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病気・医療

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#病院

年齢とともに「お酒」が弱くなる理由

年齢とともに「お酒」が弱くなる理由

こんばんは。

先日、友人と晩酌をしたときに、30代から急にお酒に弱くなったという話をしていました。そこで、今日は、医学的にみた「お酒」に弱くなる原因を書こうかと思います。

原因は主に2つ

①水分量の低下

まずは、体内の水分量の低下が大きな原因としてあります。

人間の体内の水分比率は、新生児のころは80%以上と非常に高いのですが、年齢とともに水分比率は下がっていきます。

アルコールを飲め

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メイクを(ほぼ)しない決断をしてみたら、かなり良い影響があった話

メイクを(ほぼ)しない決断をしてみたら、かなり良い影響があった話

こんばんは。

ここ1か月くらい、「メイクをほぼしない日」を実験的に続けています。まだ実験的なので、これから続けるかは分からないけれど、結構良い影響があったので、その話をしようかなと思います。

私は、結構「しっかり目にメイクをする派の人間」だったのだけれど、これまで、あまりメリットを感じることは無かったのです。

◆メイクをするときのデメリット・ノーメイクの時のメリット

◆メイクをした時のデメ

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東南アジアの病院に学べること

東南アジアの病院に学べること

皆さん、こんにちは。

最近、東南アジアの病院を回る機会があり、色々と見てまわったことがあるのですが、

「私立の病院は、まるでホテル」のようで、少し驚いています。終末期医療を行う施設や長期療養の施設などについて、特に患者さんにリラックスしてもらえるようにという配慮が垣間みられるのです。

日本の病院は、病院の収益の仕組みが固定されているため、どの病院もあまり個性が無いように思えます。もちろん、一

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「先生」と呼ばれることへの違和感

「先生」と呼ばれることへの違和感

医者の世界では、患者さんからだけではなく、医者同士でも「先生」と呼び合う。

病院には、数多くの医療従事者が関わっているので、面倒くさいから、ひとくくりに「先生」というのも良いかもしれない。

ただ、私は、この「先生」と呼び合う関係が苦手だ。

個人的な意見だけど、言葉には魔力があるような気がする。

医師や弁護士など、様々な士業や議員なども、「先生」と呼ばれる。

毎日「先生」と言われることで、

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医者にかかるときは、「5W1H」で伝えよう

医者にかかるときは、「5W1H」で伝えよう

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか。

さて、今日は、病院にかかるとき、「どんなことに気を付けて、症状を伝えるとより効果的なのか」について、少し書いてみようかと思います。

科や病院の規模によって若干異なりますが、一人の医師は、毎日、外来で30-80人ほどの患者さんを診ることが一般的です。

私は、研修医の分際で偉そうに言える身分ではないのですが、限られた時間で、症状を判断し、検査に回す

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医学部点数操作問題に#Me Tooしてみる

医学部点数操作問題に#Me Tooしてみる

皆さん、こんにちは☆

最近は、文科省が私大医学部中心に、点数操作問題の実情を暴いていますよね。この問題、「やはりか」と少しだけ心当たりがあるので、ちょこっと書いてみようかと。

私は6年前に再受験したのですが、私大医学部も何校か受験しました。ある大学で、自己採点上、絶対合格しているだろうと思っていたが、不合格。

そこで、後に点数開示を要望したら、自分が獲得した点数レンジが表示されており、自己採

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「がん」のメカニズムを知って、早期予防しよう。遺伝子検査のすすめ

「がん」のメカニズムを知って、早期予防しよう。遺伝子検査のすすめ

皆さん、こんにちは。

今日は、がんのメカニズムについて、少しお話ししようかなと思います。

がん細胞と聞くと、何か特別な細胞なのではないかと思う人も多いと思いますが、実は自分の細胞です。

そして、がん細胞は、普通の人で、毎日だいたい5000個~6000個くらい体の中で発生しています。これは、誰の体でも発生しているもので、いたって普通の現象です。私達の体には、がん細胞が普通に存在しているというこ

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