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この世はゲームのようなもの

生きているといろんなことがありますね。
苦しいこと、悲しいこと、こんなことが起こるなんてもう生きているのがつらいと思うことも、経験したことがある人は多いと思います。

でも、拙作のエッセイ「詩を書くに至った理由」に書いてある通り、ある時私は人生の有限性に気づきました。それは絶対的なもので、人は必ず逃れられないもの。必ず人はいつか死んでしまうということ。
そう思ったら、ふとこうも思いました。

もし私が最初から大した勉強もせずにハーバードを出ていて周囲の人誰もが私を称賛し、世界億万長者ランキングに載っていて誰もが羨む完璧なパートナーがいたら…

多分もうなんかどうでも良くなっちゃうと思うんですね笑

端的に言ってしまえばやりがいがない。
多分傲慢になってしまうし、自分って一体なんなのか、わからなくなってしまうと思います。

私はこの世には色んな感情を味わうために生まれてきたと思っています。
拙作「アイス・ダンサー」にも書いた通り、苦しみはある種のスパイスのようなものだと思っています。そこからどれだけ這い上がれるか?どれだけリミッターを外して自分の力を解放できるか?その経験を通して、最終的にどれだけ自分と他者を幸せにし、満たすことができるようになるかが大切で、それがやりがいのあることだと思っています。

人生はゲーム、とは言い過ぎかもしれませんが、そんな気持ちを持てたらこっちのもの。
ピンチがあったら、ここからどれだけの経験を得て、チャンスに変えられるか。絶対にタダでは起き上がらないぞ、という気持ち。
そういう気持ちを持てたら、時間はかかるかもしれないけど、必ず自体は好転していきます。
有限の人生だからこそ、色んな感情を余すところなく大切にしていきたい、そう思います。

そんなことを思えたら、日々楽しく生きれるようになるかもしれません。

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