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孔子と論語と私と現代

孔子と現代。

書店に行けば、ビジネスジャンルの本棚には必ず置いてある『論語』。

この有名な書物を残したのが、孔子である。

世は春秋戦国時代。

平和な世ではなく、乱世の時代である。

中華が7つの国に分かれ、覇権を争っている。油断をすれば、即刻、隣国から攻め落とされる。

そんな緊張状態の続いた時代に生きた孔子。

争いの絶えない中、孔子は平和を望み、その思想を説いて回った。

『論語』は平たく言えば、「礼を重んじ、平和に暮らしましょう」という思想。

乱世の時代だからこそ、一層強い想いで平和を説いて回ったのではないでしょうか。

しかし、諸国を回れど、その思想が重宝されることはなかった。誰もが否定はしないが、重視することはなかったという。

「素晴らしい思想ということは分かっている。けれど、今は乱世。そのようなことを言っていたら、隣国に攻められて、我が身が滅ぶ」と。

どこの国にも受け入れられず、論語という思想を普及することで生涯を終えた孔子。

今では賛美を浴びている孔子の思想も昔は脚光を浴びなかったのである。

しかし、孔子は自分の思想を大事にした。自分の考えを生涯信じ抜いたのである。その結果、時代が巡った現代で、重宝される思想のひとつとなっている。

孔子の『論語』ですら、世に普及されるには、悪戦苦闘しているのである。孔子が生きた時代に、自分自身の考えに信念を持ち続けることは大変だったに違いない。

信念を押し通した孔子と同様に、私たちも自分の考えに信念を持ちたいのである。

現代は、様々な情報が氾濫している時代である。SNSだけでも、無数の考えで溢れかえっている。それらの考えに簡単に感化されるようでは、信念が育つことはないだろう。つまり、自分の軸が確立されないということである。

私たち一人ひとりの人生を本当に豊かなものにしていくためには、一人ひとりが自分自身の考えに信念を持っていることが大切なのである。

自分の考えを踏みにじることなく、尊重し、一番大切に扱う。そして、信じること。信じ続けること。

そうすることによって、日々の言動と思考とか一致していき、豊かな人生を築いていくことができるのではないでしょうか。

誰がなんと言おうとも、一番大切にしたいのは、自分の気持ちや考えなのです。

“あなたはどう思いますか?何を感じますか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も素敵な時間をお過ごしください。

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