マガジンのカバー画像

ジンとチラーとタニマギー

407
「カネと顔と大っきい●●…」 ××がピクリと反応した言葉をどうぞ。 (新聞、雑誌、小説、エッセー、映画、ドラマなどから拾いました)
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

女のエロい喘ぎ声を文字で表現することは不可能だと断言したい…皆がその点で苦労しているようでR18の投稿サイトでは最近、あんあんの語尾に…(p239)
※ 「ハンチバック」(市川沙央、文藝春秋2023年6月号、芥川賞)

ある人が私に「できるだけ細く高い音で口笛を吹いてごらんなさい、猫は不思議なようすを見せて興奮しますから」と言ったことがあります。…猫はあなたの膝にとびあがり、あなたに熱烈にすりよってきます。
※カレル・チャペック「猫」(「コラムの闘争」所収)より

「北海道大はご遺骨を抱いて持ってきたが、東京大は4トントラックで運んできた。あまりにアイヌ民族を侮辱する行為で、生涯忘れられない光景だ」
※11/26/2023、東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/292246

「なるべく現地に行って町を歩きます。光の具合や季節のにおいはその場所でないと分かりません。町の人の話し方や表情にも注意しています…空気感のようなものが自分の中に染み込めばいい、そう思っています」(伊吹有喜さん)
※11/20/2023、東京新聞「あの人に迫る」

「女性のハートを開く鍵は、思いがけない時の思いがけない贈り物だ」
※映画「小説家を見つけたら」(2000、ショーン・コネリー)より

「自分のために書く文章は、人に見せるための文章に勝る」
「考えるな。考えるのは後だ。第一稿はハートで書く。リライトには頭を使う」
※映画「小説家を見つけたら」(2000、ショーン・コネリー)より

「わたしはべんごしになりたいです。みんなをたすけるために、べんごしをやりたいです。さいしょにおとうさん、おかあさんをたすける」(仮放免の子どもたちによる絵画作文展)より
※11/17/2023、東京新聞夕刊
https://www.tokyo-np.co.jp/article/290365

金原ひとみの「ハジケテマザレ」(講談社)は、労働者が自主管理する職場についての長編小説…文体がいい。まるでラップ…人事管理だのマネジメントだのというのは…ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)にすぎないのだと実感する。
※11/22/2023、東京新聞夕刊「大波小波」

「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」(2023)

これはほとんどマルクスのような映画ではないか!
働く喜びややりがいがいつの間にか正反対のものに反転してしまう…
※11/20/2023、東京新聞夕刊「大波小波」
https://sumikkogurashi-movie.com

つまり民間人を殺したくなければ方法はいくらでもある。結局、民間人は巻き添えではなく標的なのだ。そして犠牲者が増えるほどハマス予備軍も増えるのだ。
※11/25/2023、東京新聞「本音のコラム」

「彼らの声は聴こえている?」
(映画祭「移民とわたしたち」キャッチコピー)
http://nichigei-eigasai.com

「島では戦争の足音だけでなく戦争の姿も見え始めた。東京でも想像してみてください」(75歳、宮古島)
※11/24/2023、東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/291869

「あのシーンは、スノーボードに行って立ち小便した時に、あまりの寒さに縮こまった自分のチンチンを見失ったことがあって、いつか小説に書きたいとストックしていたものなんです」(「地図と拳」小川哲さん)
※11/23/2023、週刊新潮「小説を書くことの醍醐味とは」

日本人評として「親切」「優しい」が定着していますが、本当でしょうか。
※11/16/2023、東京新聞「発言」欄より