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2024年1月の記事一覧
ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』を読んだ
一年以上前に友人から勧められるかたちで借りていたヴァージニア・ウルフ『灯台へ』を読みました。なかなか手強そうでずっと放置していたのですがいざ読み始めると十日ほどで読了し、私にしてはスムーズに読めたほうかなと思います。
ヴァージニア・ウルフについては名前だけは一応聞き覚えがあるものの作家の時代や位置づけなどは全く知らず、今作についても読む前にほんの少しだけ調べていわゆる「意識の流れ」の系譜に属する作
安芸高田市石丸市長を応援する人たち・ポピュリズムの時代(2)石丸市長が成し遂げた仕事はあるのか
1.私の仮説の復習
■ひろゆき的地位を目指す
私の仮説は、石丸市長は市長になっては見たもののすぐに向いてないと気づき、自分の論破力で、ひろゆき的地位を目指すようになったというものである。
だから、たいして話題にならない政策の実現よりも、政策をテコとした対立・劇場型の設定を考えるようになったのではないか。その観点で見てみると、一連の抗争が、うまく辻褄が合う(第1回目)。
■石丸ファンは、石丸市長
Fediverse系SNSプラットフォーム比較2024(ざっと前置き編)
※2024年4月15日ちょこまかと現状に合わせてFirefishの記載を修正
2023年はTwitterがXになったことをはじめ、多くのSNSサービスにとって混沌とした年だったように思います。
その時にも、SNSサービスの1つの紹介としてFediverse比較2023春というマガジンを連載しましたが、何せ2023年がFediverseにとっても激動の1年であったため、このマガジンでは古くなっ
「AIアートはアートじゃない」 毎日生成AIを触ってたら、クリスティーズのオークション、世界中の美術館で展示が決まった嘘みたいな1年間 - 2023年総括
新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2023年は、生成AIという新たな技術との出会いによって、いままでにないくらいに創作が面白くなった年でした。
年初にMidjouney /を触り始めたにも関わらず、国内外の美術館で3つの展示がきまったり、雑誌の表紙を飾ったり、世界三大オークションのひとつである、クリスティーズにグッチとのコラボで作品出展をするなど、まるで夢のよう
【本気の音響技術】3ステップでわかる!ポッドキャストの音質を最高水準まで高める方法
こんにちは。
音楽家のこうたろうです。
これまで何度かトライしてきたYoutubeでしたが、新居への引っ越しが落ち着いたこともあり、再びトライしてみることにしました。
チャンネルは音響に関しての知識やスキル、また音楽のおはなし、さらにヒーリング音楽の仕組みを解説したりと、音と音楽にこだわったチャンネルにしています。
オーディオが好きな方、音楽が好きな方、432hzをはじめとしたレゾナンスによ
ポートフォリオサイトを作った話
こんにちは。フリーランスでモーショングラフィックデザイナーをしています。Iori Iwaki です。最近ポートフォリオサイトを作りました。
こんな感じ。
ポートフォリオサイトを作った経緯端的に言うと、無かったからです。
フリーランスになってから2年半、有難いことに人伝でお仕事をいただき、連絡先を公開せずともそれなりに生きていくことが出来ました。
しかしふと思いました。
これってフリーランスにな
資本主義の課題をまとめてみる ~アドカレ振り返り~
2023年12月に行った「資本主義のアップデートを考えるアドベントカレンダー」
は、以下のような主旨のもと立ち上がりました。
カレンダー外の特別寄稿枠3本と前夜祭投稿+総括も含めると、12月の間に全部で30本にもおよぶ「資本主義の課題」と向き合った記事が投稿されたことになります!
投稿くださった方は、投資家、ファンド、IR、コンサル、経営者、NPO、メディア、アカデミックなど、様々な立場で資
【資本主義の飼いかた】―資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023・まとめ
そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。
「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えました。だから
2024年の画像生成AI事情のまとめと今後の考察と駆け出しクリエイターへのアドバイス
どうも、よー清水です。
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
2024年になりましたので、生成AIを取り巻く状況と今後についてまた語っていきたいと思います。
2023年の3月に書いた記事はこちら↓
以前の記事でも冒頭に書きましたが、僕の画像生成AIに対するスタンスはほぼ変わりません。
2023年の出来事ニューヨークタイムズ社がOpenAI社とMicroso