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場所についての記録

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記録であり、記憶。 街について、或いは街よりもっとミクロな場所について。
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2023年3月の記事一覧

そういえば、都まんじゅう屋になりたかったんだった。

そういえば、都まんじゅう屋になりたかったんだった。

先日、大阪での用事を済ませて街中を歩いていると、途中で鯛焼き屋さんを見つけた。鯛焼き屋というのは、どうもいつも購買意欲をそそってくる。普段行かない土地ならば尚更だ。この前京都に行った時も鯛焼き屋に目が奪われたけど、今あなたはお腹がいっぱいでしょ、と自分を戒めて思い留まった。でも今回は、良い匂いと店の雰囲気が私の財布を開かせた。

レジ待ちの列に並びながら鯛焼きの製造の様子を見ることができた。製造は

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震災のことを書いてみようと思う

震災のことを書いてみようと思う

12年前の3月11日、当時高校1年生だった私は福島県で震災を経験した。でも今まであまり被災者という意識がなく、正直大分前から自分の中で震災は風化してしまっていた。震災以外のことの方が自分の人生の中で戦いで。それでもあの時期にあの場所で生きていたからこそ、いつか振り返らなければな‥‥とずっと思っていた。意識していなくてもアイデンティティを形成している出来事だと思うから。
12年間の内で、今が最も時間

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最適な職場環境を選択することと、自分自身を知ること ―過去の職場環境と当時の心境を振り返る―

最適な職場環境を選択することと、自分自身を知ること ―過去の職場環境と当時の心境を振り返る―

只今失業中の為、次の働き方や働く場所について考える時間が増え、比例して過去に働いてきた環境について振り返る時間も増えてきた。前々職・前職での環境について、感じてきたこと、思い出したことを書き留めておきたいと思う。

ストレート過ぎる表現がアイタタタタタ‥‥かもしれないけれど、今このタイミングだからこそ書けることを書く、という選択を取ってみる。

前々職|お茶出し!お菓子配り!!お掃除お母さん!!!

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どこにでも住めるなら、縁もゆかりも無い静岡市に住みたくなってきたから、一泊二日で行ってきた。

どこにでも住めるなら、縁もゆかりも無い静岡市に住みたくなってきたから、一泊二日で行ってきた。

私は今絶賛失業中だ。
体調を崩してしまい休職していたけど、退職した。

次の仕事のことや、どう生きたいかはもう少しゆっくり考えよう‥‥と思っていたのだけど、だんだんと体調が回復していくとやっぱり色んな意味で焦り始める。
激務に胡座をかいて浪費し、管理もままならずだったので、お金がまるでなくなっていく。辛うじてある微々たる貯金を切り崩す。しかも主な支払いをクレジットカードにしてしまっているので、翌月

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