『バランス』はつねに変化
鬱(うつ)✖️バランス
私の場合は適応障害を患い、その後3ヶ月を経過した所でうつ病を発病しました。
原因となった1つ1つの事は小さな事であり、健康時には見過ごしたり見ないフリをし、気づいたらその大半は流し、生きていけることばかりです。
日々の事柄など、細々覚えておらず忙しく、慌ただしい毎日が過ぎていきます。小さなストレスは本来忘れたり、消えていくものですが、どこかで引っ掛かったったり、拘ったり、我慢したりしすも度を越せば心身ともに不調が生じます。
ある日前触れも予兆なく『心身の器からから水が溢れ出します』
溢れた水は二度と元には戻りません。
発症を堺に自身の目に入るその世界は一変し、時計の針が止まったかのごとく時間の流れも変化し1秒1秒が自身を切り刻む体験をしました。
耳に聞こえる言葉も同様に多くの声が心無いに聞こえました。
そして今日に至ります。心のバランスは常に変化しています。
鬱の発症をしてしまった時、病状の変化に応じ対応出来る方法や試してみると案外出来る事も変わってきます。こうして書くのはわずかですが、1つ1つはとても自分には時間を要しました。
1人ひとりに生い立ちや環境があるように1人ひとりに起こり得る症状や期間も決まっていません。それがこの病気の厄介な部分だと思っています。自分だけでなく周囲も巻き込みますし、自分が対応に苦慮するよう、ある意味周囲も苦慮します。
1つずつ自分の体験した事、試した事を記載し紹介していきます。
下記は今後の予告のダイジェスト・・という感じです。
鬱(うつ)の発症要因
同じ病気を抱えていてもそれぞれにエピソードがあり原因も違うと思います。露われていた期間や組み合わとなる事象は非常に多様にありますが、
私の場合は下記の事が絡み発症に至りました。
・生い立ちや家庭環境
・人間関係(友人知人、兄弟、親子、夫婦)
・仕事
・健康(食事、運動、睡眠)
・考え方
鬱(うつ)って??
病の名前はありますが、外傷性のものと相違し、目安はあっても全ての人に当てはまりません。また周りが理解しにくい病気である事。
この2つが病と同様に最初に厄介な所だと思います。
治る人もあれば、比較的早期に安定する方もおられますが、私自身はこの病気と15年以上付き合い10年を超えた所からようやく少しばかりお近づきになれたような気がしています。
「うつ病」の症状がよくなって普通の生活ができることを、通常、完治とは言わず、寛解といいます。 寛解とは、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指します。 すなわち、「うつ病」は完治をするのがなかなか難しい病気であることの裏返しなのだと思います。
自身は当初ひつこく完治を目指しましたが、とてつもなく完治の壁が高く、無理だと何度も思い知らされ、うまく同居する事を選択しました。
鬱(うつ)を対象とした服薬
色々試しました。結構な種類や量を飲んでいた時期もあります。ODもしたり、断薬もしたり無茶な事をしました。今はずいぶん服薬の種類も量も減っていますが、その辺りの自分の考えも紹介していきたいと思います。
・医師に言われるがままに飲んで良いのか、いけないのか。
・薬を断ちたくなった時にして良い事、いけない事。
・薬剤師からの情報のみでなく自身で調べ薬効を把握する事。
・作用を(ベネフィットとリスク)理解した上で服薬する事。
・西洋医学と東洋医学を併用した症状緩和への試み。
これとて誰にも教えてもらえないので、自身で会得した方法が複数存在していますのでご紹介していきます。
良い医者の選び方
自分にとって都合の良い医者でなく、自分にとって良い医者と出会う事は自身の安全や安心に繋がるだけでなく、完全回復に至らぬとも、生活のやり直しを進める上で重要な部分になります。
・話しやすく自分に合う医者選び
・治療方針と自分のライフスタイルに合う医者
・行くだけで疲れない病院選び
病状の回復を助ける各種公的制度
私はこれまで国や自治体に用意されている制度を利用してきました。
状態に応じ役所や病院で聞いたりしつつも、自分で1つずつ調べ確認し利用をしてきました。経済的負担の軽減と病状の回復を助けてくれる役立つ制度です
・傷病手当金(厚生労働省)
※国民健康保険には傷病手当金はありません。
・自立支援医療(精神通院医療)制度について(厚生労働省)
・医療費助成制度
※全国の自治体(市区町村)には、自治体独自の条例で定めた医療費助成
制度があります。 医療機関の受診で発生する医療費の負担を軽減すること を目的としており、医療費助成制度の該当となった方の医療費の全部または一部を、お住まいの市区町村の自治体が負担する制度です。(公費負担)
・精神障害者保険福祉手帳(厚生労働省)
◎上記、発病から流れ的に取得出来る内容の順番になります。その他、国、地方自治体での福祉制度がありますが、一度に全ては取得できませんし、少なく活用し症状が寛解に至れるのが一番の良いと思います。