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私の旅行記 東山商店街 その1 神戸 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 このシリーズ、少ししつこいのですが、なぜが一般のツアーガイドには掲載されないので…。吉祥寺や平城京(藤原京)との比較等も散らして“私ならでは感“も入れさせて頂いています。

 今回は、東山商店街。

 神戸の新開地から湊川、そしてそこから連続性を保っての東山商店街です。少なくとも湊川商店街と東山商店街は湊川市場という括りで、物理屋的に言えば(笑)統一場理論が成立している感じ…

 湊川市場紹介資料。

 東山商店街は前出の新開地センター商店街、湊川商店街に比べると道は狭くしかも曲がっていて、古の道がそのまま残っている感じです。

 そこに新しい道が古い道筋を無視するかのように無作法に、でも何とか片側一車線を確保した感じの大倉山線が突っ切って、これまた無作法な信号と横断歩道で取り繕(つくろ)っています。また商店街を大きく挟む感じで綺麗に新設された感じの直線道路の荒田線、湊川線や古い湾曲した道を拡張した感じの夢野石井橋線に接続したりと、その何とも計画的でもあり、付近の渋滞緩和のために仕方なく場当たり的に開発が進んだ感じが素敵なんです。まぁ美しく言えば旧市街を可能な限り温存、尊重したという感じ何でしょうけどね。

 古風な商店街なのですが、御多分に漏れずインターネット上にはここも商店街独自の紹介も有ります。

 食料品店メイン。生鮮3品、肉、魚、野菜に加え、花屋さんが多いことも特徴だそうです。

 東山商店街の持ち味は『売り切る』こと。魚などはその日中に売り切り、ネタを翌日に残さないことで安さと鮮度が保たれる。目利きの仲買人や料理人らプロが買出しに来る『本物』が、東山には揃っているんだそうです。東山商店街は出店規制に守られる市場ではなく、規制のない『商店街』で、同業種が密集する厳しい商環境、緊張感がお客様の支持と活気を育んできたとのこと。

 敢えてマイナーなお店を紹介しますが、緩さの中の“緊張感”、確かにそう思えるというエビデンスが…

 コロッケ屋さん。

お惣菜というか、ストレートにコロッケなんですが、その場で買って温かい物を頂くというのも乙。子ども時代に戻った感じですね~ 勿論家族全員その場で頂いたのです。たった数個のコロッケなのに何とも丁寧な対応で、行くと必ずお買い上げって言う感じ。
 店構えも今風だけど昔ながらの品揃えと価格。店舗のクロスオーバーな感じも素敵なんです。

クロスオーバー

素敵なコロッケ屋さん
こ神戸ポートアイランド付近から歩く事もあり
小腹が空く時にはまた格別…

 そして歴史が止まったような冷やし飴屋さん。

 ガラスのコップにタップリ入れてくれるのです。この店構えもLovely。しかも50円という値段は凄い。ここも必ず立ち寄るお店ですね~

歴史が止まったような冷やし飴屋さん

ガラスのコップにタップリ入れてくれるのです。
50円という値段は凄い
ここも必ず立ち寄るお店ですね~

 そして酒飲みには涙がでちゃう烏賊。
こちらも看板のなかなか“イカ”してます。
すいません。昭和のギャグ。烏賊とイカシテルの韻…

素敵な看板
 
素朴な商品ラインナップ
その場で烏賊を短冊状にしてくれます。

 それよりインパクトがあるのは…
もとい、”イカ“シテるのは…このマシーン。

その場で裂きイカにしてくれます。

ここも必ず買います。
美味ですね~

 大好きな裂きイカ屋さん付近の商店街の雰囲気…
どうですか…

 結構清潔にしていて、とても好印象。

 たばこの看板も現役ですね~

なかなかの活気

 このノリは規模は別にすれば、都内だと十条銀座商店街のノリですかね~

猥雑、大好き❤

蛇足
 神戸ネタはマガジンにしています。


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