マガジンのカバー画像

組織風土、組織開発

87
Purpose経営、組織の変革、など関心のあることを徒然なるままに・・・
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

ビジョンを語って反応を見る・・・それは面接ではありません

ビジョンを語って反応を見る・・・それは面接ではありません

 ダイヤモンド・オンラインから『実績が超優秀でも組織を壊す「要注意人材」を、面接でどう見抜くか』。「これは良い人材だ」と思って採用したはずの人が組織に馴染めずさまざまな問題を引き起こし、業績に貢献するどころか成長の足かせになってしまう。そんな失敗をしないために経営者が気を付けることとは。

 筆者は、採用時に候補者の過去の実績に惑わされ、”カルチャーフィット”を見抜く目に欠けているケースが少なくな

もっとみる
上司とメンバーのWell Being

上司とメンバーのWell Being

 ダイヤモンドオンラインより、『社員が「幸せ」になると会社の業績が伸びる』。最近よく耳にする『幸福学』の第一人者である慶應大学教授の前野隆司先生へのインタビュー記事です。
 前野先生は、今 問題を抱えている経営者や管理職は部下と信頼関係を築き、一度"管理"という概念を手放してみた方がいい、としています。

 前野先生は、1500人の日本人を調査した結果から、人の幸福は次の4つの要素で決まるとしてい

もっとみる
それってコロナのせい?

それってコロナのせい?

 立教大学の中原淳先生のブログから『あなたの組織は「自組織の課題」を誤解して「場当たり的な解決策」を講じている!?』

 組織の中では、「目に見えやすい現象」に対応する「原因」がなんとなく認識され、それに対する「解決策」がなんとなく決められてしまいがち・・・というお話です。

 中原先生によると、関係者が、最初に「課題」だと認識しているものは意外と「解くべき課題」ではなく、現場をまわってヒアリング

もっとみる
ウェビナーを開催しました

ウェビナーを開催しました

本日、「With コロナを生き抜くための経営者のLeadershipと人材戦略」というテーマでウェビナーを開催、200名を超えるお客様にご視聴いただきました。

ご一緒したのは「7つの習慣」でお馴染みのフランクリン・コヴィー・ジャパン副社長の竹村富士徳先生。テンポよく、しかも熱のこもったご講演に、自分のプレゼンテーションが控えているにも関わらず思わず聴き入ってしまいました。

もっとみる
在宅勤務を永続化すべきか

在宅勤務を永続化すべきか

Harvard Business Reviewの最新記事から『あなたの会社は在宅勤務を永続化すべきか 〜リモート前提の業務再編がパンデミック以降の成否を分ける』

チーム全員が同時に同じオフィスに集まる日は過去のものになりつつある、という前提で、「新たな仕事の世界」、すなわちリモートワーク(と出勤者が混在する状態)を前提とするマネジメントを確立することが企業のパンデミック以降の成功

もっとみる
三菱重工が成果型評価 まず4万人、若手つなぎ留め

三菱重工が成果型評価 まず4万人、若手つなぎ留め

本日の日本経済新聞(夕刊)から、三菱重工が国内グループ従業員4万人を対象に人事評価制度を役割・成果主義をベースに見直すことを伝える記事です。

年齢に応じて上がる「基本給」と役割や成果に応じて支給する「仕事給」の比重の変更などを行なうもので、今話題のジョブ(職務)型とは異なりますが、急速に進む世代交代への対応や優秀な人材を獲得するため役割や働きによって給与格差を設ける狙いがあるよう

もっとみる
ジョブ型を盲信しない

ジョブ型を盲信しない

今朝(10/9)の日本経済新聞から、『ジョブ型雇用への道筋は』。テレワークの急速な普及に伴い一気に加速したジョブ(職務)型シフトへの議論。4人の識者がそれぞれの立場から明快に自論を主張しています。

何の準備もないままにテレワークの世界に放り込まれたことで一気にマネジメントが破綻したせいか、ジョブ型を救いの神のように全肯定する論調が多いですが、実際には様々な課題があります。

今回の4

もっとみる
ひとりじゃない

ひとりじゃない

 本日、社内で2つの非公式グループのミーティングがありました。

 一つは部長〜執行役員の4人で、もう一つのグループは30代前〜中盤の若手マネージャー陣6人+私。

 いずれも、現状に危機意識を持ち、自ら未来を変えていこうと行動を起こした人たちだけに、議論も白熱しました。

 詳しい内容には触れられませんが、いずれのグループも、きっかけはある1人の思いを耳にしたもう1人がグループを招集したことによ

もっとみる
70歳定年はすぐそこ

70歳定年はすぐそこ

 ビジネス+ITの最新記事から、『今後起きる「シニア争奪戦」、企業側の勝負は「これから2~3年」だ』

 2021年施行予定の「改正高齢者雇用安定法」。企業には本人の希望に応じて70歳までの就労機会の確保が義務付けられます。
「70歳まで“使えないオジサン”の面倒を見なければならない」、「年金も十分にもらえないから70歳まで働かざるを得ない」、といったネガティブな文脈で語られることが多い「定年延長

もっとみる
日本企業の旧くて新しい課題

日本企業の旧くて新しい課題

 青山学院大学名誉教授で国際経営学をご専門とする林吉郎先生の著書『異文化インターフェイス経営』、1994年に出版されたものです。

 グローバル経営において課題となる異文化間のコミュニケーションギャップが、現地駐在員の異文化コミュニケーションの問題に変わってしまっていることを問題視し、そのギャップを、本社の問題と捉えて異文化インターフェイスをデザインすることで解決を図るべきであることを主張してい

もっとみる
人材要件の言語化の極意

人材要件の言語化の極意

 グループとしてのデビューを目指す9名のオーディションとレッスンの過程を描いたドキュメンタリー番組「Nizi Project」 。全20話がHuluで放送され、注目を集めているのはプロデューサーのJ.Y. Park氏。都度メンバーたちに伝えられた数々の言葉が示唆に富むもので、「人材育成の教科書」とも言われ、ビジネスパーソンにも注目されています。
ダイヤモンドオンラインの連載記事。今日紹介する記

もっとみる
イマドキの若者を育てる“言葉学”

イマドキの若者を育てる“言葉学”

グループとしてのデビューを目指す9名のオーディションとレッスンの過程を描いたドキュメンタリー番組「Nizi Project」 。全20話がHuluで放送され、注目を集めているのはプロデューサーのJ.Y. Park氏。都度メンバーたちに伝えられた数々の言葉が示唆に富むもので、ビジネスパーソンにも注目されています。

記事が伝えるJ.Y.Park氏の言葉の8つの特徴は、

1)Goodを先、

もっとみる