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線から円へ 〜サーキュラーエコノミー〜
最近、サーキュラーエコノミー(循環経済)という言葉をよく聞かれるようになったと思います。
改めてどのようなことか整理してみました。
リニアエコノミー従来の経済モデルで、消費された資源をリサイクル・再利用することなく廃棄するといった直線的(リニア)流れる経済の仕組みです。
大量生産・大量消費・大量廃棄の経済モデルのため、地球から取り出された資源やエネルギー、それらを用いて生産された製品が使い捨てで
「緩和」と「適応」とは?
気候変動対策において、「緩和」と「適応」の両輪での対策が求められています。
2015年のパリ協定(COP21)では、2050年までに気温上昇を2℃より低く、1.5℃に抑える努力をすることとされています。
下のグラフでは、青色系の予測になります。
2℃以上気温上昇となると•••
1. 台風強度ピークの北上
2. 主要河川での洪水発生確率増加
3. 食物危機(農産物、水産物減少)
4. 熱波発生時間の
プラスチックボトルの消費量は地球〇〇周分
プラスチックボトル(ペットボトル)の消費量は年々増加しています。
2021年には世界の消費量は5,833億本と2016年と比べ、20%程度増加していることとなります。
1分あたり100万本を超えるプラスチックボトルが全世界で消費されていることになります。
500mlのボトル高さを20cmとして、地球1周分を4万㎞とすると・・・
年間消費量は地球2916周分にもなります。
中でも消費世界1は中国
ナチュラルクリーニングのすすめ
環境に配慮した掃除方法として、ナチュラルクリーニングがあります。
その代表格は重曹(炭酸水素ナトリウム)やセスキ炭酸ソーダ(炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの複塩)、クエン酸があります。
当店で取り扱っている 618 Scallop powderは水酸化カルシウムになります。
簡単にそれぞれの特徴と汚れを落とす仕組みを化学的な視点で解説していきます。
汚れの原因は?まず、日常生活での汚れで
オリジナルリユーサブルカップを作った経緯
なぜリユーサブルカップを作ったか?現在、テイクアウトやイベントなどでは、紙コップが主流になります。
当店では生分解性プラスチック を使用した バタフライカップ を使っており、石油由来プラスチックに比べ、焼却によるCO2削減や堆肥化はできるものの、一定数はゴミとして廃棄されてしまう状況であると考えています。
また、韓国の事例のように、いつ紙コップが禁止になるか分からないという懸念もあります。
ホタテ貝殻のポテンシャル
レルムナチュレジャパンさんの618 scallop powder の取扱を始めました。
日本における貝類の漁獲量は、以下の通りほたてがいがもっとも多くなっています。
主に可食部である身の部分が流通するため、貝殻は廃棄されているのが現状で、この産業廃棄物であるホタテの貝殻をアップサイクルしたマルチパウダーとなります。
主成分
天然成分100%の「ホタテ貝殻焼成パウダー」で、炭酸カルシウム(CaC
ディマンド•リスポンスとは?
最近は世界情勢や円安など、様々な要因が重なり、電気料金の上昇が顕著です。
日本は特に火力発電に頼っており、資源の少ない日本では燃料を輸入に頼っているため、このコストが電力にダイレクトに加算されていることになります。
日本は石炭使用比率が比較的高いのですが、ここ半年でコストが約3倍になっています。
本題に入る前に簡単に電気料金の仕組みを説明します。
電気料金の仕組み電力形態として、「規制電力」と