楽しいことがないなら作ればいい。

享受ばかりじゃつまらない、また何かに熱狂したいとnoteに書いたが約2週間前。そのまま日常を過ごすことだってできたけど、私はもやもやを抱えたまま生き続けられるほど強くない。満足できない部分は可能な限りかなぐり捨てたいし、解決できることだったら解決してすっきりしたい。

ということで、ずっとほしかったガラスペンを購入

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楽しいことって何だろう

楽しいことって何だろう

毎年、「今年やりたい100のこと」をノートに書きだしている。定期的に振り返っては、達成率を見ているのだけど、去年は5分の1しかやりたいことができていなかった。それは世情的なものもあるし、私の事情もあるけど、何より「自分自身こうなるともっと人生良くなりそう」という理想がでかすぎたのもある。いうなれば、「want」ではなく「have to」を強いていたのだ。ということで、今年は「自分が楽しいと思うこと

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文学フリマ東京35に参加します!(一歩を踏み出したくて)

文学フリマ東京35に参加します!(一歩を踏み出したくて)

文学フリマ35に申し込みました!支払いも完了しました!
もう後戻りはできません!笑

サークル名:謳歌堂人生謳歌する様を描く本を出す予定なので、この名に決めました。この後詳しく記述しますが、本のジャンルが飲み歩きなんですね。そこで「アラサー女子の」とか、年齢や性別を押し出すのはなんかもうあきあきだなと思って、ううんなんだろうなって考えたとき、パッと「我人生謳歌」って浮かんだんですよ。あ〜確かに今の

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愛嬌を捨てたい、あの時はそう思っていた

愛嬌を捨てたい、あの時はそう思っていた

可愛くない私が世渡りするために得たスキル顔が可愛くない私がこの世で生き残るためには、愛嬌しかないと無意識に思っていた。困った顔してわかんないと首を傾げれば、誰かが手を差し伸べてくれた。無邪気な幼子のようにふるまえば、誰かが助けてくれた。それを「新種のぶりっ子」(多分顔が可愛くないのにぶりっ子しているから)と称した人もいたけど、愛嬌をふりまけば若干は楽に渡り歩いてこれたのだから、ぶりっ子だって別にい

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言い訳ばかりしていたあの頃の私は何を考えていたのか

言い訳ばかりしていたあの頃の私は何を考えていたのか

新卒1年目。あの頃の私はテレビの制作会社のADとして働きアリ以上に働いていた。多忙を極め、あの頃は何度も何度仕事を取りこぼしていた。「なんでできてないんだ」とブチギレされる毎日。理由を話すと「言い訳すんな!」と更に熱くなる上司。そんな記憶がーー

ーー蘇ったのは、本当につい最近のことである。

あれから約10年(え?10年?)。今度は指導する立場になった私が「言い訳するな」と後輩に向けて口にする。

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私は怒り方がわからない

カタカタとキーボードを打つ指にぐっと力が入る。カタカタと響いていた音が一変、ダン、ダン、と響き始める。指先にこもる怒り。指先だけにこめて、顔は、冷静に、崩さないように。抑えろ、抑えろと自分に言い聞かせる。

私は短気な自覚がある。沸点が多分低い。すぐイラっとする。普通にモノにあたったりする。もちろん誰も見ていないことを確認してから。キーボードを強く叩くのも、誰も見ていない前提でイライラを思いっきり

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文字の力を過信してないか

文字の力を過信してないか

あぁまただ。私は届いたメールを見て思う。

この人は文字の力を過信している。

言葉と文字のちがいについて

私は言葉が苦手だ。ぱっと言葉が出てこずに、あわあわ焦ってうまく伝えられないことがある。加えて自分の無神経さが相手を切りつけないように、言葉を選んで紡ぐ必要がある。30年以上言葉を使ってきてようやくこの言葉というものに慣れてきた。

対して、私は文字は得意だ。ゆっくり考えて、頭の中にあるぼん

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飲み屋でナンパされた、私の自由が一つ減った

飲み屋でナンパされた、私の自由が一つ減った

一人飲みが趣味だ。東京各所の立ち飲み屋、居酒屋に出向いて黙々と飲む。一人で飲む理由は、単純に人を誘うのが面倒というのと、居酒屋メニューが好きだから。家では楽しめないご飯やお酒を楽しむため、一人飲みできる店を探してそこに出向く。

女性の一人飲みはまだ目立つらしく、隣りにいる一人男性に声をかけられて雑談することはある。てきとーに話して、てきとーに流せば害はないし、時には楽しいこともあるので声をかけら

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「書く仕事がしたい」で私は承認欲求お化けから解放された

「書く仕事がしたい」で私は承認欲求お化けから解放された

承認欲求お化けとの闘い

2020年の秋ぐらいから今年の頭ぐらいまで、私は承認欲求のお化けに取り憑かれていた。1年ぐらいあるコミュニティの中で私のエッセイをたくさんたくさん可愛がってもらったのだが、いざそこを離れたら当然のごとく誰も褒めてくれなくて、何のために書くのかわからなくなってしまった。なんとなく読めていた未来だったけど、いざ直面したところでどう対処していけばいいかわからなかった。それは褒め

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推しは推せる時に推せ、人だけじゃなくて、場所だっていつか消えゆくぞ

推しは推せる時に推せ、人だけじゃなくて、場所だっていつか消えゆくぞ

2022年2月13日、私の推しがひとつなくなる。

「HMV&BOOK HIBIYA COTTAGE」を最後に推させてほしいあなたには推し本屋はあるだろうか。私はある。「HMV&BOOK HIBIYA COTTAGE」。(以後本文では「日比谷コテージ」と表記させていただきます)HMVという大手チェーン店ではあるが、そこには独自の“色“があった。それは“すべての女性を応援する本屋”であることだ。

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2年ぶりの帰省は私を孤独にさせた

2年ぶりの帰省は私を孤独にさせた

トンネルを抜けるとそこは雪国だった、と言わんほどに雪に包まれた空港に私は降り立った。そこは九州であるにも関わらず、その日は偶然にも大雪だった。見慣れない風景に戸惑いながら、2年ぶりの故郷を私は噛み締めた。2年ぶりに、戻ってこれた。

2年前、私は帰省にて大後悔して帰りながらボロボロ泣いたことを覚えている。帰省したにも関わらずインフルエンザにかかってしまい、イライラして家族に当たったのだ。家族と過ご

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いや、ADって呼び方変えたらなんとかなると思うなよ

呆れ返るようなニュースが舞い込んできた。

おいおい、元ADとして看過できないな。と物申すためnoteを開いた。なおADをしていたのがもう6年以上前なので今と状況は変わってるかもしれない。どうやら少しずつ働き方改革も進んでいて、環境は変わっているようだけど、あの体質はすぐに変わるのだろうか。6年そこらで?そんな気持ちを込めて今から文章をしたためる。

まずは私的見解を述べよう。なんで名称だけ変えん

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