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笑うパパには福来たる

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笑っているパパには、きっと福が来るはず。 笑っているパパになるために、日々感じたことを。
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子どもはパチンコ台じゃないんです。

子どもはパチンコ台じゃないんです。

えらいてんちょうさんの「しょぼい起業で生きていく」という本のなかに、phaさんとの対談があって、その中の一部分、”子どもはパチンコ台じゃない”という章に衝撃を受けたので、そのことを今日はすこし書いてみます。

pha「みんな子どもに期待しすぎるというか、自分の夢とかを詰め込みすぎるのはよくないと思いますけどね。別の人間だし。」
えらてん「とくにお金投入するとね。お金を入れて成果が出てこないっていう

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令和6年、ぼくは何をしているんだろう。

令和6年、ぼくは何をしているんだろう。

平成20年、夏。

二十歳のぼくは免許を取った。

金が安いからという理由で、新潟の新幹線が止まる駅から、車で20分ほどかかる合宿所付きの自動車学校に、ひとりで行くことにした。同じ大学のみんなは、高校卒業と同時に免許をとっていたので、ひとりで行くしかなかったのだ。

合宿所にごはんは付いていなくて、代わりに近くの喫茶店の定期券みたいなものが配られた。その喫茶店のハンバーグがおいしかったことを覚えて

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七五三の娘の後ろ姿

七五三の娘の後ろ姿

娘がもうすぐ3歳になる。

七五三の写真を撮ってもらおうと、写真屋さんに行った。

最初に髪をセットしてもらう。

大きな鏡の前の椅子に座り、何も言わずに鏡を見つめている。

娘は髪の毛がまだ長くないので、美容室に行ったことは一度もない。

慣れていないはずなのに、もうすでに気分はプリンセスモード。(奥さんのディズニー好きが講じて、娘もプリンセスが大好きで、ある意味洗脳されているのかもしれない。)

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子供の成長を感じるためには

子供の成長を感じるためには

子どもの成長速度は、本当に早い。

これを見逃したら、もう一生それを見ることはできないのに、日々のあれこれに忙殺されて、子どもの成長を見逃しているのではないかと、少し悲しくなる時があります。

子どもの成長を見逃さないために,、今自分にできることを考えて見ました。

質問する最近、おもしろいと感じているのが、子どもにあれこれ質問してみます。

「なんでプリキュアが好きなの?」

「行きたい場所は?

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Mr.Children「重力と呼吸」の話

Mr.Children「重力と呼吸」の話

待っていました。
いや、本当に。
「REFLECTION」という持てる球種は、すべて出し尽くしたと言われるアルバムから3年半。
その間ライブをたくさんやっていたけれど、自分は諸事情で行けず。
新しい音を待ち望んでいて、やっとのことで聴けるな、という安心感とワクワク感でいっぱいでした。
個人的にも、この初聴から聴き込んで行った感想や感覚を忘れたくないので、レビューとして残しておきます。

このアルバ

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おじいちゃんの話

おじいちゃんの話

数年前おじいちゃんが亡くなった時、自分のFacebookに書いたことと、お葬式のお別れの言葉をあわせて、編集しました。
書き残したかったことを、書いておきます。

2014年11月3日、父方のおじいちゃんが亡くなりました。
親父がスプーン3杯お茶をあげたら、消えるように意識がなくなっていきました。

おじいちゃんおばあちゃんと同居していなかったぼくがよくおじいちゃんと接するようになったのは、亡くな

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胡散臭い話

【意味】 胡散臭いとは、何となく怪しくて疑わしいこと。

twitterをはじめとするSNSやワイドショーで、政治や芸能人有名人のスキャンダル、炎上の話題を目にすると、「胡散臭い」と最近思うようになった。
胡散臭いを辞書で引くと、上のような意味になる。

なぜ、そのような話を見たり、聞いたりすると胡散臭いと感じるようになったのか、すこし考えて見た。

胡散臭い、を非常によく体現するものに、宗教

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落とし所の話

尊敬する上司と飲みに行ったときの話だ。

尊敬する上司の尊敬する大先輩から、「お前は何を意識して仕事しとるんじゃ」と聞かれた時、「落とし所です」と言ったらしい。そしたらその大先輩に「いい仕事しとるな」と言われた…という話だ。

これを居酒屋で聞いたとき、正直ぼくにはあまりピンと来なかった。普段の仕事において、落とし所を意識して仕事することがなかったからだ。

でもぼくはそれよりだいぶ以前に、この落

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父性の話

父性の話

ぼくには、1歳3ヶ月の娘がいる。
その娘が産まれる前から、奥さんや周囲の人から父性はいつ芽生えるのか、という話をしていた。
母性はきっと多くのお母さんに芽生えやすいものなのだろう。妊娠中から赤ちゃんの主張のような悪阻を感じ、やがて大きくなるにつれて胎動を感じ、若干の差異はあるものの苦痛を伴って我が子を出産する。
出産後も多くの時間を過ごすのはお母さんに違いない。
では、父性は?
そもそも父性とは何

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