(花鳥風月)ikesan

花鳥風月を楽しむ。そんな生き方が好きだ。 25年ほどベンチャー企業で、学校や大学の情報…

(花鳥風月)ikesan

花鳥風月を楽しむ。そんな生き方が好きだ。 25年ほどベンチャー企業で、学校や大学の情報インフラの設計・施工・保守の仕事をしていた。家族は子供が3人、皆成人している。(息子、娘1.娘2) トライアスロンの選手として60才まで35年間現役を続けた。

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記事一覧

2024年も バンガローでキャンプ

 今年も5月の連休に入った。ようやくキャンプの季節となり、好きな人は家でジッとしていられない。    天気の良い休日、となりの家の旦那さんが、シュラフを干していた…

散歩のひと キンランを見る

 久しぶりに植物の話。  困ったことに、最近の偏った受験勉強のせいか、生物、とくに草花の生態を学校でほとんど教えない。 それでも光合成くらいは理解していると期待し…

個人的な教育の話18 横浜リターンズ 

始まり  人の物語には始まりがある。始まったら最後、走り続けるしかない。 人には生きているステージがあり、「プラダを着た悪魔」のような成功物語ではないが、ステージ…

魅惑の女性ボーカリスト 癒し系

 ADELE(アデル)、ALICIA(アリシア)、CDは持っている。 ただ私は1970年代が青年時代なので推しは違うものとなっている。  1970年代、私が10代だった。この世代は全共…

通勤からリモートワーク、「すずめの戸締まり」と東京直下型地震まで

通勤  パンデミックが起こってから、ようやく4年経った。もう過去の事になったのか、メディアではほとんど話題にならない。現金なものだ。 一方、この間学生だった子供達…

ランシューズ、登山靴、トレランシューズの靴紐

人は馬鹿になっている  夜空を見上げても東京では星が見えない。ようやく見えた星の光は過去のもの。これは時間の概念をおかしくさせる。おかしくなった頭で宇宙の起源を…

俺の毎日(LAST)You've gat The LOVE(50年目の七夕)

■エピソード1  八ヶ岳が見えるキャンプ場、トレーラーハウスの前に置いたラレマンド ウッド ロール テーブル。テーブルクロスを広げて草花を飾る。 ちょっとお洒落な感…

大人の自転車カタログ 

 さて、前書きのあとに本題  私はOld Schoolの人となった。 つまり最新の自転車に全く興味が無くなった。 そんなことで、今使っている自転車のカタログを作ってみた。 20…

吉田秋生さんを読んでいた時代

前書きはいつものとおり。   初顔合わせ 私が初めて読んだ吉田秋生さんの漫画は、「河よりも長くゆるやかに」だった。結婚してなかったので1989年より前だと思う。 「…

俺の毎日 ヨウコの話 青学でラリー・カールトンを聴く

ヨウコの場合  ヨウコは大学を出ると高田馬場駅に向かわず、遠回りになるけど学習院大学の構内を抜けて目白駅に向かった。ヨウコは歩きながら考えていた。  キャンパス…

オールドスクール(Old School)スケートボードとペニー

オールドスクール(Old School)  この言葉を聞いたのはスケートボードを娘2が始めた中3の頃(2013年)だ。 娘2は持っているスケートボードをペニーと言った。 「スケボ…

Note投稿4年目の所感 君のきまぐれにありがとう 

 何時もの前書きで始まったが、今回はNoteを使って4年目の所感だ。 現状  Noteを書き始めて3年が過ぎた。始まりは何時も雨、2020年の10月7日から静かに始めた。 当初、…

俺の毎日 埼玉桶川モトクロスレース場編 倉岳の前

アクシデント  第1コーナを抜けた直後に、比較的大きいジャンプ台がある。俺の乗っているホンダCR125は低回転域のトルクが弱い、代わりに高回転域のパワーは大きい。その…

春爛漫 野川の桜 2024年4月10日

桜を見た場所  調布から三鷹の間の野川沿い、野川公園。 昨日の激しい雨でかなり散っていたけど、まだまだ見頃。 5月の鯉のぼり、タンポポ、菜の花、今年は色んな組み合わ…

個人的な教育の話17 春 旅立ち

娘が家をでる  先週の土曜日、今年は桜が遅く満開の頃、娘2(末っ子)が婚約者と生活を共にするために家を出た。泣いていた。姉も東京を離れた時、泣いていた。それだけ…

俺の毎日 天草編 倉岳ダウンヒル 

 額から流れ出る汗で目が痛い。足には乳酸が溜まってきた。それでも俺はバイク(自転車のロードレーサー)で山を登り続けていた。 「おもったより手強い」 想像より急登で…

2024年も バンガローでキャンプ

2024年も バンガローでキャンプ

 今年も5月の連休に入った。ようやくキャンプの季節となり、好きな人は家でジッとしていられない。
 
 天気の良い休日、となりの家の旦那さんが、シュラフを干していたので、
「キャンプですか?」と聞くと
「いえ、登山です」と答えた。
そうか登山なんだ。

 普通、登山する人はテント泊と言う、キャンプとは言わない。
テント泊は登山の宿泊の一形態で、他に山小屋、野宿と色々ある。目的はあくまでも登山。

 

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散歩のひと キンランを見る

散歩のひと キンランを見る

 久しぶりに植物の話。
 困ったことに、最近の偏った受験勉強のせいか、生物、とくに草花の生態を学校でほとんど教えない。
それでも光合成くらいは理解していると期待しているが、農獣医学部関係へ進学した息子と違い、娘達の知識は怪しい。

キンランを探す
 さて、今年もキンランを見られる季節となった。東京では連休前辺りがピークだ。咲いている期間は短い。
昨年は多摩丘陵を探し回ったが、そこにはあまり見られず

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個人的な教育の話18 横浜リターンズ 

個人的な教育の話18 横浜リターンズ 

始まり
 人の物語には始まりがある。始まったら最後、走り続けるしかない。
人には生きているステージがあり、「プラダを着た悪魔」のような成功物語ではないが、ステージを切り替える分岐点が必ずある。それも上にシフトするとは限らない。落ちることもある。

高校時代
 1970年代の高校生の文化圏 あの時代の高校生の文化圏は大枠2つあった。
グループ1
工業高校、バイト、暴走族、高卒か3流大学、アホ文化圏。

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魅惑の女性ボーカリスト 癒し系

魅惑の女性ボーカリスト 癒し系

 ADELE(アデル)、ALICIA(アリシア)、CDは持っている。
ただ私は1970年代が青年時代なので推しは違うものとなっている。

 1970年代、私が10代だった。この世代は全共闘でもないし、その後の団塊ジュニア世代でもなく。今思えばポパイ世代。
アメリカの若者カルチャー、新しいスポーツ、音楽、遊び、車、バイクが大挙して入って来た時代において、それを先陣を切ってやってみた世代だ。

 この

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通勤からリモートワーク、「すずめの戸締まり」と東京直下型地震まで

通勤からリモートワーク、「すずめの戸締まり」と東京直下型地震まで

通勤
 パンデミックが起こってから、ようやく4年経った。もう過去の事になったのか、メディアではほとんど話題にならない。現金なものだ。
一方、この間学生だった子供達はリカバリー不可能なほどの影響があった。
仙台育英の須江航監督の言葉が「青春ってすごく密なので」
その通りで、全く最悪の4年間だったと思う。

 私の末っ子(娘2)の卒業は2021年3月。影響は最小限であったが、就活には影響大で、雇用が回

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ランシューズ、登山靴、トレランシューズの靴紐

ランシューズ、登山靴、トレランシューズの靴紐

人は馬鹿になっている
 夜空を見上げても東京では星が見えない。ようやく見えた星の光は過去のもの。これは時間の概念をおかしくさせる。おかしくなった頭で宇宙の起源を思い浮かべる。

 宇宙は138億年前に起きたビックバンより始まった。
ハワイ島のマウナケアにおいて、TMT(30mの口径レンズの巨大望遠鏡、これが近々完成して、近所の三鷹の天文台のコントロールセンターにおいて、世界の始まり、ビックバンの光

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俺の毎日(LAST)You've gat  The LOVE(50年目の七夕)

俺の毎日(LAST)You've gat The LOVE(50年目の七夕)

■エピソード1
 八ヶ岳が見えるキャンプ場、トレーラーハウスの前に置いたラレマンド ウッド ロール テーブル。テーブルクロスを広げて草花を飾る。
ちょっとお洒落な感じとなる。

 雰囲気もよくなったので、俺は夕刻からビールを飲み始める。
つまみは炭で焼いたと焼き鳥と枝豆、両方とも美味い。ビールの次は芋焼酎の水割りに変わる。   

 辺りは次第に暗くなり、シューと言う音とともにコールマンの200A

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大人の自転車カタログ 

大人の自転車カタログ 

 さて、前書きのあとに本題
 私はOld Schoolの人となった。
つまり最新の自転車に全く興味が無くなった。
そんなことで、今使っている自転車のカタログを作ってみた。
2006年以前の自転車はオーダー製作なので別記事とした。

Old School 古風または昔風、昔ながらの価値観やスタイルなどを意味す
る。

Cannondale SIX13 Team 3 COMPACT 2007年製
 2

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吉田秋生さんを読んでいた時代

吉田秋生さんを読んでいた時代


前書きはいつものとおり。
 
初顔合わせ
私が初めて読んだ吉田秋生さんの漫画は、「河よりも長くゆるやかに」だった。結婚してなかったので1989年より前だと思う。
「面白い!!」

 今では不適切きわまりない内容だけど、当時の女子の目線から描かれた。アホだけど愛すべき男子がそこにあった。新鮮だった。この頃からBLも描かれている。

 実際若い子達にはそんな気分はあった。男どうしで犬がじゃれ合う

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俺の毎日 ヨウコの話 青学でラリー・カールトンを聴く

俺の毎日 ヨウコの話 青学でラリー・カールトンを聴く

ヨウコの場合
 ヨウコは大学を出ると高田馬場駅に向かわず、遠回りになるけど学習院大学の構内を抜けて目白駅に向かった。ヨウコは歩きながら考えていた。

 キャンパス内は秋も深まり、道は落ち葉で埋め尽くされていた。黄色いイチョウの葉は油脂が多く革靴だと滑りやすいが、そんな事など気にもとめず、ヨウコは黙々と歩く。そして一心不乱に考えを巡らしていた。
(どうしようか、普通に就職するべきなのか、そろそろ結論

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オールドスクール(Old School)スケートボードとペニー

オールドスクール(Old School)スケートボードとペニー

オールドスクール(Old School)
 この言葉を聞いたのはスケートボードを娘2が始めた中3の頃(2013年)だ。
娘2は持っているスケートボードをペニーと言った。
「スケボーだろう?」という俺に、
「ペニーだよ」と言い張る娘2。

 この頃、中華製のパチモン(ペニー)が沢山売られていたようだ。だからペニーだと言い張ったのだろう。

 俺的には何が違うのかと思い、借りて滑ってみた。小さいがスム

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Note投稿4年目の所感 君のきまぐれにありがとう 

Note投稿4年目の所感 君のきまぐれにありがとう 

 何時もの前書きで始まったが、今回はNoteを使って4年目の所感だ。

現状
 Noteを書き始めて3年が過ぎた。始まりは何時も雨、2020年の10月7日から静かに始めた。
当初、これは何かのサイトで、そこへの投稿なのか、個人ブログサイトなのか判断つきかねていた。ブログサイトなら広告が少なすぎる。後ランキングとかもない。でも「好き」=いいねぇのボタンはある。
とりあえず様子見で、スケートボートの記

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俺の毎日 埼玉桶川モトクロスレース場編 倉岳の前

俺の毎日 埼玉桶川モトクロスレース場編 倉岳の前

アクシデント
 第1コーナを抜けた直後に、比較的大きいジャンプ台がある。俺の乗っているホンダCR125は低回転域のトルクが弱い、代わりに高回転域のパワーは大きい。その特性から一度スピードを落すと加速に時間がかかる。
俺はその特性を考慮して、スピードを落とさずにバンクのあるアウト側を走た。当然イン側にスペースが出来る。そこに白いヤマハYZ125が走り込んできた。

 YZ125より先にジャンプを飛ぼ

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春爛漫 野川の桜 2024年4月10日

春爛漫 野川の桜 2024年4月10日

桜を見た場所
 調布から三鷹の間の野川沿い、野川公園。
昨日の激しい雨でかなり散っていたけど、まだまだ見頃。
5月の鯉のぼり、タンポポ、菜の花、今年は色んな組み合わせが見られた。

2024年4月10日晴れ。青空と桜は最高でした。

個人的な教育の話17 春 旅立ち

個人的な教育の話17 春 旅立ち

娘が家をでる
 先週の土曜日、今年は桜が遅く満開の頃、娘2(末っ子)が婚約者と生活を共にするために家を出た。泣いていた。姉も東京を離れた時、泣いていた。それだけ決意しているのだろう。

 息子(兄)は大学卒業後、直ぐに一人暮らしをさせた。もう9年経つ、男は母親のご飯から離れた方がいい。(昭和の不適切発言かもしれない)、娘1(姉)は5年前、長崎へ赴任した。
そして、最後まで残っていた娘2が家を出る。

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俺の毎日 天草編 倉岳ダウンヒル 

俺の毎日 天草編 倉岳ダウンヒル 

 額から流れ出る汗で目が痛い。足には乳酸が溜まってきた。それでも俺はバイク(自転車のロードレーサー)で山を登り続けていた。
「おもったより手強い」
想像より急登であった。トライアスロンの試合の翌日だったこともあり、
疲労が抜けきってないのだろう。何時もよりギア落として登りつづけた。
流石にふらつきはしなかったが、ようやく頂上の駐車場へ到着した。
ここは天草の倉岳、眼下に天草の海が広がっている。

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