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#クラシック
これぞ、新時代のベートーヴェン! 高関健/シティ・フィルの「エロイカ」
東京オペラシティコンサートホールで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の定期演奏会を聴いた。
R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」作品59、第1幕および第2幕より序奏とワルツ集
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
指揮:高関 健
ヴァイオリン:南 紫音
前回聴いた高関健とシティ・フィルのマーラー5番は酷評してしまった
クラシック、私の10大事件簿
長年クラシックコンサートに通っているといろいろ事件がある。
ワイドショーネタにもなったサントリーホールでの聴衆乱闘事件の場にこそ居合わせなかったものの、私もそれなりの「事件」を目撃してきた。
今回はその中から10個、ご紹介したい。
1 コバケンの「わが祖国」で、聴衆が総立ち
2002年のチェコ・フィルとの来日公演で、十八番の「わが祖国」を指揮。
演奏後に恒例のスピーチがあり、サントリーホ
融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」
東京芸術劇場コンサートホールで、「千葉県誕生150周年記念 千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会」を聴いた。
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
J.S.バッハ<齋藤秀雄編曲>:シャコンヌ(無伴奏バイオリン・パルティータ第2番より)
ベートーベン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67
【アンコール】
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」
指揮:井上道義
管
純文学と大衆文学 小泉和裕/九州交響楽団の東京公演
サントリーホールで、九州交響楽団の東京公演を聴いてきた。70周年記念演奏会。
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40 TrV190
指揮:小泉和裕
唐突だが、芥川賞と直木賞の違いをご存知だろうか?
簡単にいうと、芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学(今でいうエンターテイメント小説)に授与される文学賞である。
小説フリークでなくても知っ
過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番
すみだトリフォニーホールで、「下野竜也 音楽総監督ファイナル 広響創立60周年記念東京公演」を聴いた。
細川俊夫:セレモニー ― フルートとオーケストラのための
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
指揮:下野竜也
フルート:上野由恵
ヴァントを超えた!
大袈裟な!って?😅
いえいえ、その理由をいまから説明します。
私の筆力で今日の感動を言語化できるか不安もありますが🥺
私
木を見て森を見ず 高関健/シティフィルのマーラー交響曲第5番
オペラシティコンサートホールで、東京シティフィル定期を聴いた。
シベリウス:交響詩「タピオラ」 作品112
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:高関健
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
20世紀を代表する迷指揮者であり名評論家である宇野功芳の造語に「体臭」がある。
使い方はこんな感じ。
バッハよりカザルスの体臭を感じさせる(指揮作品に関して)。
モーツァルトよりバーン
お金を払って聴くべき音楽とは 汐澤安彦/足立シティオーケストラのチャイコフスキー
ギャラクシティ西新井文化ホールで、足立シティオーケストラ第71回定期演奏会を聴いた。
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
リスト(ミュラー編):ハンガリー狂詩曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第4番
【アンコール】
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
指揮:汐澤安彦
御年85歳の長老、汐澤安彦が聴きたくて出かけた。足立区に行ったのは初めて、かも?😅
汐澤
知的な「オルガン付き」に不完全燃焼 ピエール・ブリューズ/東京交響楽団
ミューザ川崎で、東京交響楽団の「名曲全集」を聴いた。
ドビュッシー/ビュッセル編:小組曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 op.61
【ソリストのアンコール】
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース op.6
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 op.78 「オルガン付き」
指揮:ピエール・ブリューズ
ヴァイオリン:MINAMI (吉田南)
オルガン:
音楽は器との調和があってこそ 安達真理のヴィオラ・リサイタル
王子ホールで、安達真理のヴィオラ・リサイタルを聴いた。
クラーク:ヴィオラ・ソナタ
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ
《アンコール》
平野一郎:あまねうた
ヴィオラ:安達真理
ピアノ:江崎萌子
こちら、榎本文化財団の主催で無料のコンサート。
私は安達さんのツイートで公演の存在を知り申し込んだが、開場前にホールに行ったら高齢者ばかり😅 クラシックの将
手綱を握った音楽の面白さとつまらなさ 秋山和慶/フィルハーモニック・ソサィエティ・東京
東京芸術劇場コンサートホールで、フィルハーモニック・ソサィエティ・東京第13回定期演奏会を聴いた。
モーツァルト交響曲第39番 変ホ長調 K.543
R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 作品40
指揮:秋山 和慶
管弦楽:フィルハーモニック・ソサィエティ・東京
オーケストラ・ダスビダーニャの公演の帰りに、池袋駅構内でこの公演ポスターを見かけた。こちらもアマオケ。
おそらく小澤征爾が亡
フォルテッシモほどの魅力がピアニッシモにはなく オーケストラ・ダスビダーニャの「レニングラード」
東京芸術劇場コンサートホールで、オーケストラ・ダスビダーニャを聴いた。
ショスタコーヴィチ:
祝典序曲 作品96
オペレッタ「モスクワ・チェリョームシキ」による組曲 作品105a
交響曲第7番 作品60「レニングラード」
指揮:長田雅人
以前から聴きたかったショスタコーヴィチ専門アマオケ。
プロオケの楽団員よりショスタコーヴィチを弾いてるのではないか😅
4月にはシベリウス専門アマオケのア
小澤征爾の思い出 (宇野功芳による伝説の「エロイカ」評付き)
小澤征爾の思い出
小澤征爾が亡くなった。
最初に書いておくが、私は小澤征爾の熱心なファンではない。実演は3回接しているが、心の底から感動した体験はない。
だから、朝比奈隆や宇野功芳を追悼する言葉とは必然的に変わってくるだろうと思う。
私がクラシックを本格的に聴き始める前、知っている指揮者といえばカラヤン、小澤征爾、佐渡裕くらいだった(佐渡さんはメディアによく出て顔が売れていた)。
小澤征爾
名画が汚されるのを傍観する人たち 井上道義/NHK交響楽団の「バビ・ヤール」
NHKホールで、NHK交響楽団の第2004回定期公演Aプログラムを聴いた。
ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ「クラップフェンの森で」作品336
ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲 第1番 -「行進曲」「リリック・ワルツ」「小さなポルカ」「ワルツ第2番」
ショスタコーヴィチ:交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
指揮:井上道義
バス:アレクセイ・ティホミーロフ