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うつの経過16年分

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1人の1つの鬱の事例。 ある日突然始まり前兆に気づく事も出来ず。 向き合い対峙し時に諦め絶望と期待の繰り返し。
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#自分

様子がおかしくなる手前の生活(家族)1/6

様子がおかしくなる手前の生活(家族)1/6

うつ病になる前の働き方は別で記載しましたが、同時進行での同じく家庭内での出来事も下記に残します。

※【注意】結構センシティブな内容になり、暴力やアルコール依存に関する表記が出ますので好まない場合はここで閉じてください。

一生懸命仕事に勤しみ働きながら生活を自立させてきた。

まさに寝る魔を惜しんで働く。働く。働く。
起きている時は全部100%仕事ばかり。

結婚については「そのうち」
と考えて

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様子がおかしくった急性期の症状(初期1-2ヶ月と今)

様子がおかしくった急性期の症状(初期1-2ヶ月と今)

うつ病と向き合う前に状況を受け入れる事が私には全く出来ませんでした。必死に発生している状況に抗います。何度も何度も。

次第に、抵抗をあきらめる事になります。
疲れたのと抵抗すれば倍返しで症状が悪化します。

その時の思いを残します。

時間が流れ、その中に自分だけ違う速さで存在している。周りから明らかに置いていかれる不思議な体感。

試行錯誤し、私なりに仕事に戻れるようになった時にも常につきまと

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患者が見た患者 — 心療内科の世界 — (待合室にて)

患者が見た患者 — 心療内科の世界 — (待合室にて)

昨日まで気にもせず通り過ぎていた場所がそこはある。

誰にも必要とされていないのでなく、昨日までの自分には必要がなかっただけ。自分の身に起きなければ、どこか他人事で覚えてもいないし存在も知らない。尋ねる前日まではそう思っていたのが自分。

初めてくぐる扉の向こうはまだ見た事の無い世界。
何度も行けば慣れのような感じを覚えますが、最初は行く時にはメンタルやら心療内科やら精神科など名前を見るだけだけで

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様子がおかしくなる手前の生活

様子がおかしくなる手前の生活

自分で気づいた時には止まらない壊れ急ぐかの如く、まさに馬車馬のような序章です。

劣等感

後にも先にも出てくる私の課題は劣等感です。
劣等感が強く、人より秀でたものがないため人が休んでいる間に自分は動くが信条でした。何かの穴を埋めるが如くあらゆることを急いでいました。体を過労で大きく壊したこともない為、怖いもの知らず(=「無敵」)です。

今、未だ、劣等感は綺麗に残ったまま。

劣等感は自分の「

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『バランス』はつねに変化

『バランス』はつねに変化

鬱(うつ)✖️バランス私の場合は適応障害を患い、その後3ヶ月を経過した所でうつ病を発病しました。

原因となった1つ1つの事は小さな事であり、健康時には見過ごしたり見ないフリをし、気づいたらその大半は流し、生きていけることばかりです。

日々の事柄など、細々覚えておらず忙しく、慌ただしい毎日が過ぎていきます。小さなストレスは本来忘れたり、消えていくものですが、どこかで引っ掛かったったり、拘ったり、

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