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経済プロへの道

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ニュースをみれば、その後の予想まで勝手に出てくる。企業分析や業界についても語れるそんな達人に私がなるために日々発信するマガジンです。
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#nikkei

8/2日本経済の歴史的株安について

8/2日本経済の歴史的株安について

大きな要因は米国経済の景気後退が懸念されていることだ。今までの株式市場は景気が良いという前提があり、ある種楽観的な考えで動いていた。
それを変えたのが、米国の失業者数が増えたというデータである。

FRBはインフレを抑えるために政策金利をあえて高金利で留めていた。それは失業率が低いから景気も良いという考えがあったからだ。

その根底が覆ったタイミングで日銀が利上げを発表した。日銀が利上げを発表した

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7/6(土)日経朝刊

7/6(土)日経朝刊

中古車の価格が上がっている。
認証不正問題で新車の数が減ったことや、円安による海外からの中古車の需要が伸びたことが要因。

中古車、新車不足で最高値:日本経済新聞

円安により牛肉や豚肉の輸入価格が上昇し限界が近づいている。お米の価格も上がっているので牛丼の価格上昇にも繋がりそうだ。

安価な鶏肉への需要が高まっているが、主要なブラジル産やタイ産に他の国からも需要が高まっている。その影響で現地価格

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ふるさと納税のあり方

ふるさと納税のあり方

ふるさと納税1兆円、膨らむ経費 消える税収5000億円:日本経済新聞

ふるさと納税での返礼品競争が激化。
返礼品や配送費等の経費が約5割も占めている。
返礼品で農家等は潤っているが、その他の経費でも税収が減っていることは意識したい。
大都市から地方への税収の動きは予定通りだが、その規模が問題点になる。
赤字分を埋めるのは税金なので、居住地の行政サービスを犠牲にして返礼品を貰っているようなものだ。

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地方空港の国際線について

地方空港の国際線について

地方国際線、利用6割強:日本経済新聞

2023年度の国際線利用者数がコロナ前の6割強まで戻ってきている。
熊本空港では、TSMC効果でビジネス利用の目的が増えているようだ。
新しく出来た台湾の台北便も好調。

一方、地方空港の利用者が戻りきらない要因には中国観光客の減少や、人手不足により空港での『グラハン』が足りていないといった問題がある。

木材から住宅需要を考える

木材から住宅需要を考える

【月曜経済観測】木材から見る景気:日本経済新聞

【注目】
住宅需要は各国厳しい状況。
日本ではローン金利が上がる前に買う層が増えると見ていたが、コロナ期に先取りされていたようだ。
米国は金利高の影響や人手不足で厳しい。中国への輸出は円安で増えているだけで消費は追いついていない。

【原因】
海外のインフレや輸送費が販売価格に反映されて、需要が減っている。円安等の為替の影響も少なくない。

【今後

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CO2の排出量を時間ごとに把握しよう

JERA、電力を再エネ由来か判別:日本経済新聞

【内容】
発電大手のJERAが使ったエネルギーが再生可能エネルギー由来かを判別するサービスを始めました。

【目的】
CO2の排出量を時間ごとで把握することで、再エネ事業の偏りをなくそうとしています。
現在、割合の大きい太陽光発電では、夜間の発電には対応出来ていません。
その時間帯は主に火力発電で補っています。
そうした現状を把握することで、蓄電池

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4/28経済メモ

【チャートは語る】AI投資熱「原発」に波及:日本経済新聞

・AIのデータセンターは電力を多く使うので、脱炭素の視点もある原子力発電には未来があるとみられている。

©️再生可能エネルギーの種類や水素のカラーとかもブログにしていいかも。

〈直言〉「AIの弊害、企業は責任を」 マイケル・ウェイド氏:日本経済新聞

©️電力を使うと熱が出るのはそうか。そのためのクーラーの売上もあがってたっけ

円安

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4/25経済ニュースメモ

米新築住宅、高金利で「うさぎ小屋」に(NY特急便):日本経済新聞

・金利が下がらない
・住宅ローン金利7%
・住宅サイズを小さくしたり、金利上昇分を負担したりして対応

©️中古市場の在庫が少なくなったこともあって、ある程度家を買う動きは出てきそう。

155円突破、介入警戒でも続く円安 裏に国内勢の売り:日本経済新聞

©️為替介入しない限りは円安落ち着かんかもね。
日銀金融政策決定会合での発

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気になる決算まとめ

気になる決算まとめ

・3メガバンクの決算は増収増益
→貸出金利から調達金利を引いた利ざやが要因。海外での金利差が大きかった。
→FRBの利下げと商業用不動産の焦げ付きが不安要素。貸し倒れに備えた与信関係費用が増えそう

・海運3社は減収減益
→コロナ渦の特需も終わり、コンテナ船運賃が下がった。
→紅海での地政学リスクによる運賃上昇は今期にあまり含まれず

今週の目標

今週の目標

毎週、成長するために自分の目標を明確にしています。そんな個人的な日記です。

【目的】

魅力的な会社を見つけて投資をして楽しみたい。

【長期目標】

・予算を増やすために、副業を始める
→経済に興味があるので、知識を深めて発信
→ブログやWebライター等)
・経済知識を深める
→新聞や書籍で調べたい事柄を意識する
→為替や海運、エネルギーに興味あり
・魅力的な会社を見つける
→決算書を読む習慣

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2/3の経済日記

2/3の経済日記

個人的に気になったニュースをまとめています。

・セブン無人コンビニ
→無人レジの機械発注増えそう

・中国関連企業の業績悪化
→中国の国有企業には逆張り投資が増えてる

・米地銀の業績悪化
→商業用不動産の焦げ付き
→ドイツやあおぞら銀行にも影響

・米雇用統計予想よりも良い数字
→今後数字が変わる可能性もある
→3月の利下げ予想はほとんどなくなる
→為替はその影響で円安へ

・新NISA円安圧

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2/2の経済日記

2/2の経済日記

・紅海での地政学リスクが増えて、海運の船舶戦争保険の価格が上がってる。割合にも寄るが保険会社の業績が良くなるかも

・天然ゴムの価格が上昇している。タイでの不作が原因。EV車等のタイヤにも使われるので、今後の需要は増えそう。

・量的引き締め(QT)とは、FRB等が保有している債券を手放して市場のお金を回収。そうすることで、市場の流通量を減らすことを指す。
反対に金融緩和では、債券を買って市場のお

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昨日のFOMCまとめ

昨日のFOMCまとめ

今回のFOMCも面白かったですね。自分用に要点をまとめておきます。

利下げという言葉は出たが、金利は現状維持

利下げに向けてはまだ慎重な意見

市場での次回の利下げ観測はやや後退

FRBは利下げを早くしすぎてインフレ率が2%をはるかに超えるリスク、利下げが遅れて景気が悪くなるリスクを意識している

それでも、5月のFOMCまでに利下げに動くとみる予想が多い

利下げが始まると連続で利下げにな

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次世代通信基盤『IWON』

次世代通信基盤『IWON』

1/30に気になったニュースまとめ

・NTTがIWON(アイオン)の消費電力削減に挑む。生成AIの消費電力が多いらしいから早く実現するといいな

・シャープが取り組む『亜鉛空気電池』。
リチウムを使わないのがいいね。中国への依存度も下がるし

・航空貨物の輸出量が下がってるらしい。
海上輸送に変わったからだけど、紅海やパナマ運河での地政学リスクでコストが増えてきたからまた回復しそう。