CHIHIRO KIYAMA

染織作家 HOMESPUN and ARTYARN 趣味の写真のことなどなど

CHIHIRO KIYAMA

染織作家 HOMESPUN and ARTYARN 趣味の写真のことなどなど

記事一覧

トラベラーズファクトリー京都に行ってきて浮かれたので書く。

トラベラーズファクトリーなるものの存在は知っていたものの、何故か成田空港店の情報しか知らなくて、こないだ成田行ったな〜その時はトラベラーズノートまだ持ってなかっ…

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ただそこにあるものを描く

先日家族で川遊びをした。 私は専ら石拾いに徹してせっせと石を選んでいた。 前日の雨で少し水多めの川、ゴロゴロ転がる石ころは、ここが増水すれば深く浸水する場所だとい…

CHIHIRO KIYAMA
13日前
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トラベラーズノートを買ったら楽しみが増えたので書いてみる

トラベラーズノートを買ってみた。 ネットでいろいろ見ていた時はパスポートサイズを選ぼうと思っていたが、実際に手に取るとレギュラーサイズのサイズ感がしっくりきた。…

CHIHIRO KIYAMA
3週間前
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小さな世界

小さい絵を描く。 ずいぶん前に買った、M5システム手帳用の用紙が余っていたので、水彩で小さな絵を描く。 数年前まではシステム手帳を愛用してたのだけど、子育てを始め…

CHIHIRO KIYAMA
1か月前
5

写真を撮るようになったら絵も描けるようになった

20年ぶりに絵の具を買い替えた。 コンパクトに持ち運べる固形水彩が気になっていて、ウィンザーアンドニュートン・コットマンのハーフパンセットが値引きになっていたので…

CHIHIRO KIYAMA
1か月前
10

それでも写真を撮る。やらない理由は無限にある。

写真をRAWで撮るようになって早半年が過ぎた。撮影した写真をRAIDにぶちこみ続ける日々、写真のために新調したMacBook Proは早くも容量が一杯やと言い始め、確実にバックア…

CHIHIRO KIYAMA
1か月前
2

ポメラのポテンシャルはBluetoothキーボードにあった

今日は写真の話じゃなくて、文章を書くための道具、pomera(ポメラ)DM250についてのはなし。キングジムから出ている、文章を書くことに特化した現代のワープロだ。 ポメ…

CHIHIRO KIYAMA
1か月前
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2024 HAWAII

最高の家族旅行だった。 2000枚以上の写真と動画を撮り、撮りすぎて見るだけでも追いつかずにタイムカプセル化してしまっている。 持って行ったカメラは ・FUJIFILMのXT -…

CHIHIRO KIYAMA
2か月前
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写真を撮る、ということについての散文

なんで写真を撮りたいと思うんだろう。 すごく不思議な感覚なんだけど、今までずっと写真はそれなりに撮ってきたつもりだったけど、去年の秋に突然、今までの何もかもと写…

CHIHIRO KIYAMA
3か月前
10

生きてるだけで偉いに決まってるやん

今京都は梅が見頃。 北野天満宮の梅園が見応えがあってよかった。 京都に住んでいると、こんなに美しいものが四季折々に近くにあるのだから、逃さずに見に行かなければと…

CHIHIRO KIYAMA
4か月前
6

FUJIFILMのX -T30ⅱを買うまでの思考

少し前、CanonのEOS RPにミノルタのロッコールレンズをつけて出かけたところ、重くてヘトヘトになってしまい、次の日も疲れが抜けないくらい疲れてしまったことがあり。し…

CHIHIRO KIYAMA
4か月前
9

古いアルバムめくり、ありがとうと

古い写真のホルダーを整理した。データじゃなくてプリントした方ね。 バラバラの色や大きさのホルダーに入っていたものを、新しく買った規格の揃ったアルバムに入れ直して…

CHIHIRO KIYAMA
4か月前
2

一生懸命だったあの頃へ

2008年、16年前の家族写真を少しレタッチして印刷してみた。 2008年は私は大学4年生。 なんだかぼんやりしていた写真が、より記憶に近づいた気がする。 多分、プリントし…

CHIHIRO KIYAMA
4か月前
6

やっぱり最後は紙もの

写真をね、しばらく印刷していなかったのだけども。 一眼で写真をたくさん撮るようになって、データの保存を見直して、大容量のレイドと、一応ポータブルHDDにも保存して…

CHIHIRO KIYAMA
5か月前
7

thank you 2023

今年は写真の楽しさに気づけた年だった。 それというのも、幡野広志さんの著書『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』という本に出会えたから。 この本のおかげで、行…

CHIHIRO KIYAMA
5か月前
20

2005 Okinawa

写真のフォルダを整理していると、2005年時点でデジタル化したものがほ とんどなくて寂しい。 見返してみると、花や景色のアップの写真はあるけど、引きで撮っている街並み…

CHIHIRO KIYAMA
5か月前
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トラベラーズファクトリー京都に行ってきて浮かれたので書く。

トラベラーズファクトリー京都に行ってきて浮かれたので書く。

トラベラーズファクトリーなるものの存在は知っていたものの、何故か成田空港店の情報しか知らなくて、こないだ成田行ったな〜その時はトラベラーズノートまだ持ってなかったら素通りしちゃったな〜惜しいことした、なんて、それ以上調べることもなく過ごしていたんだけど。

ふと、以前、新風館でこんな感じの店があったような…と思い出して調べてみたらば、やっぱりトラベラーズファクトリーだった。

ちょうど行きたいラン

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ただそこにあるものを描く

ただそこにあるものを描く

先日家族で川遊びをした。
私は専ら石拾いに徹してせっせと石を選んでいた。
前日の雨で少し水多めの川、ゴロゴロ転がる石ころは、ここが増水すれば深く浸水する場所だということがわかる。

どんなに浅い川でも水難事故は起こるので気をつけつつ遊ぶ。他の親子連れもそれぞれ、小魚やカニのハンティングに忙しそうだ。

たくさん石を拾ってホクホクで帰る私。
石だけでなく、陶器の破片や金属片なんかも、私にとってはお宝

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トラベラーズノートを買ったら楽しみが増えたので書いてみる

トラベラーズノートを買ったら楽しみが増えたので書いてみる

トラベラーズノートを買ってみた。

ネットでいろいろ見ていた時はパスポートサイズを選ぼうと思っていたが、実際に手に取るとレギュラーサイズのサイズ感がしっくりきた。こういうのはフィーリングが大切である。
結果、とても楽しめている。
トラベラーズノートがいいなと思った理由は、冊子の薄さ。
薄い冊子を組み合わせて使えるノートだと、目的別に組み合わせられて、出かける先によっても組み替えられるのでいいなと思

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小さな世界

小さな世界

小さい絵を描く。

ずいぶん前に買った、M5システム手帳用の用紙が余っていたので、水彩で小さな絵を描く。

数年前まではシステム手帳を愛用してたのだけど、子育てを始めてから、スケジュール通りに事を運べなさすぎて、スケジュール管理はアプリになってしまって使用頻度の減った手帳。
でもやっぱり、この佇まいが好きなのよね。

それでこの、 M5サイズのミニマムさが今めちゃくちゃ自分に丁度良くて。
マルマン

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写真を撮るようになったら絵も描けるようになった

写真を撮るようになったら絵も描けるようになった

20年ぶりに絵の具を買い替えた。

コンパクトに持ち運べる固形水彩が気になっていて、ウィンザーアンドニュートン・コットマンのハーフパンセットが値引きになっていたので購入してみた。

水彩絵の具は長年、ホルベインのチューブタイプをパレットに出して固めて使うスタイル。
これはこれで愛用していたし良かったんだけど、パレットを広げるとちょっと場所をとるのと、流石に20年も経つと絵の具が古くなってきて、溶け

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それでも写真を撮る。やらない理由は無限にある。

それでも写真を撮る。やらない理由は無限にある。

写真をRAWで撮るようになって早半年が過ぎた。撮影した写真をRAIDにぶちこみ続ける日々、写真のために新調したMacBook Proは早くも容量が一杯やと言い始め、確実にバックアップが取られていることを確認しながら整理していく。iPhoneのほうももれなく、容量が一杯やでと言い出した。

RAW現像がしたいのに、膨大な写真データを移し込む作業だけでタイムアップになって、どんどん降り積もっていく写真

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ポメラのポテンシャルはBluetoothキーボードにあった

ポメラのポテンシャルはBluetoothキーボードにあった

今日は写真の話じゃなくて、文章を書くための道具、pomera(ポメラ)DM250についてのはなし。キングジムから出ている、文章を書くことに特化した現代のワープロだ。

ポメラの気づき。iPhoneとポメラをBluetooth接続して、iPhoneのキーボードとしてポメラを使える…。え、知らんかった。Bluetoothの項目あるのは知ってたけど、めっちゃ無視してた。
今まで正直、ポメラの中に保存した

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2024 HAWAII

2024 HAWAII

最高の家族旅行だった。
2000枚以上の写真と動画を撮り、撮りすぎて見るだけでも追いつかずにタイムカプセル化してしまっている。

持って行ったカメラは
・FUJIFILMのXT -30Ⅱ(レンズ:フジノンレンズ XF18mmF2 R、フジノンレンズ XC35mmF2)
・Canon powershot V10
・Canon FV-100(inspic lec)
・RICOH GR2
・(iphon

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写真を撮る、ということについての散文

写真を撮る、ということについての散文

なんで写真を撮りたいと思うんだろう。

すごく不思議な感覚なんだけど、今までずっと写真はそれなりに撮ってきたつもりだったけど、去年の秋に突然、今までの何もかもと写真というものがカチリとはまり合う感覚になって、自分の生活に絶対に必要なものになった。そして、そこから撮る写真が、まるで今まで一枚も写真を撮ったことがなかったような新鮮な気持ちになった。

私の撮る写真は一円にもならないどころか機材代やらな

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生きてるだけで偉いに決まってるやん

生きてるだけで偉いに決まってるやん

今京都は梅が見頃。

北野天満宮の梅園が見応えがあってよかった。

京都に住んでいると、こんなに美しいものが四季折々に近くにあるのだから、逃さずに見に行かなければという使命感に駆られる。

写真を撮るっていう趣味活が捗る。

最近は写真撮ったらすぐにパソコンに取り込んでLightroomで現像、気に入ったものを印刷するまでをフローにしている。

美しいものを見たら、写真に撮りたい。
自分の見たもの

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FUJIFILMのX -T30ⅱを買うまでの思考

FUJIFILMのX -T30ⅱを買うまでの思考

少し前、CanonのEOS RPにミノルタのロッコールレンズをつけて出かけたところ、重くてヘトヘトになってしまい、次の日も疲れが抜けないくらい疲れてしまったことがあり。しかも疲れてしまって写真も全く撮れなかった。
街歩きにフルサイズ一眼レフは私にはちょっと合わないかもしれないと感じた。オールドレンズとアダプターっていう組み合わせなのが大きいけど。

本体とレンズとストラップで約900g。これが重く

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古いアルバムめくり、ありがとうと

古いアルバムめくり、ありがとうと

古い写真のホルダーを整理した。データじゃなくてプリントした方ね。
バラバラの色や大きさのホルダーに入っていたものを、新しく買った規格の揃ったアルバムに入れ直していく。
写真を取り出してみて驚いたのだけど、なんか全体的に写真が白けてるなと思っていたのは入れ物のビニールが乱反射していたせいで、中身を取り出したらすごく鮮明な写真が出てきた。
昔の写真全部下手くそだと思ってたのが、少しはマシなものが撮れて

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一生懸命だったあの頃へ

一生懸命だったあの頃へ

2008年、16年前の家族写真を少しレタッチして印刷してみた。
2008年は私は大学4年生。

なんだかぼんやりしていた写真が、より記憶に近づいた気がする。
多分、プリントしたのは初めてで、なんとなく撮ってハードディスクの中で冬眠していた写真がプリントになったことで、やっと芽吹いた感じがする。母が若い。

改めて、写真とは、記憶を呼び起こすための装置だと思う。

2008年頃に使っていたカメラはキ

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やっぱり最後は紙もの

やっぱり最後は紙もの

写真をね、しばらく印刷していなかったのだけども。

一眼で写真をたくさん撮るようになって、データの保存を見直して、大容量のレイドと、一応ポータブルHDDにも保存していて、日付の入れ方とかフォルダとかを見直しながら昔の写真を一通り見返すことがあった。

それで、20年くらい前の写真とかがデータで残っているのを見ると本当に面白くて、実家のリビングが全く変わっていないのに父母だけ若いとか、こんな服着てた

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thank you 2023

thank you 2023

今年は写真の楽しさに気づけた年だった。
それというのも、幡野広志さんの著書『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』という本に出会えたから。
この本のおかげで、行き詰まっていた部分が解消されて、快適に写真を楽しめるようになった。超おすすめの一冊。めちゃくちゃ背中押してもらえる。

今年、私が京都に住みだして12年が経った。こんなにも長く腰を据えて住むのは初めてのことだ。
小学校も中学校も転校してい

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2005 Okinawa

2005 Okinawa

写真のフォルダを整理していると、2005年時点でデジタル化したものがほ
とんどなくて寂しい。
見返してみると、花や景色のアップの写真はあるけど、引きで撮っている街並みの写真がない。沖縄は街並みの移り変わりが激しいから、撮り溜めていれば面白かった、というのも住んでみてわかったことで、住み始めた頃はそんなふうに思ってもみないので写真がない。かろうじてあった写真を何枚か掲載してみる。
ザ・Okinawa

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