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映画「LOVE & POP」を見たが……
①
あらゆる文化の流行には周期性があるという。
豪奢のもの次には、簡素なものが。
清楚なものの次には、アナーキーなものが。
そして現在、2023年には「平成レトロ」「90年代リバイバル」ブームが到来している。例えば渋谷の街では古着コーデで身を包んだ若者が闊歩し、tiktokでは広瀬香美の楽曲がまたウケたりしている。
そういった意味で、90s後期の世界をタイムカプセルのように保存したこの映
レジスタンスなんです。
ぼくは、数少ない先輩たちとアートや哲学みたいなことを、ああでもないこうでもないと語らうことがある。この前なんか、深夜の公園で夜通し熱中した。言うまでもなく翌日に風邪を引いた。
身の丈にあっていなく、こまっしゃくれてるのはわかってる。
でもその手のことがどうしても気になってしまうのだ。
楽しいときでも、悲しい時でも、ハタと立ち止まりメタな視点で物事を省みてしまう。それって結局…とかいって。
60sロックな先輩の話②
ぼくの数少ない先輩のひとりにKさんという方がいる。
彼には非常にお世話になっている。なんせ色んなイベントに呼んでくれるし、バイトも紹介してもらった。音楽の話も合う。
けどぼくらが顔をつき合わせたときに、特に話が弾むわけではない。
かといってその沈黙が心地よいわけではない。普通に気まずい。
なんなんだこの関係……。
60sロックな上級生
僕の数少ない先輩は、皆んなちと変わっている。
第一見た目が普通の大学生じゃない。わかりやすく言うなら、let it beのころのビートルズみたいな感じ。髪の毛がロン毛で(それも木村拓哉とか長瀬智也みたいのじゃない)、伸びまくったヒゲは仙人みたいだ。愛聴のレコードは風街ろまんとか、細野ハウスとかそこらへん。そして下手な喫煙いきりなどせず、巻きタバコをその場で作り恍惚な表情でポッ〜とふかすのだ