モッティ(mottttty)/本を読むのも仕事です

本と旅と木々の緑が好きです。日々のあれこれを綴ります。 2022年に22年勤めた公立中…

モッティ(mottttty)/本を読むのも仕事です

本と旅と木々の緑が好きです。日々のあれこれを綴ります。 2022年に22年勤めた公立中学校の国語科の教員から、 小学校の図書館司書に転職しました。

マガジン

記事一覧

読書の記録(47)『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』石田勝紀 

手にしたきっかけ voicyで石田勝紀さんを知った。「シングルタスク型」「マルチタスク型」というのを知り興味がわいた。 心に残ったところ 私がvoicyを聞いていて、もう…

読書の記録(46)『ブロックでなんでもつくる!ビルダーの頭の中』 三井淳平 偕成社 

手にしたきっかけ 今年度、勤務校の図書館に毎日小学生新聞を置いている。2024年5月1日にビルダーの記事があった。どうやってあんな作品を作るんだろう?と前から思…

読み聞かせした本(45)『ハナはへびがすき』2024年4月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 読んだ本 『ハナはへびがすき』 作 蟹江杏 福音館書店 選ん…

読み聞かせした本(49)『ひともじえほん』2024年6月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 『ひともじえほん』 こんどうりょうへい さく かきのきはらま…

読み聞かせした本(50)『てんてんきょうだい』2024年6月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 『てんてんきょうだい』 山口慶太 文 田口真由 絵 ポプラ社 …

読書の記録(45)『透明なルール』佐藤いつ子 KADOKAWA 

手にしたきっかけ タイトルに惹かれた。あるけど目えないモノに透明という言葉がぴったりだと思った。 心に残ったところ 自分の中学生時代時代を思い出した。小学校まで…

読書の記録(44)『サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』吉藤オリィ きずな出…

手にしたきっかけ 吉藤オリィさんに興味を持って、ここ最近続けて何冊か読んでいる。この本はビジネス書というか大人向けな感じ。20~30代にささりそうな感じがした。…

読み聞かせした本(48)『うまれたよ!メダカ』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 読んだ本 『うまれたよ!メダカ』 写真 松沢陽士  構成・文…

読書の記録(43)『オリヒメ 人と人をつなぐ分身ロボット』吉藤オリィ 文加藤悦子 子どもの未来社 

手にしたきっかけ 先日『ミライの武器』を読んで、『世界でいちばん優しいロボット』も読んだ。吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介できる本を探してたどり着いた。こ…

読書の記録(42)『世界でいちばん優しいロボット』 文 岩貞るみこ 絵 片塩広子 絵 講談社

手にしたきっかけ 先日『ミライの武器』を読んで、吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介したくなった。1冊でブックトークをするとなると高学年向けになってしまので、…

読書の記録(41)『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』稲垣えみこ マガジンハウス

手にしたきっかけ ずいぶん前に妹に薦められたのをきっかけに稲垣えみこさんの本を読むようになった。『老後とピアノ』については、いわた書店の一万円選書のカルテにも書…

読み聞かせした本(47)『うまれたよ!アゲハ』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 読んだ本 『うまれたよ!アゲハ』 写真 安田守 構成・文 小…

読み聞かせした本(46 )『ぼくだけのこと』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 読んだ本 『ぼくだけのこと』 作 森絵都  絵 スギヤマカナ…

読書の記録(40)『ミライの武器「夢中になれる」を見つける授業』吉藤オリィ サンクチュアリ出版

手にしたきっかけ 昨年、中3の長男と学校見学などにいくうちにロボコンやロボットに興味を持つようになった。いままでは気にもとめずにいた本や記事が目に留まるようにな…

読書の記録(39)『ヒロイン』桜木紫乃 朝日新聞出版

手にしたきっかけ 好きな作家さんの本は気になる。図書館で過去のものを借りてきたり、本屋で新刊を見つけて読む。今回読んだ『ヒロイン』もそうて手にした1冊。 心に残…

読み聞かせした本(44 )『すうがくでせかいをみるの』2024年4月

小学校の図書館司書をしています。 図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。 読んだ本 『すうがくでせかいをみるの』 ミゲル・タンコ作 福…

読書の記録(47)『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』石田勝紀 

読書の記録(47)『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』石田勝紀 

手にしたきっかけ

voicyで石田勝紀さんを知った。「シングルタスク型」「マルチタスク型」というのを知り興味がわいた。

心に残ったところ

私がvoicyを聞いていて、もうちょっと詳しく知りたいと思ったことは、第3章 悩めるママたちの相談室 のQ2にあった。

「言っても言わなくても勉強しないんです」というQに対して、Aは「お子さんのタイプを見極めて、対応してみてください。」だった。「子どもに

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読書の記録(46)『ブロックでなんでもつくる!ビルダーの頭の中』 三井淳平 偕成社 

読書の記録(46)『ブロックでなんでもつくる!ビルダーの頭の中』 三井淳平 偕成社 

手にしたきっかけ

今年度、勤務校の図書館に毎日小学生新聞を置いている。2024年5月1日にビルダーの記事があった。どうやってあんな作品を作るんだろう?と前から思っていたので読みたいと思った。

心に残ったところ

巻頭のカラーの作品のページから引き込まれてワクワクする。大きな作品が次から次へ出てくる。あれも、これも、何かで見たことがある気がする。

この本には作品のメイキング映像のQRコードが載

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読み聞かせした本(45)『ハナはへびがすき』2024年4月

読み聞かせした本(45)『ハナはへびがすき』2024年4月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『ハナはへびがすき』 作 蟹江杏 福音館書店

選んだ理由

・学級開きの時期、新しい先生や友達といい出会いをしてほしいなあと思ったから。
・自分の好きなものも、友達の好きなものも大事にしてほしいなあと思ったから。
・色合いが素敵で、今の季節(春)に合うと思ったから。

子どもの反応

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読み聞かせした本(49)『ひともじえほん』2024年6月

読み聞かせした本(49)『ひともじえほん』2024年6月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

『ひともじえほん』 こんどうりょうへい さく かきのきはらまさひろ こうせい  やまもとなおあき 写真  福音館書店

選んだ理由

・ひらがなの学習を終えた1年生にいいタイミングだと思ったから。
・ノリのいい1年生なら真似して遊んでくれそうだと思ったから。

子どもの反応

・『ひともじえほん』

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読み聞かせした本(50)『てんてんきょうだい』2024年6月

読み聞かせした本(50)『てんてんきょうだい』2024年6月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

『てんてんきょうだい』 山口慶太 文 田口真由 絵 ポプラ社

選んだ理由

・ひらがなの学習を終えた1年生にいいタイミングだと思ったから。
・いろいろな言葉にてんてんをつけて楽しんでくれたいいなと思ったから。

子どもの反応

・「か」が「が」になるところで、すぐに本の構成を理解できた。次もてん

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読書の記録(45)『透明なルール』佐藤いつ子 KADOKAWA 

読書の記録(45)『透明なルール』佐藤いつ子 KADOKAWA 

手にしたきっかけ

タイトルに惹かれた。あるけど目えないモノに透明という言葉がぴったりだと思った。

心に残ったところ

自分の中学生時代時代を思い出した。小学校までは積極的にいろいろやるタイプだった。しっかりしている方だったと思うし、班長とかリーダーとか、まとめ役も積極的にやっていた。

ところが、中学校に入る前だったかあとだったか、「良くも悪くとも目立つと目をつけられる」という噂に、動けなくな

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読書の記録(44)『サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』吉藤オリィ きずな出版 

読書の記録(44)『サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』吉藤オリィ きずな出版 

手にしたきっかけ

吉藤オリィさんに興味を持って、ここ最近続けて何冊か読んでいる。この本はビジネス書というか大人向けな感じ。20~30代にささりそうな感じがした。帯の写真もそうだが、最終ページの写真もとがったイメージを受ける。この本のターゲットにした層や、本のコンセプトの違いのせいか、今まで読んできた吉藤オリィさんとはまた違った印象を受けた。

心に残ったところ

第6章『「できない」を武器に変え

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読み聞かせした本(48)『うまれたよ!メダカ』2024年5月

読み聞かせした本(48)『うまれたよ!メダカ』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『うまれたよ!メダカ』 写真 松沢陽士  構成・文 小杉みのり 岩崎書店

選んだ理由

・5年生が理科の学習でメダカを飼っている。このメダカは人から譲ってもらったものだ。身近なところにあまり田んぼがないので、『メダカの学校』のような光景を見たことがない子が多い。写真の絵本なので、実際に

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読書の記録(43)『オリヒメ 人と人をつなぐ分身ロボット』吉藤オリィ 文加藤悦子 子どもの未来社 

読書の記録(43)『オリヒメ 人と人をつなぐ分身ロボット』吉藤オリィ 文加藤悦子 子どもの未来社 

手にしたきっかけ

先日『ミライの武器』を読んで、『世界でいちばん優しいロボット』も読んだ。吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介できる本を探してたどり着いた。こちらは写真が多くて子どもが視覚から入りやすそう。

心に残ったところ

表紙は吉藤オリィさんもオリヒメ(OriHime)もカメラ目線。扉のページでは吉藤オリィさんとオリヒメ(OriHime)の目が合っている。こういうところに気がついてつぶ

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読書の記録(42)『世界でいちばん優しいロボット』 文 岩貞るみこ 絵 片塩広子 絵 講談社

読書の記録(42)『世界でいちばん優しいロボット』 文 岩貞るみこ 絵 片塩広子 絵 講談社

手にしたきっかけ

先日『ミライの武器』を読んで、吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介したくなった。1冊でブックトークをするとなると高学年向けになってしまので、他に子ども向けの本がないか探していて見つけた。

ノンフィクションを紹介するときによく挙げる1冊が『しっぽをなくしたイルカ~沖縄美ら海水族館フジの物語~』だ。イルカは小学生に人気で、動物好きな子が何人かいつも興味を示してくれる。

『世界

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読書の記録(41)『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』稲垣えみこ マガジンハウス

読書の記録(41)『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』稲垣えみこ マガジンハウス

手にしたきっかけ

ずいぶん前に妹に薦められたのをきっかけに稲垣えみこさんの本を読むようになった。『老後とピアノ』については、いわた書店の一万円選書のカルテにも書いた。

ミニマリストに憧れる私。転職して時間ができたこともあり、モノと向き合い、家を片付けようと意識し始めて、3年ぐらいになる。(そのことはこちらに書いています。)

心に残ったところ

季節の変わり目に服を見直し、子どもの進級・進学の

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読み聞かせした本(47)『うまれたよ!アゲハ』2024年5月

読み聞かせした本(47)『うまれたよ!アゲハ』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『うまれたよ!アゲハ』 写真 安田守 構成・文 小杉 みのり 岩崎書店

選んだ理由

・出勤すると、3年生がみかんの木のところで何かやっていた。話を聞くととアゲハにあげる葉っぱを採っていた。今ならぴったり!と思ったから。
・昨年は『うまれたよ!モンシロチョウ』を読んだが、実際に『アゲハ

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読み聞かせした本(46 )『ぼくだけのこと』2024年5月

読み聞かせした本(46 )『ぼくだけのこと』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『ぼくだけのこと』 作 森絵都  絵 スギヤマカナヨ 理論社

選んだ理由

・森絵都『帰り道』を学習するのに合わせて。
・以前読み聞かせした『希望の牧場』とは、またちがった雰囲気の本だから。
・自分に自信をなくしたり、人と自分を比べたりすることが高学年になると増えてくるように思う。『じ

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読書の記録(40)『ミライの武器「夢中になれる」を見つける授業』吉藤オリィ サンクチュアリ出版

読書の記録(40)『ミライの武器「夢中になれる」を見つける授業』吉藤オリィ サンクチュアリ出版

手にしたきっかけ

昨年、中3の長男と学校見学などにいくうちにロボコンやロボットに興味を持つようになった。いままでは気にもとめずにいた本や記事が目に留まるようになった。

吉藤オリィさんのことも、何かのおりにTVで見て知ってはいた。若くて才能あふれる人がいるんだなあ、ぐらいの認識だった。幼いころから自分の好きなことを探求し、自分の夢を叶えたすごい人なんだろうなあ、ぐらいの認識だった。ところが本を読

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読書の記録(39)『ヒロイン』桜木紫乃 朝日新聞出版

読書の記録(39)『ヒロイン』桜木紫乃 朝日新聞出版

手にしたきっかけ

好きな作家さんの本は気になる。図書館で過去のものを借りてきたり、本屋で新刊を見つけて読む。今回読んだ『ヒロイン』もそうて手にした1冊。

心に残ったところ

1995年。私は大学生だった。大阪の実家から大学へ通っていた。阪神大震災の日、大阪の家もかなり揺れたが、被害はなかった。何が起きたのかわからないまま、京阪電車は動いていたので、とりあえず大学へ行った。確かテスト中で、とにか

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読み聞かせした本(44 )『すうがくでせかいをみるの』2024年4月

読み聞かせした本(44 )『すうがくでせかいをみるの』2024年4月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『すうがくでせかいをみるの』 ミゲル・タンコ作 福本友美子 訳  日本語版監修 西成活裕 ほるぷ出版

選んだ理由

・進級した子たちに、自分の好きなことを大事にしてほしいというメッセージを贈りたいと思ったから。
・巻末の『数学ノート』が自学ノートのヒントになればいいなあと思ったから。

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