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    学習や学習管理に関する いろんな方法をまとめています。

記事一覧

【ギリシア世界】 前半

はじめに 今回からギリシャ世界に入る 世界史はほぼ初学なので どんなことがあるのか これまでの学習で ちらほら出てきたものや 生きてきた時間にふれてきた 例えばテルマ…

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1年前
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新たな学習方法を試してみる ギリシア世界から

はじめに 今日から ギリシャ世界の学習に入るが 学習方法を変えてみる。 これまでは 1カテゴリを 初回に3回読んでいた。 1、黄色のマーカーで概要 2、オレンジの太字で…

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1年前
1

【イラン文明】古代オリエントの世 14/14

前回まで 治水灌漑から始まった オリエントのシュメール、ナイルのエジプト そこから 気候変動の影響を受けながら 政治的な混乱や勃興を繰り返し やがて 統一的な 広大な…

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1年前
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【ササン朝】古代オリエントの世界 13/14

前回まで メルシャ人のアケメネス朝を アレクサンドロス大王が征服し イラン地域は 文化的にギリシア風になっていった。 そんな中大王の死後 交易の要衝になっていた バク…

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1年前

【バクトリア・パルティア】古代オリエントの世界 12/14

前回まで ペルシャ人によるアケメネス朝。 内政はアッシリアからの反省か 融和的な政策をとっていくが 対外的にはギリシャ人とウマが合わず ペルシャ戦争など幾度も交戦。…

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1年前

【アケメネス朝】古代オリエントの世界  11/14

前回まで 二足歩行から道具の使用 治水灌漑により 余剰生産 人口集中集落から国家 オリエント世界の各地で 国家が成立 侵攻と興亡を繰り返す。 メソポタミア、エジプトの …

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1年前
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【古代オリエントの統一】 古代オリエントの世界 10/14

前回まで オリエント地域の メソポタミア、 シュメール、アッカド エジプト王朝の盛衰 東地中海地域の アラム人フェニキア人ヘブライ人 を 地域ごとに見てきた。 主に王権…

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1年前

【ヘブライ人とユダヤ教】古代オリエントの世界9/14

前回は 舞台は シリアパレスチナで 交易をしていた民族の話。 陸はアラム人 海はフェニキア人だった。 彼らは カナーン文字を源流に フェニキア文字を 国際商用語として…

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1年前

【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

これまで 二足歩行の開始、 治水灌漑から都市、都市国家、 統一国家に。 内部は神権政治、統治、階級 文字、建築、職人、仕事の始まり。 外部は侵入と防御、戦士たち。 鉄…

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1年前
2

学習脳効果をあげる休憩の仕方

学習脳効果をあげるために 休憩は必ずとりましょう と伝え聞いて 実際にやってみると 確かに脳は回復するのですが なにかちょっと違う気がします。 もっと使いやすくでき…

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1年前

【エジプトの文化】 古代オリエントの世界 7/14

宗教観 エジプト、ナイルの自然環境から 万物に霊魂が宿る その頂点としての太陽 太陽神ラーが認められる 新王国時代 アモン信仰(守護神)と合わせて アモンラーも崇拝さ…

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1年前
1

【エジプトの統一国家】 古代オリエントの世界 6/14 エジプトの統一国家

今回から 前回までは メソポタミア地域の 古代国家統一について 学習してきた。 時代は 前3500年から前1000年頃まで 今回から 同じオリエントにまとめられる エジプトが…

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1年前
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【古代メソポタミアの文化】 古代オリエントの世界 5/14

メソポタミアの宗教 宗教はその時々で 人々が求めているものが 反映されていた。 シュメールの都市国家では 最高神はエンリルという天候神で バビロニアではマルドゥクと…

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1年前
3

【シュメールの終わり、ヒッタイト】 古代オリエントの世界 4/13

前回まで メソポタミア南地域 チグリスユーフラテス川一帯 時代は 紀元前2300年〜1700年頃の話 シュメール人による おそらく人類初の 都市国家の建設から アッカド人、シ…

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1年前
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【メソポタミアの統一】古代オリエント世界  3/14 

前回まで 前3500年頃から 人口が増加し始め シュメール人による 都市国家が成立。 同じ頃に アッカド人も シュメールの北側(チグリス川の中流)に 都市国家を作る。 アッ…

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1年前

【メソポタミア シュメール人】 古代オリエント世界 2/14 

都市国家の起源 今回はメソポタミア地域で シュメール人が 都市国家を形成し 繁栄・衰退していく様子を ざっとまとめてみる 始まりは河の氾濫 メソポタミア地域に流れる…

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1年前
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【ギリシア世界】 前半

【ギリシア世界】 前半

はじめに

今回からギリシャ世界に入る
世界史はほぼ初学なので
どんなことがあるのか
これまでの学習で
ちらほら出てきたものや
生きてきた時間にふれてきた
例えばテルマエロマエのようなもの
からの知識くらいしかない。
正直ややこしい印象だけれど
それでも知ることから始めてみようと思う
全14あるチャプターを
7ずつ、前後半に分け、
それぞれ1週間かけて復読していく。
テキストは引き続き
『詳説 世

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新たな学習方法を試してみる ギリシア世界から

新たな学習方法を試してみる ギリシア世界から

はじめに

今日から
ギリシャ世界の学習に入るが
学習方法を変えてみる。

これまでは

1カテゴリを
初回に3回読んでいた。
1、黄色のマーカーで概要
2、オレンジの太字で用語
3、青色で数字
をマークしながら読んでいた。
マーカーを持ち替える手間もあったし
情報が交錯するので
整理も難しかった。

今回から

1、1日目
  7日分のカテゴリを
  一気に読み、概要を頭に入れる
  →黄色マー

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【イラン文明】古代オリエントの世 14/14

【イラン文明】古代オリエントの世 14/14

前回まで

治水灌漑から始まった
オリエントのシュメール、ナイルのエジプト
そこから
気候変動の影響を受けながら
政治的な混乱や勃興を繰り返し
やがて
統一的な
広大な地域を支配する帝国が現れる。
地域の安定を志すも
人は愚かで
なかなか平和は訪れない。
時代が進むにつれ
平和な時間は
どんどん短くなっていく。
そんな中でも
人々は
文化を形成し
生活を豊かにしていく。

イラン文明2つの宗教 (

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【ササン朝】古代オリエントの世界 13/14

【ササン朝】古代オリエントの世界 13/14

前回まで

メルシャ人のアケメネス朝を
アレクサンドロス大王が征服し
イラン地域は
文化的にギリシア風になっていった。
そんな中大王の死後
交易の要衝になっていた
バクトリアとパルティアが独立。
バクトリアは遊牧民のトハラに滅ぼされ
パルティアは
イラン系農耕民のササン朝に滅ぼされる。
文化的にはオリエントに戻りつつも
東西の文化が融合していく。

ササン朝の始まり

224年
イラン系農耕民の"

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【バクトリア・パルティア】古代オリエントの世界 12/14

【バクトリア・パルティア】古代オリエントの世界 12/14

前回まで

ペルシャ人によるアケメネス朝。
内政はアッシリアからの反省か
融和的な政策をとっていくが
対外的にはギリシャ人とウマが合わず
ペルシャ戦争など幾度も交戦。
アレクサンドロス大王の遠征により
征服される。
アレクサンドロス大王の死後
アジア地域を引き継いだのは
セレウコス朝シリア。
文化的には
ギリシャ風になっていく。

2つの国の独立(バクトリア)

バクトリア地方では
知事のデイオド

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【アケメネス朝】古代オリエントの世界  11/14

【アケメネス朝】古代オリエントの世界  11/14

前回まで

二足歩行から道具の使用
治水灌漑により
余剰生産
人口集中集落から国家
オリエント世界の各地で
国家が成立
侵攻と興亡を繰り返す。
メソポタミア、エジプトの
興亡を通して
宗教、文化、人類の発展を見てきた。
そんなオリエント地域が
ついに統一される。

アッシリア王国の始まりを復習

黒海の南西部の都市
アシュルで
シリア人がアッシリア王国を築く。
時代は
前2000年頃が始まり。

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【古代オリエントの統一】 古代オリエントの世界 10/14

【古代オリエントの統一】 古代オリエントの世界 10/14

前回まで

オリエント地域の
メソポタミア、
シュメール、アッカド
エジプト王朝の盛衰
東地中海地域の
アラム人フェニキア人ヘブライ人

地域ごとに見てきた。
主に王権、王朝、語族、を中心に
宗教、文化、地政、学問、制度、思想などに
触れてきた。

今回は
ついに
オリエントが統一される
どういう形になるのか
見て行こう。

アッシリア王国成立

首都はアシュル
場所は黒海の南東で
肥沃な三日月

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【ヘブライ人とユダヤ教】古代オリエントの世界9/14

前回は

舞台は
シリアパレスチナで
交易をしていた民族の話。
陸はアラム人
海はフェニキア人だった。

彼らは
カナーン文字を源流に
フェニキア文字を
国際商用語としていく。
これらは
後のアラム文字→アラビア文字などや
ラテン文字(ABCの元)になった。

交易、植民都市など
国家ではあまり見られなかった
民の行動が活発に描かれていた。

今回の民族はヘブライ人

ヘブライ人、ユダヤ人、
ヘブ

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【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

これまで

二足歩行の開始、
治水灌漑から都市、都市国家、
統一国家に。
内部は神権政治、統治、階級
文字、建築、職人、仕事の始まり。
外部は侵入と防御、戦士たち。
鉄、馬、戦車。
など、、

オリエント地域は
メソポタミア、エジプトに分けて学習。
各々違いはあるが、
共通部分も多い。
それらは
海の民などにより
国力は衰退させられた。

舞台はシリア・パレスチナ

地中海の東海岸
メソポタミアと

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学習脳効果をあげる休憩の仕方

学習脳効果をあげる休憩の仕方

学習脳効果をあげるために

休憩は必ずとりましょう
と伝え聞いて
実際にやってみると
確かに脳は回復するのですが
なにかちょっと違う気がします。

もっと使いやすくできないかな

そう考えながら
古文や世界史を学習していて
1つ気がついたことがありました。

学習後の休憩の仮眠中に

休憩後の仮眠中に
その前にやってたことを
ふと思い出すことが
よくありました。
せっかくなので
目を閉じて
呼吸を

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【エジプトの文化】 古代オリエントの世界  7/14

【エジプトの文化】 古代オリエントの世界 7/14

宗教観

エジプト、ナイルの自然環境から
万物に霊魂が宿る
その頂点としての太陽
太陽神ラーが認められる

新王国時代
アモン信仰(守護神)と合わせて
アモンラーも崇拝された

死生観

太陽神ラーの他にも
ホルス神 ハヤブサの顔
もいて、
その父
オシリス神は
冥王神。
つまり
閻魔様?
オシリス神に
生前の善行を伝えたり
復活のための呪文を記した書があった。
死者の書と言われる。
復活をした時

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【エジプトの統一国家】 古代オリエントの世界 6/14 エジプトの統一国家

【エジプトの統一国家】 古代オリエントの世界 6/14 エジプトの統一国家

今回から

前回までは
メソポタミア地域の
古代国家統一について
学習してきた。
時代は
前3500年から前1000年頃まで

今回から
同じオリエントにまとめられる
エジプトが始まった。
エジプトは
文明の発達のせいか
年代や名称が
具体的になってきている。
マーカー学習法も
数字は青と決まってきた。
テキスト横に
時代をメモし始める。

初日の今日は

全体の概要を見た。
エジプト3000年と

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【古代メソポタミアの文化】 古代オリエントの世界 5/14

【古代メソポタミアの文化】 古代オリエントの世界 5/14

メソポタミアの宗教

宗教はその時々で
人々が求めているものが
反映されていた。
シュメールの都市国家では
最高神はエンリルという天候神で
バビロニアではマルドゥクという守護神だった。

治水を含む天候にたいして
みんなが困っていて
それを解決してくれる存在は
まさに神だった。
やがて農業生産の安定が進むと
外部からの侵入が激しくなり
守護神が必要になった。
大魔神佐々木。

文化

安定定住が進

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【シュメールの終わり、ヒッタイト】 古代オリエントの世界 4/13

【シュメールの終わり、ヒッタイト】 古代オリエントの世界 4/13

前回まで

メソポタミア南地域
チグリスユーフラテス川一帯
時代は
紀元前2300年〜1700年頃の話
シュメール人による
おそらく人類初の
都市国家の建設から
アッカド人、シュメール人による
興亡、攻防を経て
セム語系の遊牧民の
アラム人により統一される。
アラム人は
首都バビロニアを中心に
治水と司法を
一体に広めていった。

今回は先に年代と地図を入れてみる

今回はメソポタミア北部 前 2

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【メソポタミアの統一】古代オリエント世界  3/14 

【メソポタミアの統一】古代オリエント世界  3/14 

前回まで

前3500年頃から
人口が増加し始め
シュメール人による
都市国家が成立。
同じ頃に
アッカド人も
シュメールの北側(チグリス川の中流)に
都市国家を作る。

アッカドの侵攻 2300

都市国家間の争いが絶えぬ中
前2300ころ
アッカド人は
シュメールを征服し
後にメソポタミア地域を統一。
統一国家が成立する。
サンゴン1世のころ。

アッカド滅亡 2200

前2200ころ
山岳

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【メソポタミア シュメール人】 古代オリエント世界 2/14 

【メソポタミア シュメール人】 古代オリエント世界 2/14 

都市国家の起源

今回はメソポタミア地域で
シュメール人が
都市国家を形成し
繁栄・衰退していく様子を
ざっとまとめてみる

始まりは河の氾濫

メソポタミア地域に流れる
ユーフラテス川・チグリス川は
水源が北方の高原地帯であったため
春になると
どうしても雪解け水で増水し
中流下流地帯では
氾濫・洪水がおこっていた。
もちろん
この氾濫がこの地を
沖積平野にしていったわけだが
獲得経済から
生産

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