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雫|詩

白と桃色と赤の雫
その潤んだ滴りは黄金の輝き
異国の調べを聴きながら
我々を酔わす
白昼夢へと誘う

あれはいつの日だったか
幼いころ
手を引かれ歩いた
公園の水辺

涼やかに肌を冷やす
不規則な水が楽しくて
友と時を過ごした
光を反射する水面
夕焼け小焼け
影の長く伸びるまで

みな夢想に耽り
心を癒していく
日々を浄化するかのように

あの日があるから生きていける
きっとそんな日を増やしていく


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