記事一覧
「第4回関東甲信越臨床工学会 in TOKYO パネルディスカッション」のおまけの話
明日から開催される関東甲信越臨床工学会が東京で開催されます。
臨床工学技士として医療安全に専従されている松田先生に企画していただいた「病院管理部門に属する働き方改革 ~技士長は中間管理職にすぎない~」パネルディスカッションに演者として登壇しますので、宣伝記事です!
と言っても、パネルディスカッションで話すことを書いてしまってはつまらないので、語りきれない、おまけの部分を書いてみます。
医療専
「医療の質を改善すること」のコスパタイパがわかるのはだいぶ先かもしれない
臨床工学技士として臨床で働くことに一区切りをつけて、医療の質を改善する部署に異動してから、はや2年が経過しようとしています。
2年経過して気づいたことのひとつを、今日はシェアしたいと思います。
それは、「医療の質を改善すること」は、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスが悪く見えるということです。
コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスという概念が流行しています。なるべく少ないコスト
タスクシフトシェアの実現には高度なマネジメント能力が必要
医師の働き方改革に伴う法令改正によって、いくつかの医療専門職の行うことができる行為の範囲が広がりました。
一連の流れは「タスクシフト・シェア」と呼ばれており、自分たちの業務をだれかにシフト、シェアしたり、他職種の業務を自分たちにシフト、シェアすることで偏在している業務を平準化していこう、という流れです。
法令による業務範囲拡大に対して、実際の技術習得ができるように、告示研修が行われており、国家