マガジンのカバー画像

読書

59
読書した内容が関連する投稿。
運営しているクリエイター

記事一覧

note継続のお供に『読みたいことを、書けばいい。』

note継続のお供に『読みたいことを、書けばいい。』

タイトルで全部言いきってますw

書きたい欲求、書きたい衝動のエネルギーは、確実にある。でも、今日の今日は、なにを書いたらいいかわからない、迷っちゃう、というときってありますよね?

そういうときに思い出す本が、『読みたいことを、書けばいい。』です。

ベストセラーの名著なので、読んだことあるよ、という人も多いかなと思います。

僕はこの本が発売された当時、書店で平積みになっているのを見つけて手に

もっとみる
『決定 → 経験』という創造のサイクルについて

『決定 → 経験』という創造のサイクルについて

「運命はすでに決まっているのだから」(理由A)という考えを持ち、その考え方によって努力することをやめて(行動X)しまったとすると、それは「(理由A)と(行動X)の組み合わせを実現した」ということになる。実現、または、創造と言ってもいいと思う。

特に理由もなし(理由B)に努力することをやめて(行動X')しまったというのも同じことだし、なんだかやる気が湧いて楽しくなってきた(理由C)ので、苦もなく努

もっとみる
文章アウトプットの心理的障壁が下がるような習慣を持つこと

文章アウトプットの心理的障壁が下がるような習慣を持つこと

日記を書くのが習慣になってくると、考えたことを文字で表現する、書き出すことへの抵抗感は確実に低減するなぁと思います。

ドキュメントはほぼ自分のため自分の場合は、プログラミングをしてソフトウエアに機能を実装するだけでなく、都度都度日本語のドキュメントを添える、というのも仕事のひとつになってます。

このドキュメント書きの目的の9割は自分のためです。
近い将来の自分がこのコードを読み返したときに、な

もっとみる
明晰夢を見たんだが…

明晰夢を見たんだが…

アレハンドロ・ホドロフスキーの『リアリティのダンス』を読んで知った「明晰夢」と呼ばれる現象?体験?があります。

夢を見ている最中「これは夢だ」と気付くこと、それから、気付いてもなお夢が続く・気付いていながら夢を見ている状態、これらのことを明晰夢と呼ぶそうです。

ホドロフスキーは子どものときに明晰夢を見て、その後時間をかけて彼なりに明晰夢を探究していたようです。

彼が渡仏した後(だったと思いま

もっとみる
ハンズオン中心、デイリーユースでRustを使いたい人向けの本(洋書) | Command-Line Rust: A Project-Based Primer for Writing Rust CLIs

ハンズオン中心、デイリーユースでRustを使いたい人向けの本(洋書) | Command-Line Rust: A Project-Based Primer for Writing Rust CLIs

この本で地道に Rust を勉強しています。
ハンズオン中心です。
というか、手を動かさないとプログラミングは身につかないんだなとつくづく思います。

この本の内容自体も地味で地道です。
Rust のコードに慣れることを目的に、とことんベーシックなところを覚えていこうという趣旨です。
そしてそのコンセプトから脱線しません。

部分的に理屈っぽい説明が必要、もしくは、アカデミックな解説を欲している読

もっとみる
雑記 : PowerShell、WindowsでVim、『イワン・オソキンの不可思議なる人生』『ベルゼバブが孫に語った物語』『詳解 ビットコイン』『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』

雑記 : PowerShell、WindowsでVim、『イワン・オソキンの不可思議なる人生』『ベルゼバブが孫に語った物語』『詳解 ビットコイン』『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』

ここ数日の雑記です。

PowerShell の勉強この本の最初の方を占めている基本的な解説を読みながら手を動かしてみたら、だいぶ抵抗感がなくなってきました。

抵抗感が薄らいだところで Microsoft 本家の最新ドキュメントでおさらいすると更に理解が深まりますね。

もうちょっと粘ります。関数の書き方とか、まだあんまり飲み込めてないところがあるので。

VimPowerShell、GitBa

もっとみる
『奇跡を求めて』を読んでみました

『奇跡を求めて』を読んでみました

P.D.ウスペンスキーの『奇跡を求めて』を一通り読んでみました。

一言で感想を言うと、「不思議な本だなぁ」と思いました。

グルジェフ語録としての出来の良さ『奇跡を求めて』に収録されているウスペンスキーがG.I.グルジェフの講義を再現した部分は、ウスペンスキーの死後にグルジェフ本人が目を通してその正確性を認めたそうです。
この前情報があったからか、グルジェフが話している部分はまるでレコーディング

もっとみる

4月振り返り

note の連続投稿が40日を超えました。
続いてきちゃうとどこで止めるか引き際がわからなくなるものですね。今日のこの投稿も続けるための惰性です。

4月の興味の遷移が note を振り返ると見て取れるのがちょっと面白いなとは思います。
3月ぐらいからじわじわ来てた伝統的占星術への興味は4月半ばぐらいまでがピークで、その後仕事との関係もあって今まで使ってきた Go 言語を中心とする開発環境を少し抜

もっとみる
グルジェフの自己想起

グルジェフの自己想起

日記を書いているとき、書こうとしているとき、「なにを書こうかな」と考えてそれについて文章化していく、まぁ、これが普通だと思うし、僕も殆どの場合はそういう流れで日記 = note を書いています。

書き手である自分から対象のテーマや出来事に向かう視線の矢印を文章化している、とも言いかえられると思います。
書いていることが自分のことであってもそれは対象に向かう矢印です。
その「自分のこと」とは、現在

もっとみる
「誰か」になることから「誰でもない」へ帰る

「誰か」になることから「誰でもない」へ帰る

自我とは「誰か」になる働きである。この表現はラム・ダスの『覚醒への糧』という本の中で見かけたと記憶しているが、自我や自意識について言い得て妙だなと思っている。

「誰か」になる働き「誰か」は他の誰かだけじゃない。「自分」も誰かに含まれる。
つまり、「あの人みたいになりたい」と同様に「理想の自分になりたい」も今ここにいる現実の、そのままの私じゃない「誰か」になりたいという働きなのだ。

自我とは働き

もっとみる
親と食事、Powershell、ウスペンスキー、グルジェフ

親と食事、Powershell、ウスペンスキー、グルジェフ

昨日は4ヶ月ぶりにうちの親と食事に行きました。

なんか元気なようで良かったです。

Powershell数年前まで「Windows」Powershell だったんですが、その後オープンソース化されて、コアになる機能はクロスプラットフォームで動くようになった Powershell。

Unix/Linux で通常使われるシェル(代表的なのは Bash)が基本「全てをファイルとみなす」のに対して、.

もっとみる
普段英語を勉強していない僕でも読めた洋書のプログラミング本

普段英語を勉強していない僕でも読めた洋書のプログラミング本

プログラミングの技術本に限ってですが、洋書を読みます。
英語を喋る方は日常会話すらままなりません。
そういうレベル感で「この本の英語は読めたよ」というのを集めてみました。

「洋書(原著)でプログラミングを勉強したいな」と思っている人にちょっとでも参考になれば嬉しいです。

Hello, Scala: Learn Scala fast with small, easy lessons (Engli

もっとみる
「〜を学ぶ」と「〜に学ぶ」の違い:反面教師をうまく利用せよ

「〜を学ぶ」と「〜に学ぶ」の違い:反面教師をうまく利用せよ

先日、上に貼り付けた投稿で紹介させていただいた「研修講師養成講座」を引き続き読んでます。

著者は研修の場を、受け身で「教えてもらう」という意識でやり過ごすだけのものではなく、進んで積極的に学ぶ場 ー 著者の表現では「研究の場」 ー として定義しています。私はこの考え方にすごく憧れ+共感しながら読んでいます。

研修参加者に、進んで学んでもらう、自ら考えてもらうにはどうすればよいかというテーマは非

もっとみる
「テストを書く」という習慣について

「テストを書く」という習慣について

プログラミングをするときテストを書くということをプログラマはする。あー、全員じゃない。趣味でも仕事でも「テストを書く手間を割くと生産性が落ちる」と強く思っている、もしくは、「テストまで頭が回らない」「テストを書くことについて意味や効用やその方法を理解していない、知らない」というプログラマ、それから、何十年もプログラミングしてきてテストなぞせずとも完璧なプロダクトを作れる人、こういったプログラマたち

もっとみる