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今月も詩の投稿が完了しました。色んな人の心に届くといいなぁ〜。
すみれのアニス飴|詩
こちらの詩は雑誌ココア共和国の傑作集に選ばれた詩です。よろしければ読んでいただけますと嬉しいです。
フランス留学時代の友人からいただいた、すみれ味のアニス飴が嬉しくて、そんな気持ちを詩に込めました。
初詩作、初投稿で紙面に載ることになり、とても嬉しかったことを覚えています。
紫の誘惑
ころころまるい
小さな粒を口に含むと
あまく気だるい芳醇な香り
アニスのハーブの香りが
心まで浄化する
ユート
ダイエットは続く|詩
「はぁ…」
いつもと変わらない数字
ブルーで陰鬱な気持ち
痩せてる人は綺麗に洋服が着れる
ふくよかな人は幸せそうに見える
それなのになぜ 痩せたいと思うのか
痩せは若さの象徴なのか
わからない
わからない
白いドレスを見に纏った
カーブの綺麗な海外アーティスト
とても美しいと思うのに
なぜ自分だと自信がなくなるのか
女性としての成熟への恐れ
その名残が痩せへの強迫観念なのか
まぁ考え
早朝にきらめく露|詩
朝日がのぼると露がきらめく
夜のあいだ、熟成された透明なしずく
その中には世界がつまっている
まるで子猫の目のような 純粋な水晶
どんな夜も越えていける
毎朝毎朝、朝露は出来る
どんなことにも負けない
それでいて 生まれたての輝きをたたえている
最も大切なものは暗いときに生まれる
必ず、必ず成長している
そして日の光を見るのだ!
あの潤んだ黄金の光に身をかざすのだ
私はいつも そんな人であり
詩
こちらは花垣那美の詩を公開するnoteです。
よろしければご覧になってください。