国書刊行会
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【新装版『愛』『ロマン』重版記念大公開!】ウラジーミル・ソローキン関連文献リスト
国書刊行会創業50周年記念として復刊した、ウラジーミル・ソローキン『愛』(亀山郁夫訳)、『ロマン』(望月哲男訳)が、お陰さまでたいへん好評です。
ソローキンは、《現代ロシア文学のモンスター》の異名を持つ通り、「狂気」「異常」といった言葉が似合う、過激で実験的な現代ロシア文学を代表するポストモダン作家。
その初期の代表的な2冊が『愛』と『ロマン』です。
刊行直後から、想定以上の異常な速度で初版在
【実際に機能する魔術の教程本『モダンマジック』】其之一 あるいは本物の儀礼魔術師になるための鈍器本
〈本物の魔術師に、なりたくはないか?〉「Mr.マリックとか、引田天功?」って、それもすごいんだけど、それってMagicって綴るほうの魔術で、いわゆるマジシャンでしょ!
「ハリーポッター?」って、それってファンタジーの魔法のほうだし!
そうじゃなくって、Magickって綴る魔術で、アレイスター・クロウリーとか、オースティン・オスマン・スペアとか、ダイアン・フォーチュンとかのやつですよ。
さて、この
『長距離漫画家の孤独』製作よもやま話
文=樽本周馬(国書刊行会編集部)
2023年1月22日(日)読売新聞朝刊の書評欄にて辛島デイヴィッドさんによるエイドリアン・トミネ/長澤あかね訳『長距離漫画家の孤独 通常版』の書評が掲載されました。去年4月に刊行された本の書評が今出るのも異例で、大変嬉しいことです。この機会に小社Twitterでポソポソとつぶやいていた本書の製作にまつわる裏話をまとめておきたいと思います。
まずは本書『長距
【スパニッシュ・ホラー文芸】奇妙で鮮烈な迷宮的悪夢を描く短篇集『兎の島』刊行!
編集部(昂)です。うさぎ、白くてふわふわでとっても可愛い生き物ですよね。
このたび国書刊行会より、〈スパニッシュ・ホラー文芸〉の旗手エルビラ・ナバロによる、11篇の奇妙で鮮烈な短篇を収めた怪奇幻想作品集『兎の島』(宮﨑真紀訳)を刊行します。
川の中洲で共食いを繰り返す異常繁殖した白兎たち、
耳から生えてきた肢に身体を乗っ取られた作家、
レストランで供される怪しい肉料理と太古の絶滅動物の目撃譚、
【話題沸騰】ジョン・ケネディ・トゥール『愚か者同盟』(木原善彦訳)訳者あとがき公開
刊行即話題大沸騰!!
無職、肥満、哲学狂、ひねくれ者で口達者な崖っぷち30歳問題児が、借金返済のためしぶしぶ職を求めて就活を開始。ニューオーリンズの街で変人奇人たちと爆笑の大騒動を巻き起こす、全世界200万部超ベストセラー&ピュリツァー賞受賞作の爆笑労働ブラックコメディ、ジョン・ケネディ・トゥール『愚か者同盟』。
デヴィッド・ボウイも愛読したという、アメリカ・カルト文学史上の伝説的傑作である本作