491,492日目 昨年、異動したい部下は1人だけだったが、その後、どうなったのか?

課長2年目になり、部下とのキャリア面談の時期です。
中間管理職の課長の場合は、部下と面談しつつも、課長自身はは部長とキャリア面談です。

昨年の面談では、異動を希望している部下は1名でした。

その部下はどうなったのか?

まだ、部下としています。
今年も異動希望を出しています。
異動させる方向で面談しています。

大企業の場合、自主的に異動したいという人は稀です。

その中で、自分の意思で社内のキャリアを決めようとしていることは良い事です。

ただ、希望を全て受け入れたら、組織は成り立ちません。

全員現職を希望しても、業務量に応じて、異動させることもあります。

全員異動したいと言っても、その組織維持する必要が有れば、業務の連続性を持たせる必要があるので、何人かが残る必要があります。

希望を通すとしても、制約条件があり、成果が求められます。

2年以内に売上100億に達成するとか、競争が激化している中でも、現状の売上や利益を確保し続けるなどです。

このような今後想定される事業環境を考えて、キャリアを考えていく必要があります。

個人の欲求だけでキャリアを考えていくのではなく、将来のどんな状況になっていて、そこで自分は何ができるか?という事を考え抜かれたものである必要があります。

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