見出し画像

楽しいことって何だろう

毎年、「今年やりたい100のこと」をノートに書きだしている。定期的に振り返っては、達成率を見ているのだけど、去年は5分の1しかやりたいことができていなかった。それは世情的なものもあるし、私の事情もあるけど、何より「自分自身こうなるともっと人生良くなりそう」という理想がでかすぎたのもある。いうなれば、「want」ではなく「have to」を強いていたのだ。ということで、今年は「自分が楽しいと思うことをやろう」と決めた。

決めて、ふと思った。「楽しいことってなんだろう」

最近いつワクワクしたっけ。何が楽しいと思ったんだっけ。テレビを見たり、ラジオを聞いたり、ライブに行ったり、ゲームをしたりは楽しい。けど、それってあまりにも受け身で、享受したものをただただ垂れ流しているだけなんじゃないかって。そんな状態になんだかうんざりしてしまった。楽しいんだけど、瞬間的すぎるというか。麻薬的というか。

それに気づいてから、毎日がつまらない。仕事もそういえば同じことの繰り返しで、ひたすら打ち合わせ打ち合わせ。確かに話す内容はお客様ごとに違うけど、本筋は同じなのでまあしゃべり飽きてきた。録音流しておきゃあええかな。うわ~つまんな!げろげろ!発狂してしまいそう。

自分は「マルチポテンシャライト」の自覚があるのだけど、生活がマンネリ化してきた結果狂いそうになるなんてある?

打開策があまりにもわからなすぎるので、ずっと欲しかったガラスペンを買って絵をかいてみたり、普段読まないタイプのキラキラ本を買って読んだり、普段立ち寄らない場所に行ってみたりした。やりたいことやったんねん、の心意気だ。それでもなんだかどこか物足りなくて、何が足りないんだろうと今必死に言語化している。

冬だからどこか鬱々としてしまっているんだろうか。私は毎年冬が苦手で一気に落ちてしまうことがある。うーん、その時期なんだろうか。寝るしかないのか。

なんか、ぶわーっと熱を入れ込める趣味って確かになくなったなと思う。多趣味の自覚はあるのだけど、好きなものが増えれば増えるほど手を付けられなくて、全部中途半端になる。知りたいことが多すぎる。
じゃあ仮に他を捨てて一点突破で入れ込められるかと聞かれると、そんな体力もうない気がする。好きでいることは体力がいる。と私は思っている。大学生のころ週5でお笑いライブに通っていたけど、多分もうあの頃の熱量で通えない気がする。金は多少あるけど、時間が足りない。ライブを見ている時間だけじゃなくて、移動時間も馬鹿にならない。

恋愛も、もうあの頃のように狂って愛してという感じじゃなくなってしまった。好きは好きだけど、心は凪。あの激しい恋心はどこにいったんだろう。繰り返すけど、好きは好きなんだよね。

やっぱり何か作ってる時が一番楽しいかもな。Canvaも触ってて楽しかったし。定期的に、こうやって自分が好きなように文章書いて、ぷかぷかするのもありかもな。

ああ、目の奥が重い。これも寒さのせいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?