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2024年7月の記事一覧

「どんな星もいらない私という星」ー詩ー

「どんな星もいらない私という星」ー詩ー

何かを生み出して
新しい世界を見ようとか
創り上げようとか思うと
いつも誰かがスカートの裾を引っ張る

そう、あの娘はいつも
綺麗に三つ編みをして
膝が出るジャンパースカートを履いて
フリルのついたブラウスを着ていた。
「じゃ、私が言うね」
人の言葉をいつも盗んでは得意気で
「すごいね!」
その言葉はあの娘に向けられた。

青い空は時間を短縮したように
夜を連れてくる
8ギガでも足りないこの思考

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『どうせなら燻製になれ』ー詩ー

『どうせなら燻製になれ』ー詩ー

自分でも処理できない気持ち
ねぇこれは
燃えるゴミ?
それとも瓶、缶、ペットボトル?

燻り続けるこの気持ち
燻製になればまだ救われる
花びらみたいにね
剥がれていくんだ

生きるためにメモが増えてゆく
あれもダメこれもダメ
遊び心には二重線を引く
大人になるんじゃなく
生まれ変わるんだ

学校のチャイムにはドキドキしてた
雨も平気だった
ハツカネズミに遭遇しても
笑ってすませた

始業のベルはな

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オルゴーーール!

オルゴーーール!

スタートダッシュは 全力で
最後の最後まで 
力を振りしぼって 

勢いよく
走り始める

どんどん 走って
走って 走って
快調 快調

でも
もうすぐ
息 切れそう

だんだん ゆっくり

一歩ずつ 一歩ずつ
踏みしめて 踏みしめて

  ゴーーール!
オルゴーーール!
 
 ゴール イン!

そのあと

余韻を かみしめる

オルゴール
おつかれさま

ありがとう

孤独感…

孤独感…

寂しい…という気持ちは

人との繋がりなしでは
生きられないということ

人の温もりを求めたりすること

叶った時の幸福感と
失った時の喪失感は

元々同じところにある心で

きっとその駆け引きが
心の中に備わっている

それなのに
独りになることを選択して

息苦しくなる

ほんとは逃げたい…

自分の気持ちは実は自分が1番知らない。
未来へ向かうため、今を水に流して
今の自分に感謝して。
https://youtu.be/C47K1TX9PAA?si=iBYXSVspJYPbrCrW

『ドリフト』ー詩ー

『ドリフト』ー詩ー

青い空に滲む涙は
いつかのための虹

夜の空に佇む涙は
誰かのための流れ星

見つめ合う想いは
明日という日を忘れるほどに
時間を惜しむ

孤独に背中を向けて
少しだけの偽りを許しながら
小舟で旅する事を選ぶ

通りすがりの日常に
かろうじて体温を保ちながら

✴︎✴︎✴︎

X投稿 #詩 #poetry #lyric #私の作品紹介

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これでも母さんの記事はやさしいです。

休みん俳にて✨みんみん賞✨をいただきました。どれほどの労力、思いをかけて下さったのだろう。。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にうれしくて。ありがとうございます。

どんな創作も、がしっと受け止めて下さる海のような包容力が、記事に文章にあふれています。読ませていただいてると、ふと音楽が思い浮かびました。メロディはシンプルで繰り返すだけの簡単なものです。

これ

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海に 話そう

海に 話そう

あーあ と思った日
ハア? と思った日
エーッ!? と思った日

海に 話そう

きょう
言いたくても
 言えなかった
  後悔

言いたくなかったのに
 言ってしまった
  情けなさ

聞いてほしそうだったのに
 知らんぷりした
  冷たい自分

海に投げた思いは
青の中に 溶けていく
あぶくとなって 消えていく

海に話したら
どうなるの?
なにも どうにもならないよ

海は 
なんにも 言わ

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題名 「懐かしきもの」

題名 「懐かしきもの」

手に取るものに
思い出が広がり
あの日に時は戻され
見つめた先へ心が宿る。
視線は離れず
瞬きすら忘れてしまう
映し出す記憶。
そこには暖かく穏やかで
優しさが溢れた
笑顔の空間が待つ。
時には心が震え
悲しみと切なさの渦に
涙を落とす跡がある。
どちらにも光があり
懐かしきものは
この手を離れず
これからもこの心へ残す。
遠く離れていくあの時を
側に抱き寄せ
自分を原点へ戻し
視線の先に思いを通

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