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古いアルバムめくり、ありがとうと


サヨナラグッバイした写真たち

古い写真のホルダーを整理した。データじゃなくてプリントした方ね。
バラバラの色や大きさのホルダーに入っていたものを、新しく買った規格の揃ったアルバムに入れ直していく。
写真を取り出してみて驚いたのだけど、なんか全体的に写真が白けてるなと思っていたのは入れ物のビニールが乱反射していたせいで、中身を取り出したらすごく鮮明な写真が出てきた。
昔の写真全部下手くそだと思ってたのが、少しはマシなものが撮れていたんだと思ってホッとした。

一冊500円くらいだったアルバムから、一冊2000円の布張りのアルバムに入れ替えていく。5冊で一万円。写真を置いておくにもそれなりにお金がかかるのだ。

入れ替えるついでに不要な写真を抜いていく。

同じようなカットのものはベストなものだけ残し、イマイチすぎる写真も抜いていく。
人物の写真も、写ってりゃ良いってもんでもなく、どうしようもないものは抜いていく。
せっかく沖縄に住んでいたのに、沖縄らしい素敵な写真がみあたらない・・・。なんでそれを撮った、どうして。。。と自分に聞きたくなるけど、沖縄といえど住んでしまえば日常なので、ザ観光写真みたいなものは撮らないし撮ってたまるかという気持ちだったと思う。

やり始めるとけっこうまとまった量の写真がボツになる。258枚のアルバム3冊が2冊になった。
おかげでだいぶ見やすくなった。 

見ていて飽きるアルバムは良くない。

抜き取った写真をパラパラめくってみると、ちょっと落ち込むくらいイマイチすぎるので、センキューって言ってバイバイする。


減らした分、今度はまた新しく今までプリントしたことがないものをデータからプリントする。

あっという間に200枚。
データだとなんとなく改めて見ようとは思わない写真も、プリントしたらせっかくだし家族に見せたくなる。

そういえば行ったね〜とか、これいつだっけ、とか、これはどこどこに行った時だね、とか。
忘れられていた情報が写真を見ることで肉付けされていく。

その一回の会話のためにせっせとプリントするのも良いなと思う。

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