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雑記など

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あたたかい日常
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シザーハンズ通信。かしこ

シザーハンズ通信。かしこ

家に帰ってきたら、右手が使い物にならなくなっていた。怪我ではない。使い物にならないだけ。お箸が持てないしコンタクトも取れない。というわけで、左手でご飯食べて左手で歯磨きして左手でコンタクトを取った。めちゃ不便。ついでにこの文章も左手で打っている。さながらシザーハンズ的な気分になっているけども、シザーハンズは片手がある意味便利なことになってるのでアレは違うのかな。でもお箸持てないのもコンタクト取れな

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人に優しいエロを、被害者に守護を

人に優しいエロを、被害者に守護を

珍しく?ちょっと過激派なお話を。

昨日、何気なくツイッターを開くと『彼女の自傷を止める彼氏』みたいなタイトルの4コマ漫画が目に入ってきた。内容は、強姦されて以来笑顔を失い自傷するようになった彼女に彼氏が目隠しと手錠をし何か薬を飲ませて無理矢理性行為に及ぶ、というもの。彼女が唯一発した言葉は「返して、私の返して」だった。吐き気がした。ショートする頭でそれでも作者は何か意図があってやっているのかもと

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親子だからって分かり合わなくてもいい

親に本音で話すことが滅多に無い。「イチゴ味が好き」とか「寒い」とかは言える。でも、好きな映画や好きな曲の時点でもう言えるか怪しい。自分の人格や思考の部分を極力見せないように生活しているのだと思う。何故なら、私の人格や思考は親のそれとは全く違う、むしろ真逆みたいなものなので本音を出せばぶつかり合うからだ。しかも私のお家の場合ぶつかり合っても良い方向に進まない。異なる意見を交わしてぶつかりながらも互い

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病んだ人は逃げ時が分からなくなる。なら最初から戦地に飛び込まなければいい

病んだ人は逃げ時が分からなくなる。なら最初から戦地に飛び込まなければいい

一人で喫茶店に入るときは大概満身創痍な気がする。普通にご飯が食べたかったり本が読みたかったり何なりかんなりで入ることもあるのだけれど、なんとなくいつも、喫茶店に行く時点で満身創痍。喫茶店のことを防空壕か何かだと思っている節がある。だから、基本どこで人とバッタリしてもいいタイプの性格だけれど喫茶店でだけはバッタリしたくない。したことないけど。ていうかバッタリしないような店と座席を意図的に選んでいるの

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躁記録:躁は精神的な自給自足でカタがつくのでは

躁記録:躁は精神的な自給自足でカタがつくのでは

私、今、元気、とても。
私は俗に言う双極性障害であり、双極性障害というのは物凄くざっくり言うと普通と呼ばれる人達よりも気持ちと体調の振れ幅がエグい病気。多分。躁鬱病とも言う。それでそんなエグい躁鬱ガールの私は今恐らく躁の方に振り切りそうになっていて、躁状態その瞬間のメモみたいなのが残っていたら後で面白いんじゃないかと思って状態を記録してみることにしました。あと単純にテンション高すぎて全く寝れそうも

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自分が一番の自分の差別者になることで

自分が一番の自分の差別者になることで

「あいつは鬱病だからダメ人間だ」「あいつは適応障害だから甘えだ」そんなことを言う人がこの世の中に全くいないわけではありません。時々、というか想像よりちょっと多めにいたりします。それはとても悲しいことだし言っている人に対して腹も立つけどそういう教育しか受けれなかったとかそういう価値観の社会で生きてきたのかとか考え出すとまた考えさせられる所で。まあ言ってることが本気でしょうもないという点では変わりない

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薬指馬鹿力フォーム

薬指馬鹿力フォーム

突然ですが皆さんは文庫本を読むとき、どう読んでいますか?ブックカバーはかける派ですか?かけるとしたら自前のと書店の紙のものと、どっち派ですか?栞はどうしていますか?私は、絶対に本を汚したくない派です。絶対に汚したくないと言いつつテーブルに積み重ねたり乱雑に鞄に入れて持ち歩いたりもするのですが…。でも基本的には本を綺麗なまま保存したいのです。そこで編み出した方法が、こうです。

①書店の紙のブックカ

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色が好き

色が好き

色が大好き。大好きだから、単色じゃなくてたくさんたくさん色が欲しい。でも「秩序のある社会的なカラフル」は好きじゃない。もっと野性的で、自由で、オシャレなカラフルが好き。絵が分かるわけじゃない。ただ見て、これ好き、これ気になる、これは多分仲良くなれない、というのはある。絵よりももっと身近なもの。映画。映画の色彩はびっくりするような色彩が好き。何それ!って言いたい。映画はどんどん色が変わる。狙わなくて

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善意とか宗教とか精神とか、いろいろ

ピンポンの幻聴が聞こえた時期があった。何時でも幻のピンポンが鳴る。午前3時にピンポンで飛び起きる。ピンポンが聞こえたところで実際ドアを開けて確認することは無かったので本当は幻聴では無かったかもしれないけれど、現実にせよ幻にせよ少し怖い体験ではあった。当時私は会社を休職しており、頻繁に訪ねてくる上司を、というかその訪問の突然さを恐れていた。事前連絡なしに突然上司はやってくる。夜来ることもあれば朝の8

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リセットボタン押してあげる

リセットボタン押してあげる

小さい頃、小さなパックマンのゲーム機を引っくり返すと爪楊枝で刺さなければ届かないような「リセットボタン」があった。たしかたまごっちにもあったし、シナモンとお喋り携帯にもあったと思う。ボタンを押せばこれまでの楽しかったボクたちの思い出は一切合切無くなりますよ、さよなら~というものだ。リセットボタンを押すと、彼らの記憶が消えてしまう。消えるのは、悲しくて寂しい。でも、時々えいやっと押したくなってしまう

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