658日目 ステークホルダーマップを作らずにプロジェクトを進めると不幸になる

今までプロジェクトに参加していなかったが、急に現れて納期やスコープの変更をし、プロジェクトメンバーの士気を低下させる人がいます。

課長から報告を受けている部長クラスの人だったりします。
無視もできす、権限もある人です。

そのような場合は、ステークホルダーマップを事前に作っておくと良いでしょう。

現場で仕切る人が全ての権限を持っている訳ではありません。
登場人物を全て可視化する必要があります。

登場人物は色々な人にレビューしてもらい、もれなく記載するようにします。

それぞれの人にプロジェクトに対する関心度、プロジェクトに対する権力を点数化します。

そうすると以下のような4パターンに分類できます。

①関心度高、権力高
②関心度高、権力低
③関心度低、権力高
④関心度低、権力低

各分類で対応を変える必要があります。

①関心度高、権力高

担当役員や中心となる部門の部長などです。
事前に情報を流したり、会議をどの様な結論にしたいを知らせ、味方にしておく必要があります。

②関心度高、権力低
実際に手を動かしてプロジェクトを進めるメンバーです。
メンバー間で常に情報共有している状態を維持する必要があります。

③関心度低、権力高
中心ではない部門の部長などです。
情報は入れるようにして、関心度を高めてもらう必要があります。

④関心度低、権力低
中心でないメンバーの上司やリーダークラスの人などです。
最低限の情報共有にどとめて、他の分類の対応に注力すべきです。

実際にプロジェクトの手を動かすメンバーのみで前に進めてはいけません。関心度が高く、権力のある人を巻き込んで進めていく必要があります。

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