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経営と年季といまのスコープ
年の瀬なので(?)、経営は年季が必要という話について考えている。
先日企業売却に関するリリースを発表させてもらったばっかりでいうのもなんだけど、何年後になるかわからないがまた集中して自分の会社をやる時期が来ると思う。小さくても創業経営者を経験すると、これを生涯もうやらないという選択肢はないもののように感じる。個人的には。
で、まあ経営は続けるしまたやる、というつもりでいると、何かで聞いた経営だ
あいまいな施策ほど振り返り頻度を上げるべきではないか
タイトル9割。
ページ構成の検証や、アンケートの項目の精査、ユーザーペルソナ抽出を試みる、など、答えが明確でなかったり、解釈の余地が大きい施策はしばしばある。困ったことに、事業上は重要とされやすいのもこういった施策の特徴だ。
これを経営陣やリーダーとの週一の振り返りミーティングなどのアジェンダに置くと、1週間1改善みたいなめちゃくちゃ遅いサイクルになってしまう。現場単位だと判断できなかったりす
商売ごっこと、商売ごっこにすらならない仕事
多くの人がご存知のとおり、社会的意義も教育的意義も黒字化の目処もなく運営されている、商売ごっこのようなものはこの世にあふれている。大半は経営者のエゴであり、あるいは洞察力のなさである。未来への投資と称して、これに何千万という金が注ぎ込まれる。何億、何十億のものもザラにあるだろう。そのレベルはおれは直接見たことはないけど。
おれはこういうのは、端的に経営力とか、事業立ち上げ力のなさが原因だと思って
プロジェクト管理はタスクの捨て方から決める(と、いいんじゃないかな)
新しいプロジェクトや施策を考えるとき、あるいはタスクを積んでいくとき、運用が続けば続くほど「今はあんまり重要じゃないんだけどいつか見直したいから」ということで残り続けるデータがあり、これが運用を殺すことがよくある。
理屈の上では「Icebox (いつかやる)」と「ToDo (直近やる)」に分けて管理して、ToDoは綺麗にしとけばいいじゃん、という感じなんだけど、実際Iceboxに足すのはテンショ
API通信待ちのインタラクションの実装レベルを段階別で整理する
SPA時代のAPIのハンドリングは、もはや一般教養みたいなレベルになりつつある。
なんだけど、loadingはこのぐらいできてればいいよね、というのがプロダクトの中で認識されておらず、結果としてエンジニア個々人の誇りによって作られたすごいloadingと、動けばいいや、とりあえず動くからリリースしよう、という惰性の塊みたいなloadingがないまぜになったプロダクトが散見される。そりゃそうだよね
2020/04/05 継続的にコンテンツを出すのは難しいなあと思った話
note書くことわからない問題。まあ、書かなきゃええやんけって話なんですけど。
1日1 noteを試し始めてざっくり1ヶ月ちょっと。意味のある風なことを書くにもネタが尽きてきて、継続的にコンテンツを出すことの難しさを感じ始めた。
漫画家や小説家が取材旅行などをする理由は、自分の人生を切り売りする形ではクリエイターはすぐにネタが底を突いてしまうからと聞いたことがあるが、いくら凡夫とはいえ一月でこ
2020/04/01 プロジェクト往復の地味にいいところ
いくつかのプロジェクトを行ったり来たりしているとちょっといいことがある。頭の切り替えをしやすいプロジェクトの特徴がわかる、ということだ。
重いPRをレビューしたり、重いPRを出すようなレベルで重点的に関われるプロジェクトは、週にせいぜい2つぐらい。とはいえ、戻ってきたらできるだけすぐに結果を出さないといけないし、単発でサクッと対応する、みたいなのはいろんな形で発生する。
そういう中で、あー、あ
2020/03/31 ショボくてもユーザーに当てよう
このnoteの最初の記事は、プロダクトを3月にアルファリリースするぜ、ってやつだった。
で、アルファリリースした。マジでコアのコア機能しか動いてなくて、すごくダメダメな段階なので直接話ができる距離感の人にしかまだ触ってもらってないけど、「あ、これできないんですね」「こういうバグあるかも」という指摘をもらっていて、あーそうそう、プロダクトの初期ってこういう面白さがあったよね、というのを思い出してい
2020/03/30 シンプルを保つ
最近、複雑さが肥大化する瞬間をちょこちょこ見ている。その過程に不自然なところは何もなかったように思える。今さらそんなに頑張って共通化したり、シンプル化したりするのも、ねえ、みたいな感じで、肥大化は受け入れられる。
優秀なソフトウェアエンジニアだな、と思う人はシンプルなPull Requestを上げてくることが多い気がする。かと思えば、なんか見たことない抽象化を導入してることもある。これが後から振