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尾崎豊の言葉

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尾崎豊にまつわる言葉を 独自の目線で考察するマガジン。 幸せとは、生きることとはどういう事か? 哲学っぽい話も語ります。
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記事一覧

尾崎豊が繋いだもの

尾崎豊が繋いだもの

昨年、OZAKI30という尾崎豊さんの展示会が全国で開催された。彼が亡くなって没後30年という節目の年に、もう一度彼の残した作品や背景に触れて今を生きる人々と尾崎豊さんという人物を見つめ直すというもので、多くの人々と尾崎豊について分かち合う良い展示会であった。

僕は東京、埼玉の2ヶ所で行われた展示会に計3回ほど足を運んだのだけれど、どの会場でも小学生から80歳くらいまでの幅広い年齢層の多種多様な

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自分の"好き"を語る事について

自分の"好き"を語る事について

僕は尾崎豊さんの事が好きで、彼のことについて語るのが今は楽しいですが以前はそんな事はありませんでした。

以前、ひょんな事から尾崎豊さんのことを語り出した時の事。

"えっ、あの盗んだバイクで走っちゃう人が好きなの?そういうタイプなんだ〜意外!"

とか

"尾崎豊って危ない人っぽくない?"

など言われ、、

ダメだ。話しても彼の魅力は伝わらない。ちくしょーー!笑と、自分の中で分かってもらえない

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尾崎豊さんと愛について

尾崎豊さんと愛について

愛するという事は自分を捨てること

親子の熊が河原でエサを探して、子熊のために親熊が岩を持ち上げている間その下にいるサワガニを子熊が食べていた。その瞬間親熊が猟師に撃たれ弾が命中した。しかし撃たれても尚、子熊が下敷きにならないよう親熊は岩を持ち上げたまま耐えていた。

この話を聞いた尾崎豊さんは、その親熊の本能は愛なのかもしれないと思い、究極の愛とは自分を捨てる事から始めなければならないのではない

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尾崎豊さんと言葉の格闘

尾崎豊さんと言葉の格闘

人間の言語は過去を物語るもので、

原始内部に起きている連鎖反応を認識するには

充分ではない

「え?😮」

と、思われた方が沢山いらっしゃるでしょう。

僕もよく分からず5〜6時間この言葉の意味を考え続けていました(長い)

尾崎豊さんはこういう哲学的というか、パッと聞いて理解できないような難しい言葉を話すことがあります。

だから、僕自身凄く考えてしまいます。この言葉の意味についてただただ

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尾崎豊さんの命日

尾崎豊さんの命日

今日、4月25日は尾崎豊さんの命日。

今年で没後30年。

いつかお墓参りに行きたいと思っているけれど、ほんの少し勇気が必要。なんだか尾崎豊さんに直接会うような気分になって少し躊躇う。

"僕はいつも自分の心に素直に生きれているだろうか、尾崎さんの音楽を聴いて僕は変われているだろうか、ちゃんと成長できているだろうか。"

そんな事ばかり考えてしまう。

尾崎さんの音楽に触れることは自分を見つめる

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尾崎豊と喉越しに学ぶ生きる幸せ

尾崎豊と喉越しに学ぶ生きる幸せ

子どもの頃、なぜ大人はビールを飲むのか疑問に思っていた。"それって美味しいの?"とよく周りの大人に聞いても、決まって"苦いよ。でも、疲れた後に飲む喉越しがよくてやめられないんだよねぇ🍺"という返答が多かった。

時はながれ僕もビールを初めて飲む機会があったが、案の定苦さが勝り、大人達の言う"喉越し"の意味はその時分からなかった(笑)

"喉越しって何なんだろうなぁ"

と、ふと考えていたそんな時

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尾崎豊さんの生き様を表す漢文

尾崎豊さんの生き様を表す漢文

今日の小話小学生の頃、兄弟で近くの書道教室に通っていた。5歳上の姉と2歳上の兄がいて、2人がやっていたから自分もやると言い出したらしい。なんとも子供らしい理由だ。

結局小学校を卒業するまでの6年間習う事になるのだけれど、これといって字が上手くなった感覚はないしむしろ癖が強い個性的な書体になった気がする。

自分の字は嫌いではない。(もっと綺麗に書きたいけどw)きっかけはどうあれ習字を習って自分を

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尾崎豊さんについて

尾崎豊さんについて

小学生の頃、放送委員という係をやっていた。朝、全校生徒に向けた挨拶をこじんまりとした放送室からお送りするあの係だ。

僕はこれが大嫌いだった。当番の日は朝から震えてトイレから出られない日もあった。

放送室には自分1人。しかしマイクの向こうは数百人の生徒&先生方。目の前にいない相手に自分の言葉が届いてしまう事の緊張感がとてつもなかった。

だから今でも、目の前にいない相手に届けるのは一定の緊張感と

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