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NかMか~ヒントは大岡さばき?!~
今回、読んだのはアガサ・クリスティーの「NかMか」。ポアロでもミス・マープルでもない、トミー&タペンスのシリーズ3作目です。トミー&タペンスは、主人公たちが年を重ねていくので、ぜひ、1作目から順番に読んでほしいです。本作でも1作目の「秘密機関」に関するエピソードが出てくるので、その方がより楽しめると思います。
トミーとタペンスは、相変わらず色々なことに巻き込まれながら、誰がスパイかを探っていく
推理小説~唄(うた)のとおりに…
物騒すぎて題名に書くのを躊躇してしまいましたが、私は唄のとおりに人が殺されていく話が好きです(笑)なんだか文字にするとやばい人みたいですが、そんなことありませんので、しばしお付き合いを。
〇「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティー
唄のとおりに殺されていく話として、一番有名なのは、この作品でしょうか。孤島で「十人のインディアン」の歌詞どおりに一人ずつ殺されていき、疑心暗鬼になる登場人物
下町ロケットシリーズを読みました
池井戸潤さんの小説は、半沢直樹シリーズや陸王などは読んでいて、もちろん面白いんだけど、敵役が本当に嫌な奴なので、下町ロケットは読むのを躊躇していました。だって、どうせ下町の工場が大企業にいびられて窮地に陥るけど、最後、逆転勝利するんでしょ、分かってるんだから!そのためにあのネチネチしたいじめの場面を読むのは嫌‥。
でも、まあ読んでみるかと重い腰をあげて読み始めると、一気にシリーズ4作を読んでし
これは経費で落ちません!を読んでいます
出張の時、新幹線で読むのに薄くて読みやすそうな本はないかな~と思って手に取ったのが「これは経費で落ちません!」。読んでみたら、期待以上におもしろくて、すっかりはまっています。という訳で、今回は第5巻を読みました。
通常は主人公の森若さん(もしくは太陽くん)目線で語られていますが、第5巻はスピンオフ作品ということで、森若さんをとりまく人々目線で語られています。私は長編や短編連作が好きですが、シリ
マンガ「チ。」を読んでいます
いろいろな雑誌でおすすめのマンガとして紹介されていた「チ。ー地球の運動についてー」を5巻まで借りて読みました。ワクワクしながら読み始めて、すぐに「ギャー、思ってたのと違う~。」となりました‥。
なんだか、すごくグロテスクなんですけど。拷問のシーンが痛すぎて、まともに読めません。みんなクセが強くて、共感できません。でも、圧倒的な世界観にやられます。
正直、家で読むのが怖くて、通勤のバス&職場で
ゴッドファーザーを見ました
初めてゴッドファーザーを見ました。といっても、テレビで途中から見たんですけど。暇な夜、チャンネルを替えていたら、たまたまやっていました。開始から1時間くらいたっていて、麻薬の仕事を断っているシーンでした。なんかよく分からんけど、1回は見てみたいと思っていたから、まあいいかと思って見ていたら、次々に人がやられていって、ひぃーとなってチャンネルを替える。もう残酷なシーンは終わったかなと思って戻るの繰
もっとみる今更ですが「君の膵臓をたべたい」を読みました
これまで読んだことがない作者の本には、なかなか食指が動かず、巷で話題の本となると、ますます読む気がしない私ですが、コロナの影響で急に明日から図書館が閉まる!というタイミングでたまたま目についた、住野よるさんの「君の膵臓がたべたい」を借りてしまいました‥
読み始めてみると「甘~い」。不治の病だけど普通に生活できる女子高生のワガママを、人との関りを避けていた同級生男子(よく見ると、きっと格好いい