779日目 トップダウンの指示でどれだけ組織に刺激を与えられるか?

何千人もいる組織でトップダウンで指示を出して、組織を刺激し、動かす事は簡単ではありません。

大きな方針を示しただけでは、組織は動きません。
具体的にどのような行動すべきか指示を出す必要があります。

「手段は問わない。残業時間を月10時間減らせ」と指示を出しても、残業時間は減りません。

ある作業を廃止する、ワークフローを短くする、作業を早くするなどの具体的に事の起こる元まで踏み込んで指示しないと時間は減りません。

組織が大きくなると、階層化していき、トップから末端までの距離は離れていきます。

トップの方針を役員が受け取って、部長に指示して、部長が課長に指示して、課長が現場を動かすという構造だと、トップと現場の方向性が一致していても、中間管理職である部長や課長がつ都合のいいように解釈して、現場に降りてくる指示がトップの意識と変わってしまう事があります。

特に、部長クラスは1番反発をします。

トップはこの部長の壁を突破できるメッセージを発信しなければいけません。

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